和書 12075841 (297)
古都の紫陽花 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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前作『古都の紅』に続く、オカルト体質・刑事の京介と、美貌の刀工・博雪のシリーズ(?)第二弾です。
前作が大好きだったので、続きが出たのは凄く嬉しかったんですが。
今回は、より京介のオカルト体質がクローズアップされていて、それはそれで面白かったし、内容も、博雪の刀工としての葛藤なんかも描きつつ、ミステリー&サスペンスタッチで楽しめたんですけど。
個人的には、京介と博雪のラブラブ振りが読めて嬉しかった反面、前作の要となっていた《紅と白》の二本の妖刀の話がほとんど無かったので、ちょっと物足りなかったかなぁ、と。
あんな凄い妖刀があるんだから、今回も、もう少し活躍(?)させてあげて欲しかったです。
話自体はしっかり作っておられて、さすがと思いましたし、出て来る人達(人で無い人達も)皆、味があって読み応えありましたが《紅と白》の出番も、もっと欲しかったので、限りなく☆5に近い、☆4評価とさせて頂きました。
是非、前作も読んで下さい!
お薦めです!
古都の紅 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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いわく付きの日本刀に喚ばれる、オカルト体質の刑事と女性が苦手な刀鍛冶のお話なんですが。
…って書くとコメディみたいですが(それも有るんですが)、何か惹きつけられちゃいました。
美人の刀工・博雪は、りりしいのにどこか可愛いし、刑事なんてやってるくせに体質がオカルトな京介はカッコイイのに、どこかボケたトコもあって。
要は因縁の刀の呪いを何とかしよう、って、半ミステリー?
でもラブ。
個人的に、とっても刀に興味が湧いちゃいましたので、この評価で。
孤独な花にくちづけを (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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奇才科学者船木の才能を巡り、周囲の人々が起こす情報戦です。
が、たけうち氏にしては珍しく、専門知識の波はやってこない。
そこがちょっと不満といえば、不満です。欲求不満。
けれど、単純なんだか複雑なんだかよくわからない
吉舎川というキャラがすばらしい。振り回されてる宏美と
一緒になって「なんなんだ、この人は？」と、
不思議がっているうちに、ストーリーは展開していき、
最後の最後でようやく納得がいきます。
ラブラブ度低目かなと、思いきや、アジアンタムふたたび、
にて、吉舎川独特のわかりにくい愛情表現もあって、
最後にウフッて感じでした。二度美味しいですヨ。
週末だけの恋人 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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集密書庫の情事。 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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もともと、図書館の奥の方、古い紙の香りのするあたりが好きでした。
そんな理由で手にとってしまったのですが。
このお話はその図書館のいわば舞台裏、受け入れ態勢が整う前の
本が置かれている集密書庫が舞台です。
学生時代、師事していた教授の計らいで1度だけ集密書庫にも
入ったことがあります。
その時の独特の雰囲気が本を読んでいてよみがえって来ました。
普段、特定の人間しか出入りしない場所だからでしょうか
秘密めいた事をするにはうってつけかもしれません。
暗い部屋、あたりを埋め尽くす本と、古い紙の匂い。
そんなものがお好きな方には舞台設定だけでオススメしたいです。
お話の方も、心の見えない部分にトラウマを抱え、
恋愛なんて必要ない、体が満たされればいいという深津と
心が満たされる恋愛がしたいという宮本のやりとりが
切なくてとてもよかったと思います。
派手なシチュエーションではありませんが
しっとりとした雰囲気を味わいたい方は是非手にとってみてください。
青菫館のはなびら (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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聖者は夜に沈む (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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先生の恋人 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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年下攻めで教員、クールな眼鏡受け、と設定としては私的ツボにはいってました。
でも内容は何だか個人的にはちょっと薄い気がしました。伏線かな〜、って思っていたトコロも何箇所かあったのですが最後まで触れずじまいで勿体無い。だからかあっという間にサラサラと読み終わってしまって・・・。でも何処が悪いのかといわれるとパッとは出てこないのですが、しいて言うのであれば攻め視点で書いてあるってことでしょうか。キャラの思考だだ洩れって感じです。あともっと受けに溺れて欲しいかったな、、、まぁ好みの問題もあるかもしれませんが。バーバラ片桐さん系が好きな方にはあまり向いてないかもしれません。
でもすごいどツボにくる桜城ややさんの挿絵が一枚あってそれと設定を元に３日くらい妄想できました。
なんだかんだ言いつつ結構楽しめた本です。だから星４つ。
絶対服従の掟 (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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蝶よ、花よ (アイノベルズ)
販売元： 雄飛
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作者いわく『和風ゴージャス』。主人公は老舗の和服屋の１人息子。そんな彼の実家が乗っ取られた！ 莫大な借金を作り父と義母は逃げ、その担保になっていた家屋敷は乗っ取りをかけた男のものに。足の悪い主人公など放り出せばいいのに、何故か男は『お前はいつも通り絵でも描いていろ』と命令して…。 とっても楽しかったです。健気な主人公がつぼにはまりました。ちなみに男（攻）の方もかなり健気（？）でした。好きな子をいじめちゃう系ですかね。一度読んでみてください。