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和書 1094378 (78)



日本凡人伝 (1983年)
販売元: 弓立社

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日本領サイパン島の一万日
販売元: 岩波書店

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サイパンといえば、かつては玉砕の島といった印象がつよく、軽々に訪ねたり、語ったりしてはいけないものと、高校時代までの私は考えていました。
そしてそれは当時の多くの日本人の気持ちだったとも思います。
ところが70年代の後半からグァムに続いて、日本の手近な観光地としての開発が進むにつれ、お気楽なレジャー的話題ばかりが流通されるようになったような気がします。

もちろん日本人にとってのですが、サイパンの明るい側面も、悲惨な側面も、この本には描かれています。
悲惨な面では、とくに第9章の戦争の描写が圧巻。
軍拡を主張される方々には、ぜひ、この本を読んでいただいた後で、ご自説を再検証していただきたいと感じました。

沖縄からの移民に加え、山形からの移民が多かったというのも、この本で初めて知りました。
とくに山形の方は、ぜひ、ご一読を。
久々に大きく深い感動を覚えたノンフィクションの大傑作です。




ニュースの裏には「科学」がいっぱい
販売元: 文藝春秋

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ニュースの裏には「科学」がいっぱい (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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科学ジャーナリストの書く科学読み物、と言うのが正直余り好きではなく、その手のものはこれまでほとんど手に取ってこなかった。
ただ、本書はタイトルに「ニュースの裏」と言うフレーズがあって、ま、非常に気にいあらない人が「解説」なんぞを書いているからちょっとためらったけど、でもかって読んでみたわけです。
読後、これは面白いと思いました。
自分もこれまでに浅からず関係した、宇宙開発や原子力の問題で、まず非常に正確な情報ときちんとした論理展開で、更に公平な立場で言っている。
これはなかなか難しい事です。特に、巨大科学技術に何らか批判的な方の最もいけないことは、最終的な目的(例えば核廃棄物の問題がら原子力発電に反対など)に一定評価できる事なのに、専門外だからと言ってまるで知識を持っていない。あるいは偏った実に偏った情報のみで論理を構築しようとしている事が目に付くんだよね。そのために、解きにはかえって「正しい」運動の妨げになるような場合もある。
ものごとの議論には、正しい情報を正しく考えて、最後に自分の意見を述べよ、と言う本書のスタンスはとても気持ちいいし、また、常日ごろマスコミ人のあまりにも安直なスタンスに若干怒りを持っているものとしてはその通り、と声を上げたくなる文言が多く見られ、大変勉強にもなった良書でした。





人間の事実〈1〉生きがいを求めて (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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人間の事実〈2〉転機に立つ日本人 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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人間の事実
販売元: 文藝春秋

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猫のようにしなやかに地球を歩こう
販売元: 角川書店

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寝ても醒めても
販売元: 世界文化社

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ネロが消えた
販売元: 飛鳥新社

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子供のいない著者夫婦にとって愛犬ネロは子供も同然。そのネロ君が突然行方不明になってしまった。妻は夫を責め、夫は自分を責め、ふたりは心身ともにボロボロになりながらもネロを探す。死んでいるのか生きているのかもわからない不安。誰かに連れ去られたのでは?川に落ちて流されてしまったのでは?疑念はふくらむばかり。

ゴールデンウイーク中で捜索がはかどらないまま必死に探すふたりの姿は涙を誘う。無事にネロが戻ってきたときは安堵でもらい泣きしてしまった。猫バージョンの有名どころに内田百けんの「ノラや」があるが、愛する家族を(ペットは家族です!)突然失った飼い主の心情は狂おしい。


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