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和書 3327231 (213)



十五代将軍徳川慶喜―歴史・文化ガイド (NHKシリーズ)
販売元: 日本放送出版協会

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義経をめぐる群像 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・東西傑物伝)
販売元: 日本放送出版協会

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いまに生きる古代ギリシア (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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本書は2007年7月から9月まで「NHKカルチャーアワー 歴史再発見」
で放送された「いまに生きる古代ギリシャ」のテキストです。
講師および執筆は古代ギリシャ史が専門の桜井万里子女史です。
オリンピック、ポリスと市民、古典作品、演劇、映画、学問、
デモクラシー、政治思想・政治用語、歴史学などの観点から
古代ギリシャ世界をとらえています。
細部まで深くアプローチはしていませんが、古代ギリシャを
総合的に学ぶのに利用できるテキストだと思います。

二点ほど印象に残ったことを述べたいと思います。
第9回「学問の誕生」では古代ギリシャの女性たちは
どのような役割を課せられたかなどについて説明されています。
女性は社会から出産を強いられ、また医学は男性の身体を
中心に据えるなど、古代ギリシャ世界の女性たちは
社会の隅に置かれるたり、今日以上に大きなプレッシャー
にさらされていたりしました。
しかしたとえそのような傾向があるとはいえ、
『ヒポクラテス全集』において出産よりも個々の女性の
身体と精神への配慮がある(135頁)との
桜井女史の指摘は興味深かったです。
また第13回「歴史学――ヘロドトスの復権」では、
政界や財界の人々の歴史を軽んじる現在の状況に憂いを表明しています。
その上で「聞いたままに記す」という姿勢で
「ヒストリエー」=「調査・探求」した
ヘロドトスは大量の民族誌的叙述を含んだ史書を残しました。
これは現在の歴史学の在り方、つまり人間社会の
多様性や意外性を視野に入れながら史料に向き合うという点で
共通することだとしています。
「ヘロドトスは20世紀になって≪歴史の父≫になった」(F・アルトーグ)
の言葉を支持する桜井女史の姿勢からは歴史学に対する熱い想い
と歴史に対する無関心と戦っていこうという情熱が伝わってきました。




皇帝たちの中国史 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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中国という空間を長城より南の地域だと設定し、
任意にある王朝のある皇帝の治世を見ていくという方法で
中国史を編み出しています。

本書では筆者は皇帝たちを、自分の意志で動いたというよりも、
その時代・社会によって生み出され動かされた権力者として描いています。
また、中国の歴代の王朝は全体的に学術・文化など“文”を
“武”よりも尊重していたとしています。
中国において一元的支配に依存する土壌が形成されていく過程も、
厳選したトピックに言及しながら、描かれています。
同時に、日本にも類似のことが存在していないか、
と最後に稲畑氏は読者に警鐘を鳴らしています。
ある王朝の一時期だけを見て、その王朝全体の特質を見ることに限界はありますが、
非常にユニークな中国史となっています。

【以下、登場する皇帝たち】
秦―始皇帝、漢―高祖および武帝、魏―武帝(曹操)、
唐―太宗および則天武后および玄宗、宋―徽宗、元―クビライ、
明―万暦帝、清―乾隆帝および宣統帝




古代ローマ生活誌 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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大学時代に樋脇先生の授業を取りました。
とても面白かったです。

残念なことに、私の在学中に講師を辞められてしまったので、
2年間しか講義を受けられませんでした。

大学を卒業して、この本に出会い、そして学生時代のあの楽しい歴史の授業を受けている
心地がしました。このレビューを見てくださった方も、興味深い歴史探検を
いかがですか?








聖武天皇とその時代―天平の光と影 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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中世ヨーロッパ生活誌 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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ヨーロッパ中世を5世紀後半(西ローマ帝国の滅亡)から15世紀と設定し、
主にフランスを舞台にしています。
本書は4つのメイン・テーマから構成されています。
まず「中世ヨーロッパ社会とは何か」ではヨーロッパ社会の根底にあるローマとゲルマンの伝統、
キリスト教との関係、民衆と資源の支配者である領主について述べられています。
領主による民衆への暴力を教会が防ぎ、教会が地域の治安維持を担っていたというのは興味深かったです(31頁)。
そして「中世の人々の一生」では家族がテーマとなっています。
カトリック教会は夫婦の性的交渉に関して子孫を残すためではなく、
性的な不品行を予防するための必要悪と見なし、結婚を消極的にとらえているとしています(65-66頁)。
また、墓と住居の位置関係から死への「恐れ」が「畏れ」へと転換したというのも面白かったです(78-80頁)。
「衣・食・住」の章では民衆の住居、権力の象徴となった長い衣、メニューから見えてくる身分制社会について述べられます。
最後の「消費社会のあけぼの」では鉄をキーワードにして、中世においてヨーロッパでは鉄の使用は限定的であったとしています。
そして15世紀になると近代・現代社会の土台が形成されたとして本書を結んでいます。
中世は「暗黒時代」などではなく、古代の文化・習俗と新しい文化・習俗(例えばキリスト教など)が混じり、
その状態が定着していく時代であったと言うことができると私は思いました。
要望としてはフランスの中世の様子と他のヨーロッパの地域の中世との比較をもっとしてもらいたかったです。
ともあれフランス社会史を楽しめる一冊です。




ハプスブルク家とヨーロッパ世界 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
販売元: 日本放送出版協会

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篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)
販売元: 日本放送出版協会

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NHK大河ドラマを見て歴史を勉強したい方向き。
篤姫を知るために「大奥の歴史」、「幕末の動乱」、「島津家と薩摩藩」等が特集されている。

しかし、さすがにNHKはすごい。「大奥の歴史」をのぞいてみると
「大奥には江戸時代のイメージが強くつきまとうが、その原型は案外古く、夫が多数の妻妾を
持ちながら同居せず、用がある時のみ訪問するという形式(通い婚)が始まり」というように
平安時代にさかのぼるとのこと。大奥は「源氏物語」につながっていたとは、驚き。

また将軍は「「仕事」として何日かに一度は大奥に顔を出さなければならない。将軍もらくではない。」
には笑いながら賛成。

歴史派には、強くお薦めできます。




NHKスペシャル 新シルクロード 第1巻 楼蘭 / トルファン (NHKスペシャル)
販売元: NHK出版

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 シルクロードシリーズは歴史学や考古学の資料としても注目される、NHKが誇る名作である。2005年1月から放映が始まった「新シルクロード」は1980年に放送された旧シリーズのスタイルを踏襲しながら、25年間の社会情勢の変化と最新の研究成果を反映している。
 この本はその新シルクロードシリーズ取材記の第1集で、楼蘭の小河墓とトルファンのベゼクリク千仏洞の2篇が収められている。NHKの本は幅広く親しめるように作られているものが多いが、この本も例にもれず、語り口調に近い文体によって、かなり読みやすいものになっている。またふんだんに使われた図版も魅力的で、特に復元されたベゼクリク千仏洞第15号窟の誓願図をじっくりと楽しむのは、テレビでは不可能である。文章がくどい部分があるのは否めないが、内容はかなり充実しているので、高めの値段を考慮しても十分手元に置く価値があると言えるだろう。


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