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和書 3327241 (311)



ちゃー子(チャーズ)―中国革命戦をくぐり抜けた日本人少女〈上〉 文春文庫
販売元: 文藝春秋

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終戦時,満州に取り残された日本人居留民が大変な苦労をしたことは,最近ではなかにし礼『満州の赤い月』などでも語られている.しかし,「ちゃー子」で描かれているのは,苦労などという言葉では到底形容できるものではない.まさに生き地獄の様相だ.

国民党と共産党の内戦の狭間で食糧危機に見舞われ,餓死した長春および「ちゃー子」の住民は,本書下巻によれば20万人にも及ぶ.しかも,その原因は,兵糧攻めにあった国府軍側の口数減らしと,避難した住民の受け入れを拒んだ八路軍の狭量さ.まさに虫けらのように殺されたわけである.しかも,当時の長春の居留民の大部分が,彼らの同胞とも言える漢族,朝鮮族,であったことを考えれば,中国大陸の過酷なまでの戦乱の一断面を見事に再現した事件といえよう.

中国政府は虚飾の南京大虐殺の被害者30万人を喧伝するが,これこそが本当の大虐殺ではないのか? 未曾有の生き地獄から奇跡的に生還した遠藤氏の筆致はしかし,学者らしく冷静,客観的で,そのことがこの悲劇の実像をますます克明に浮き彫りにしている.





魔術としての文学―夏目漱石論
販売元: 沖積舎

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ちゅらかさ―民主主義文学運動と私
販売元: こうち書房

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ちょっとがむしゃら人生―女性タクシードライバーの150万キロ
販売元: 評論社

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ちょっとすてきなないしょ話 (文春文庫 (365‐2))
販売元: 文芸春秋

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ちょっとどいて
販売元: 光陽出版社

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ちょっとの勇気でこんなに変われる!
販売元: 致知出版社

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普通の主婦で、お金もない、時間がない大家族の嫁が30歳で決意し、実際に40歳で実現してしまうというところに惹かれた。個人伝でもあり楽しく読めるエッセイのようでもあり、なりたい自分へなるための実践、収納や家事の工夫も書かれている。著書の中に「出るクイは打たれる。しかし、出すぎたクイは打ちようがない」とあり、なるほどと思った。新しいことを始めれば多少の波風は立つもの。
さーっとすぐおもしろくて読めてしまうが、自分が自分の人生のデザイナーになり、これから先をどう生きるか考え、行動に移したくなる1冊。




ちょっとまった!青島だァ (双書 時代のカルテ)
販売元: 岩波書店

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毒の持つさわやかさを感じさせる、テレビ黎明期の偉大な作家だった青島幸男の遺作だと勘違いして購入してしまった。不思議な記述のオンパレード。さすが東京の学校は進んでいたのか、教科書の墨塗りをすでに戦中にやってみたり、藤村有弘扮する謎の中国人バイヤーのような助詞のない言葉で語ったり、「倅の車に同情」したくだりなど、編集者の力量に同乗してしまった。どうもいつもの青島に見えないんだけど、まあいいか。
「壁」とか「品格」とか、昔銭湯で聞いた老人の世迷い言を本にしたようなものがなぜかウケる昨今、そういうのを集めて「双書時代のカルテ全16冊」とした時代感覚の読みは、さすが講座の岩波。するとその16人が新岩波文化人ということで、半世紀前ならいざ知らず、高みから見下ろすのに後ろ向きの姿勢が気になるところ。青島はここには場違いだったように思う。
価値紊乱の後継者はヤッシーが立派につとめているのでそちらに期待するとして、誰かまじめに青島の評伝を書いてください。お願いします。




ちょっとピンぼけ
販売元: 文藝春秋

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戦争の話だけでなく恋の話も盛り込んで、キャパ自らが1942年から1945年まで報道写真家としての活動を描いています。戦争の面から言うと今時の(テレビで見聞きする)戦争とは大分違う印象です。空爆の仕方とか、兵器とかも違うのでしょうけれど、出てくる人たちも昔風に太っ腹だったり、ユーモアがあったりです。人間味があって話が面白いのはもちろんですが、なんといってもキャパ本人がカッコいい。今時はこんな風にはとても生きにくいだろうし、こんな人もいないだろうしとは思いますが、戦争という死に直面する場面で自分は写真を撮るぞという一貫した態度。次々窮地をくぐり抜けていきます。

解説にあるように、本書には出てきませんが、キャパは過去に一緒に従軍中の美人の恋人を亡くしています。周辺事情を色々知ってから読むと、この軽い筆致で書けるキャパという人は本当に稀な人に思えます。
戦争が終わり生と死が隣り合わせの中をくぐりぬけていく快感がなくなると、この文体もなくなるんだろうなぁ。全編で人が生き生き描かれています。





ちょっとピンぼけ 新版
販売元: ダヴィッド社

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戦争の話だけでなく恋の話も盛り込んで、キャパ自らが1942年から1945年まで報道写真家としての活動を描いています。戦争の面から言うと今時の(テレビで見聞きする)戦争とは大分違う印象です。空爆の仕方とか、兵器とかも違うのでしょうけれど、出てくる人たちも昔風に太っ腹だったり、ユーモアがあったりです。人間味があって話が面白いのはもちろんですが、なんといってもキャパ本人がカッコいい。今時はこんな風にはとても生きにくいだろうし、こんな人もいないだろうしとは思いますが、戦争という死に直面する場面で自分は写真を撮るぞという一貫した態度。次々窮地をくぐり抜けていきます。

解説にあるように、本書には出てきませんが、キャパは過去に一緒に従軍中の美人の恋人を亡くしています。周辺事情を色々知ってから読むと、この軽い筆致で書けるキャパという人は本当に稀な人に思えます。
戦争が終わり生と死が隣り合わせの中をくぐりぬけていく快感がなくなると、この文体もなくなるんだろうなぁ。全編で人が生き生き描かれています。



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