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和書 1094378 (44)



鎖国の感情を排す
販売元: 文芸春秋

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昨今日本白書 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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昨今日本白書
販売元: 新潮社

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淋しいアメリカ人
販売元: 文藝春秋

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淋しいアメリカ人 (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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連綿と売れ続け30年以上もの間にわたり版を重ねた名作。
アメリカへ旅行をする人だけではなく、結婚や駐在などで長期滞在者として行く人は
読んでおいた方がよいと、昔もいまも変わらない評価を与えることが出来る希有な著作。
データこそ古くなれど、ここまでの高い評価を与えることが出来る本は
アメリカ関連では他にはあまりないように思える。

初版発売時から確実に時は過ぎ行き、アメリカと日本の立場も微妙に変わったが、
この本に書かれているアメリカは今でも確かに存在している。
そして、発売当時に多くの日本人が眉をひそめたであろう
アメリカの風俗は、確実に日本にも上陸した。
当時の常識からすると信じられなかった「出会いの掲示板」を載せた新聞は
「出会い系サイト」として今では未成年者にも普及し、
社会問題にもなっているのを筆頭に
「かかりつけの精神科医」の存在も今では何ら珍しい事ではない。

桐島洋子女史の著作は玉石混合なのも事実だけれども、
この本は誰にでも自信を持って御薦めしたい。




サヨナラだけが人生だ―随想集「プロムナード」〈2〉 (随想集「プロムナード」 (2))
販売元: 恒文社21

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時の廃墟 (沢木耕太郎ノンフィクション)
販売元: 文藝春秋

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「時の廃墟」読んだ。
この本は沢木耕太郎の短編を収録している。
短編のテーマは自衛隊からミイラと同居してたおばあさんまで幅広い。沢木耕太郎の嗅覚によって選ばれたテーマたちは読者の好奇心を掻き立てる。独特の文体と取材の進め方、取材内容に対する考察に著者の着眼点の面白さがにじみ出ている。
一度は手にとってほしい本です。




有名であれ無名であれ (沢木耕太郎ノンフィクション)
販売元: 文藝春秋

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70年代に世間を騒がした人物たちに関するルポルタージュは、同時代とリンクしていないために、ピンとこないものがあったけれど、無名の人を題材に扱ったものはそれが書かれた時期がもう30年近く前であることを思わせない、ある種の普遍性をそなえていて読ませる。歯科医の老女と詐欺士の老女の話がこの中ではおすすめだ。




激しく倒れよ (沢木耕太郎ノンフィクション)
販売元: 文藝春秋

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~ 《栄光を手にすることは難しい。しかし、失った栄光を忘れ去ることはもっと難しいものなのだ》

 スポーツ選手の栄光より、その影に光を当てた傑作。

~~
 プロ野球をあきらめて、ゴルフの道を選んだ尾崎将司。長嶋と一緒に巨人に入団した名三塁手2人のその後。求道的に打撃を追い求め、やがて忘れ去られた天才バッター榎本喜八。長距離ランナー円谷幸吉の孤独。鬼才、輪島功一の本音。そのどれもが、輝かしい時代を持つだけに、本書で書かれた事実は、悲しい。しかしスポーツ選手の光は、その悲しさがあるから~~こそ輝くのではなかったか…。

 正直言って、沢木耕太郎の文体は、名文とは言い難い。しかも本書に収められたものは全て初期の作品であるため、未完成なのはなおのこと。
 しかしそれでも読めてしまうのは、そこに書かれている事実の力。そしてその事実を描けているのは、「見たものしか書かない」という彼の基本姿勢のなせる技だろう。~




男と女 (沢木耕太郎ノンフィクション6)
販売元: 文藝春秋

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~「火宅の人」に語られる檀は、破天荒で痛快といった感があるが、沢木が「火宅の人」の妻に長期インタビューを行いまとめたのが本書。彼の著作にしては珍しく、妻ヨソ子が一人称で語る内容になっている。

小説がいわゆる私小説であったことで、檀と愛人のことは周知の事実であったし、また当時のマスコミ(おそらく口コミによる波及だろうが)も放ってはお~~かなかったはずだ。それをネタに小説を作り上げた檀はヨソ子に対してどういった感情を持っていたのだろうか。ヨソ子は、私生活を小説としたことで「二重に苦しめられた」と語っている。

だが、夫婦の事は分からないとよく言われるとおり、この檀夫婦もよくわからない。ヨソ子は一雄が事をおこした時に一度家を出ている。しかし、荷物を取りに帰ったついで~~にまた家で暮らし始めた。このくだりが何とも不思議で、「なぜ帰ったのかわからない。一人で暮らして行く事が心細かったのかもしれない」というものの、よくあるように「子どもの事が心配で」ということは全く無かったと記されている。

一雄が愛人と暮らし始め、帰ってくる時は友人と一緒という環境。そして、一雄が家に落ち着くのは愛人と別れ50歳を迎える~~頃。そしてここから「火宅の人」の執筆が始まる。と同時に始まる一雄の体調悪化。ガンの宣告。ヨソ子は一雄を支え続ける。そして彼女が苦しんだ「火宅の人」の最終章をなんと口述筆記で支えたという。

女性が男性の背後にいて支え続けることが美徳とされた時代。ヨソ子はその時代の女性像を忠実に反映はしていないが、彼女の人生が檀一雄の人生にすっかり~~飲み込まれてしまったような印象がある。檀一雄との生活を振り返りヨソ子は語る。
「私はもう一度檀の妻となろうとしているのかもしれない」~


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