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和書 12610961 (226)



伊賀の影丸 (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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「少年サンデー」に連載されていた横山先生の忍者マンガの嚆矢。服部半蔵の部下である影丸を中心とする伊賀忍者グループが様々な敵と戦う様子を描いたもの。対決が一対一ではなく、集団どうしの争い(局面では一対一だが)というのも実は新発明で横山先生の独創性を感じさせる。「リングにかけろ」等の後続の集団闘争マンガは皆この形式を踏襲していると言える。また、服部半蔵が架空の人物と錯覚している方が多いかもしれないが、実際に家康の家臣であった。その屋敷跡を現在、"半蔵"門線が通っているのである。また、TVでも人形劇として放映され人気を博した。「影〜ハッ、伊賀の影丸、影丸が行く」というテーマ・ソングは今でも耳に残っている。

また、様々な忍者が繰り出す奇想天外な技も見所である。特に影丸のライバル、不死身の邪鬼の個性はユニークである。この点、山田風太郎先生の作風に似ている。そんな中、常に"木の葉隠れ"という平和的な技を使う影丸が最終的に生き残る点に横山先生の思想が感じられる。そして、そうした破天荒な技の応酬だけでなく、「宇都宮城の釣り天井」、「由井正雪の乱」などの史実を織り交ぜ、物語に奥行きを持たせている。

小学生の時はワクワクしながら読んだものだ。忍者マンガの楽しさを教えてくれた思い出深い作品。





伊賀の影丸 (10) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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伊賀の影丸 (11) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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伊賀の影丸 (2) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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「伊賀の影丸」文庫シリーズ第2巻。
 若葉城の城主・若葉右近が幕府に対して謀反を企てているとのうわさがある。その真偽を確かめに城下へ向かった影丸と、阿魔野邪鬼率いる甲賀七人衆が激突する。特殊な身体能力を持つ甲賀七人衆に苦戦する影丸は、使命を果たすことができるのか。戦いはシリーズ第3巻へと続く。
 今後のストーリーにもたびたび登場する邪鬼との戦いが描かれており、見逃せない1冊となっている。




伊賀の影丸 (3) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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「伊賀の影丸」の文庫シリーズ第3巻。
 若葉城下の戦いで、甲賀七人衆とその首領・邪鬼に苦戦する影丸たちは、七人衆が持つ驚異的な身体能力の秘密を探るために甲賀の里へ忍び込む。敵地へ単身乗り込んだ影丸は、七人集の秘密を得て無事に帰れるのか。若葉右近の謀反の真偽は。若葉城と甲賀の里で繰り広げられる戦いに、決着がつく。




伊賀の影丸 (4) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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「伊賀の影丸」文庫シリーズ第4巻。
 葉山城に忍び込んでいる幕府隠密・伝蔵からの連絡が途絶えて2ヶ月。それを不審に思った半蔵は、影丸を葉山へ向かわせる。謎の忍者軍団に襲われながらも葉山城下へたどり着き、調査を始める影丸。それによって、少しずつ葉山城が抱える秘密が明らかになってゆく。
 シリーズでは珍しく、影丸はほぼ単身で敵に立ち向かう。影丸の天才忍者ぶりが存分に描かれている1冊。




伊賀の影丸 (5) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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私は、小学生の時にこの本で、慶安の事件を覚えた。漫画が日本史に役立つとは思ってもいなかったので、不思議な気がした思い出がある。漫画が本当の話(史実)も取り扱うとは小学生の時は思っていなかったからである。本当の話は由比正雪が当時の幕府に不満をもつ浪人や諸藩を集めていわゆるクーデターを企てるが事前に発覚して打ち首になるという事実。漫画はこの打ち首になったさらし首を偽ものと見破った者がいたところから始まる。で、ここにもまた例の阿魔野邪鬼が登場して、話をややこしくする。伊賀の影丸のストーリーの展開は当時としては斬新だった。影丸組から選ばれた伊賀忍者○人、相手方(今回は由比正雪チーム)からも選ばれた忍者○人が夫々得意技(忍法)で対決するという展開で、結構ハラハラドキドキさせてくれた記憶がある。それと、横山光輝ワールドというか、当時では一般的である勧善懲悪でない世界が展開されていて、当時(小学生)では気がつかなかった世界を今読んで感じる。それは、どちらの世界にもそれぞれそれなりの理由があり、それぞれの人生があるということが描かれてある。だから、伊賀の影丸は苦労の末、戦いには勝つが、勝っても相手を尊ぶ雰囲気となんとも言えない無常感が漂っていて、なかなか含蓄のある作品となっている。是非一読をお薦めします。




伊賀の影丸 (6) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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伊賀の影丸 (7) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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「伊賀の影丸」文庫シリーズ第7巻。
 七つの影法師と名乗る7人の忍者が江戸へやってきて、幕府が抱える公儀隠密に戦いを挑む。その挑戦を受けた服部半蔵は、影丸たち伊賀忍者の精鋭7人に、影法師と戦うように命じる。
 この、「七つの影法師の巻」では、他の巻に比べ、いかにも忍者らしい「忍術」、「忍法」の応酬が多く描かれている。しかも、その密度は濃く、次々と戦いが展開し、非常にテンポの良い作品となっている。「伊賀の影丸」シリーズの中でも、特にお勧めしたい一冊だと思う。




伊賀の影丸 (8) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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 「伊賀の影丸」の文庫シリーズ第8巻。
 秋月藩にかねてから潜入している幕府隠密・藤次からの連絡が途絶えたことをきっかけに、服部半蔵は影丸ら2人の忍者を秋月藩に派遣する。その秋月藩には、かつて影丸と戦って敗れ、生死が不明であった甲賀忍者の阿魔野邪鬼がいた。邪鬼を加えた凄腕武芸者たち、忍者軍団・土蜘蛛党、そして影丸たちが三つどもえの戦いを繰り広げ、その戦いの行方は秋月藩の未来を左右する。
 一部、なんとなく先の展開が読めてしまうところもあるが、影丸と邪鬼の単なる敵味方を超えた関係が展開するなど、楽しめる要素は満載である。邪鬼ファンには特にオススメの一冊。


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