和書 3327241 (38)
B‐29日本爆撃30回の実録―第2次世界大戦で東京大空襲に携わった米軍パイロットの実戦日記
販売元: ネコパブリッシング
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任務でマリアナに来ているとは言え、昼間からバケツ一杯のアイスクリームを食べる乗員たち。もちろんそこへ硫黄島から逆襲の爆撃があるが、壊されてもウィチタからは染み出るように新しいB−29がやって来る。不時着水したB−29は救難の駆逐艦が来るまでの間浮きつづけ、最後は駆逐艦の発砲でしぶしぶ沈んでいく。爆弾と一緒に間違えて燃料タンクまで投下してしまう。
一見ユーモラスなエピソードも沢山出て来るが、爆撃航行中の恐怖は想像に難くない。僚機も目の前で次々落とされていく。一番の戦慄は東京大空襲。作戦も強引(超低空爆撃)だが、先導機がまず焼夷弾で目標地点に四角の「枠」を火で描く。本隊はそのしるしの中へ順番に焼夷弾を落とす「作業」をする。これは日本側から非難される「逃げ場を無くす爆撃法」ではなかった。ただ単に後続機に分かりを良くするだけの行為に過ぎなかったのだ。そのくらい、単純な作戦だったのだ。だが結果は歴史に残る大虐殺だった訳だが、乗組員には正も邪もない。著者マーシャルも「早く任務30回を終えたい」ただその一心だったに違いない。リアリズムに溢れる内容だ。
「ハローラン虜囚記」は日本の捕虜取扱いの実態が描かれているが、これは他にこういう描写が少ないためとても貴重な文献と言える。
A・B・ミットフォード
販売元: 近代文芸社
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C.B.デフォレストの生涯―美と愛の探求
販売元: 創元社
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この本の存在はNHKの「こころの時代」で知りました。デフォレストの生涯を史実に基づき、忠実に描かれているのが良く分かります。読み始めるや、知らず知らず、彼女の人間性に引きずり込まれていきます。
特に、軍国主義下のキリスト教の扱いがどのようなものであったのかは分かりませんが、新聞記者との緊迫したやり取りは、臨場感がありました。学校長として学校を守るとともに、クリスチャンとして、自分に正直に生きたい気持ちが滲み出ています。
またマンザナ収容所(戦時中の米国での日本人収容所)の生活も慈愛に満ちています。
生涯を通して、こんなにまで他人(ひと)のために尽くすことの出来るエネルギーはどこからくるのでしょうか。仏教での「利他行」というものと同じでしょうか。
読んだ後、久しぶりに、さわやかな気持ちになりました。そして生きる勇気を与えられました。
C.P.スノゥの大河小説研究
販売元: 関西大学出版部
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C.S.ルイス『ナルニア国年代記』読本 (国研選書)
販売元: 国研出版
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C.S.ルイス『ナルニア国年代記』読本 (国研選書)
販売元: 国研出版
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C.S.ルイスとともに―ジョイ・デイヴィッドマン・ルイスの生涯
販売元: 新教出版社
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C.S.ルイスのリーディングのレトリック―ロゴスとポイエマの統合
販売元: 彩流社
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C.S.ルイスの世界
販売元: こびあん書房
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C.S.ルイス文学案内事典
販売元: 彩流社
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