戻る

前ページ   次ページ

和書 1094378 (15)



イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み応えがあり、満足です。特に、野口勇氏に関った人々への著者のインタビューが興味深く、この本に命を与えていると思います。




イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 米国在住のノンフィクション作家が、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチの生涯を丹念に取材した初の本格的評伝。日本人の父野口米次郎、米国人の母レオニーの非嫡出子として1904年ロサンゼルスに生まれる。赤子の彼を日本に連れて渡る時から「幼い頃から美への目を養い、やがては自分の思いを表現できる何らかの技術をその手につけてやりたい」と誓った母親の願いがすべての始まりであった。13歳の時、母親に従ってアメリカに帰り、その後ニューヨークを中心として彫刻の制作に励む。
 1960年以降、建築家ゴードン・バンシャフトとの仕事が本格化、「大いなる始まり」の時代に入る。庭という小宇宙に活路を見出し、更に公共的仕事をする豊饒の季節を迎える。香川県牟礼に石の彫刻仕事場、よき石工との出会いがあった。
 1985年、ニューヨークのロング・アイランド・シティにイサム・ノグチ庭園美術館がオープン。設立の趣旨を「われわれが生きた時代と重要な関わりを持ちながら展開してきた、私の仕事の全体像を見ていただきたいためです」と述べている。(同名の庭園美術館は香川県牟礼にも設立されている)
 従来の彫刻家の枠をこえ、美術界でぶつかるあらゆる境界線を突破してユニークな意欲作を末永く後世に遺したイサム・ノグチ。一人の命が完全燃焼して、歴史の激流に翻弄されながらも美を追求した魂に感動せずにはいられない(雅)




維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ (小学館ライブラリー)
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

一枚の集合写真からその時代を描くという手法は「追跡―一枚の幕末写真」(1984年)で著者はすでに用いているが、前回は誰が写っているのか分からない写真であったのに対して、今回は写された年月日、時間を始めとして、被写体の人物の名前、経歴、その後がかなり詳しくわかっている写真を採り上げた。

著者はこの「エジプト写真」を見てからご子孫に会ったり、図書館や資料館を訪ねて情報を集めていたが、「池田一行三十四人」の中の名倉予何人(なくらあなと)に関するものだけが漠然としていた。この本の主人公とした一番資料豊富な三宅復一(みやけまたいち)が維新後もつき合っていたという名倉という人物に著者は引っかかっていたのだが、99%偶然から彼が書いた旅行記を見つける。その瞬間、著者はこのドキュメントを「本当に書こう」と決心した。

「池田一行三十四人」に関する資料は確かに豊富なのだが、文章の中に感情を現わしておらず、このような状態で何を感じていたかを推定するにとどまっていたが、名倉の旅行記は情景描写の細やかさとともに時に感情をムキ出しにして書かれており、また何物にも好奇心を抱き、抱いたとみるや、直ちに言葉もわからぬ相手に向かって話しかけるというその旺盛な実行力は「三十四人」の中で名倉が随一だった。

今は無き武士たちの当時の純粋な使命感や未来へ鋭い眼をギラギラ輝かしている姿が描写されていて、著者一級の作品に仕上がっている。随行した他の人々や当時のフランスの様子を表す写真も多く掲載されていて読んでいて面白い。





維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

一枚の集合写真からその時代を描くという手法は「追跡―一枚の幕末写真」(1984年)で著者はすでに用いているが、前回は誰が写っているのか分からない写真であったのに対して、今回は写された年月日、時間を始めとして、被写体の人物の名前、経歴、その後がかなり詳しくわかっている写真を採り上げた。

著者はこの「エジプト写真」を見てからご子孫に会ったり、図書館や資料館を訪ねて情報を集めていたが、「池田一行三十四人」の中の名倉予何人(なくらあなと)に関するものだけが漠然としていた。この本の主人公とした一番資料豊富な三宅復一(みやけまたいち)が維新後もつき合っていたという名倉という人物に著者は引っかかっていたのだが、99%偶然から彼が書いた旅行記を見つける。その瞬間、著者はこのドキュメントを「本当に書こう」と決心した。

「池田一行三十四人」に関する資料は確かに豊富なのだが、文章の中に感情を現わしておらず、このような状態で何を感じていたかを推定するにとどまっていたが、名倉の旅行記は情景描写の細やかさとともに時に感情をムキ出しにして書かれており、また何物にも好奇心を抱き、抱いたとみるや、直ちに言葉もわからぬ相手に向かって話しかけるというその旺盛な実行力は「三十四人」の中で名倉が随一だった。

今は無き武士たちの当時の純粋な使命感や未来へ鋭い眼をギラギラ輝かしている姿が描写されていて、著者一級の作品に仕上がっている。随行した他の人々や当時のフランスの様子を表す写真も多く掲載されていて読んでいて面白い。





一瞬の夏 (上) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み物としては面白いのですが、読んでいて少なからず反感を持つ内容です。
全編に渡り、主人公はカシアス内藤ではなく、沢木耕太郎であること。傍観者、批判者でしかないのに、かなり上から目線で書かれています。
ジムの横を徐行運転する電車。ふと見上げると、車中のサラリーマンと目が合う。たったそれだけでの事で、「サラリーマンはつり革にぶら下がっているだけの自分を恥じるように目を背けた」と言い切るのはなんぼなんでも失礼でしょ。東洋タイトル戦に向かう内藤選手が、移動の飛行機内でまだ、泣き言を言っている。それを前の席で聞いている沢木さんは「この期に及んで」と苦笑されるシーンがあるのですが、内藤選手き泣き言を言いながらも逃げなかった。沢木さんは、会社の面接が嫌で、途中で逃げ帰ったのに、彼を嗤う資格があるのか?
沢木作品は当時の若者に親しまれ 私も沢山読んだくちですが 大変偏りの強い内容なので、読まれるにはかなり客観的立場で読まれるよう、ご注意ください。




一瞬の夏 (下) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

4年に一度のアテネオリンピックの熱も残暑のように続く9月である。わずかな時間に発揮される凝縮されたエネルギーの発露がオリンピックやスポーツ観戦の醍醐味と思う。本書は一度は引退したボクサ―カシアス内藤の復活の中で見せる人間の弱さと強さそして、著者沢木が復帰支援にのめりこんで試合のコーディネーターにまで関わっていく様子に、おもわず、この二人を自分の事のように手に汗を握る。沢木さんが映画評論からスポーツライターまで手がける原点がこの本にあると感じる。




一瞬の夏
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

学生時代、一気に読んだ。
装丁が文章とうまくマッチしていて、保存版になった。
文庫版より絶対おすすめ!




一瞬の夏 上 (1)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み物としては面白いのですが、読んでいて少なからず反感を持つ内容です。
全編に渡り、主人公はカシアス内藤ではなく、沢木耕太郎であること。傍観者、批判者でしかないのに、かなり上から目線で書かれています。
ジムの横を徐行運転する電車。ふと見上げると、車中のサラリーマンと目が合う。たったそれだけでの事で、「サラリーマンはつり革にぶら下がっているだけの自分を恥じるように目を背けた」と言い切るのはなんぼなんでも失礼でしょ。東洋タイトル戦に向かう内藤選手が、移動の飛行機内でまだ、泣き言を言っている。それを前の席で聞いている沢木さんは「この期に及んで」と苦笑されるシーンがあるのですが、内藤選手き泣き言を言いながらも逃げなかった。沢木さんは、会社の面接が嫌で、途中で逃げ帰ったのに、彼を嗤う資格があるのか?
沢木作品は当時の若者に親しまれ 私も沢山読んだくちですが 大変偏りの強い内容なので、読まれるにはかなり客観的立場で読まれるよう、ご注意ください。




一瞬の夏 下
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

4年に一度のアテネオリンピックの熱も残暑のように続く9月である。わずかな時間に発揮される凝縮されたエネルギーの発露がオリンピックやスポーツ観戦の醍醐味と思う。本書は一度は引退したボクサ―カシアス内藤の復活の中で見せる人間の弱さと強さそして、著者沢木が復帰支援にのめりこんで試合のコーディネーターにまで関わっていく様子に、おもわず、この二人を自分の事のように手に汗を握る。沢木さんが映画評論からスポーツライターまで手がける原点がこの本にあると感じる。




愛しきSEXドライバー―スクールエイジの性白書
販売元: 廣済堂出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ