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異界への旅―水木しげる作品集 (3) (中公文庫―コミック版)
販売元: 中央公論社

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異界への旅―水木しげる作品集 (4) (中公文庫―コミック版)
販売元: 中央公論社

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伊賀野カバ丸 (1) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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これほど爆笑できる少女漫画(?)はかつて無いのではないか?この漫画は小学生だった私の人生を変える面白さでした・・・。当時もの凄いファンだった私は、一度だけ亜月先生から年賀状を頂きました。ありがとう、先生・・・。




伊賀野カバ丸 (2) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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「カバ丸」シリーズ第二作。ヤキソバのため(!)、カバ丸が沈寝の手先になってしまうという冒頭から始まる。いよいよ、沈寝の本性が現れてくる。

沈寝の陰謀のため、カバ丸は学園対抗駅伝大会に出る事に。しかし、カバ丸の常識外れの行動に周囲が振り回される展開はルーチン的とは言え面白い。院長の蘭とヤキソバ屋のスー婆さんの掛け合いも面白い。カバ丸は間違えて、全日本駅伝で走ったりするのだが、結局学園を2位に導く。1位になるのを妨害したのは、カバ丸が幼少の頃一緒に修行に励んだ霧野。これ以降、カバ丸と霧野はライバルとして闘って行く。最後に、カバ丸が忍者である事に沈寝が気付いた所で次巻へ続く。沈寝の暗躍によって、学園ものとしてのストーリーの起伏は出てきたが、反面ギャグがパターン化して来ている。その中で、院長への愛とカバ丸への偏見との間の板挟みで良心の呵責に苦しむ教頭の姿が哀れと可笑しさを誘って光る。

本作が「別マ」に連載されていた頃、「亜月裕って本当に女性 ?」と疑ったほど、女流漫画家の域を超えて男性にも楽しめる傑作学園コメディ。




伊賀野カバ丸 (3) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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「カバ丸シリーズ」第三作。本作辺りから、大久保家が経営する金玉学院とライバル王玉学園の抗争が前面に出て来る。

冒頭のカバ丸と野々草が王玉学園に乗り込むシーンから笑わせてくれる。王玉学園のボス前島が麻衣に恋しているという設定も事態を複雑にして巧み。前島は誤って、ヤキソバ屋のスー婆さんにラブレターを出してしまうのだ。これを巡る挿話は抱腹絶倒。そこへ、前島が沈寝にバットで殴りかかる事件が。傍に別の生徒がいたので、沈寝はワザとよけない。カバ丸の応急処置を受けた後、沈寝は入院する。病院でのドタバタも面白い。特に、院長への愛とカバ丸への偏見との板挟みで良心の呵責に苦しむ教頭が可愛い。沈寝はこの事件をキッカケに仲間内で「カバ丸流体力作りの会」を計画するが、それを院長は全校生徒に広めてしまう。そして、体力作りの場所は何と、カバ丸の生まれ故郷...。

本作が「別マ」に連載されている時は、喫茶店で本作を読むのが楽しみだった。「亜月裕って本当に女性 ?」と思える程、アクションを主体にした傑作学園コメディ。




伊賀野カバ丸 (4) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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「カバ丸シリーズ」第四作。「カバ丸流体力作りの会」のため学院一行はカバ丸の故郷へ。その体力作りの様子と過去への感傷が描かれる。

体力作りの会長としてカバ丸は張り切るが、いざ故郷へ戻るとジッチャンの影に怯えるハメになる。一方、疾風も偵察のためカバ丸達の後を追うが、故郷ではやはり過去への感傷に浸り、失踪の事情も明らかになる。才蔵は一行を見守るため姿を隠し近づくのだが、それが上述の通りカバ丸を怯えさせ、沈寝をも驚かす事になる。この辺のギャグは面白い。院長は唯一人、正体不明の"怪人"が生きた才蔵である事を見抜くが、そのため才蔵への思慕の念が強まり、吹雪の中を才蔵を探しに出歩いて行方不明に。それを追った麻衣もまた行方不明に...。

女流漫画家にしてはバスター・キートン流のアクション主体の学園コメディを描いて来た作者だが、本作は舞台がカバ丸の生まれ故郷という事もあって、過去と現在の各自の思惑が交錯する叙情的異色作。




伊賀野カバ丸外伝 (1) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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「外伝」という題名の通り、シリーズとは別のカバ丸の幼児期やシリーズ後の話などを三篇収めたもの。特に「出逢い」はカバ丸ものの最高傑作と言って良い感動作である。

「出逢い」ではカバ丸の幼児期が描かれる。母に死なれたカバ丸と捨て子の疾風。失意の二人だが、子供特有の回復力で程なく仲良く遊ぶようになる。そこに現れる自殺志願の女子高校生。その女子高校生の命をカバ丸の純粋な心が救うのだ。読んでいて涙が溢れる感動作である。「じゃぱにーず・ひーろー」はシリーズ後の話。カバ丸の幼馴染の誠樹がカバ丸達の所へ訪れるシーンから始まる。ただし、カバ丸は誠樹の事は覚えておらず、誠樹が持っているお菓子にだけ興味を示す。この辺のギャグは相変わらず可笑しい。疾風が誠樹を覚えていたため、やっと話が繋がるが、誠樹の相談とはやはり幼馴染の未緒の事。未緒は忍者のカバ丸達も驚く程の不思議な能力を持つ少女で、流石のカバ丸も覚えていた。その未緒がピンチに陥っているというのだ。カバ丸は未緒を助けるため京都へ向かうが、久々の都会で抱腹絶倒の行動を繰り返す。そして疾風の力も借りて、未緒の力(実は超能力)を利用する美術品窃盗団を粉砕する。幼馴染どうしの心の連帯とアクションを巧みに織り交ぜた佳作である。もう一篇は、アラブの王子をカバ丸が守るという爆笑国際的コメディ。

本書はカバ丸の魅力が凝縮された傑作短編集である。特に、「出逢い」は舞台設定と"心の純粋さ"というテーマが読む者の感動を誘うカバ丸ものの代表作だと思う。




伊賀野カバ丸外伝 (2) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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伊賀野カバ丸+―亜月裕ど爆笑伝説カバタリの章 (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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伊賀の影丸 闇一族 (文庫版) 【コミックセット】
販売元: 小学館

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