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和書 1094378 (16)



異文化のはざまで―英語と日本人の周辺 (異文化を知る一冊 E 49)
販売元: 三修社

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一貫して日本人と外国人との感覚と現実的な物事の
捕らえ方に対して鋭い洞察を持った中津遼子さん。
帰国子女が英語が出来てうらやましいななどと思って
いる一般日本人の無知さに対して、本当のコミュニケーション
の問題点を突き詰め、われわれにわかりやすく説明して
くれる。
人と人が言葉を通して理解するために本当に大切なもの
そのことを教えてくれるような本です。




異文化探検―アメリカからの風アジアからの波
販売元: 日経

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今をつかむ仕事―日本凡人伝 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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今をつかむ仕事
販売元: 新潮社

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妹へ、弟へ、最後の詩―昭和の遺書〈3〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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異論あり。―動かぬ日本を、動かすために
販売元: PHP研究所

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咬ませ犬 (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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‘91から93年かけて雑誌に発表され、後に単行本されたものを文庫化した作品である。

咬ませ犬と呼ばれたボクサー、公式戦記録もなくブルペン捕手として野球生活から引退しながら中日ドラゴンズの2軍監督になった男、競馬の世界では騎手や調教師などとは違い目立たない存在の厩務員、選手を引退した後も大学の監督として夢を追い続けるラガーマン、尖鋭登山に挑み続ける中年クライマー。

5編の短篇が収められたこの作品の主人公はいずれも一般には全く無名な人物ばかりである。ラグビー選手として有名であった坂田好弘にしても描かれたのは現役時のことではなく、引退後しばらく経ってからであり一般的にはその存在が忘れ去られた頃である。

しかし、彼らは一般的には無名でも、その世界に住む目の肥えた人物にはプロ中のプロと眼に映る人達である。

著者はそんな彼らの姿を、時間を惜しまない丹念な取材で描き出す。著者のどの作品を読んでみても判るのは、彼が「取材のための取材」は行わないということである。主人公となる人物達の日常にそっと近づき雑談を繰り返す。そして、その中からキーとなる言葉を自然に引き出していく。その人物と行動を共にしたりもするのだが、その人物のペースを乱すことなく一歩引いたところから見詰めている。著者には、主人公は取材をして作品を書く自分であるという気負ったところは全く感じられない。その人物のありのままを写し取っていく。

人物を描いたノンフィクション作品には年数が経つと色褪せたように感じるものも少なくないのだが、著者の作品はその対極にある。年月を経ても古さを感じさせなく色褪せることもない。それは著者がその人の“功績”ではなく“人物”を描いているからなのだろう。傑作!!




逆転―アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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沖縄返還前にはアメリカにならって陪審員制度があった
しかしその実態は非常に不平等なモノであった、という話
DQN米兵にけんかをふっかけられ米兵は返り討ちになり死亡
けんかをふっかけられた沖縄の青年らが傷害致死で捕まってしまう
その陪審員として招集された人物の視点で進む話である
陪審員もアメリカ人が大半で沖縄人が少なくて不利に進んでいく
主人公はPXとかに宝石を卸す会社の幹部で裁判と同時に会社にも危機か迫る
なんとその業績を嫉妬した民政府に無根拠な追徴課税をふっかけられ
会社は存続の危機に陥り沖縄から追い出されそうになってしまうのである
欺瞞と不条理に満ちたアメリカ占領下の情勢が興味深い一冊である





甦る鼓動 (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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私だけの勲章 (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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‘83から87年かけて雑誌に発表され、後に単行本されたものを文庫化した作品である。

ネオン街の流し、学生運動の闘志として名前は知られていたが、卒業後は路線変更しコンサルタント会社を立ち上げ成長を続けたものの最後は破綻した人物、御巣岳山の航空機墜落事故のスクープに成功したテレビクルー、正確な情報分析と人脈で凄腕と呼ばれる選挙参謀、そして、「浪速の春団次」阪神タイガース川藤幸三。

いずれもその世界では裏方であり、挫折を経験し這い上がってきた、あるいは這い上がろうとする人物である。そして、彼らはそれぞれ本書のタイトル通り「私だけの勲章」を持っている。

著者はそんな彼らの姿を、時間を惜しまない丹念な取材で描き出す。著者のどの作品を読んでみても判るのは、彼が「取材のための取材」は行わないということである。主人公となる人物達の日常にそっと近づき雑談を繰り返す。そして、その中からキーとなる言葉を自然に引き出していく。その人物と行動を共にしたりもするのだが、その人物のペースを乱すことなく一歩引いたところから見詰めている。著者には、主人公は取材をして作品を書く自分であるという気負ったところは全く感じられない。その人物のありのままを写し取っていく。

人物を描いたノンフィクション作品には年数が経つと色褪せたように感じるものも少なくないのだが、著者の作品はその対極にある。年月を経ても古さを感じさせなく色褪せることもない。それは著者がその人の“功績”ではなく“人物”を描いているからなのだろう。

著者が取り上げる題材は最初期の「働く若者」、その後の「臓器移植を扱った医療」、そして近年中心となっている「スポーツに関わる人物」に分けられ、この作品に収録されているような人物を取り上げることはあまりない。そういった意味でも貴重な作品である。



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