戻る

前ページ   次ページ

和書 3327271 (202)



ABAの殺人 (創元推理文庫 167-4)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ABCDJ―とびきりの友情について語ろう
販売元: 日本放送出版協会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ノスタルジックなフォト(←by masacova!)×白の表紙に惹かれて読んでみようと思いました。
その点でまさに期待通りという感じでした。
表紙と内容がマッチして、素晴らしいです。
ボブグリーンさんの他の著作を読んだことはありませんが、
今回のABCDJ、終盤になって思ったこと、これ、翻訳もすごくうまくないか?ってことです。
不自然なところがまったくなく、
まるでボブグリーンという方がそのまま日本語で書いたかのようだと思いました。

内容。
幼少時代から続く友情に訪れた、J(ジャック)の末期癌。
毎日のように一緒に他愛も無いことをし過ごした少年時代、
大学進学、就職・・・進む道、住む場所が変わっても続いていた友情・・・。

この本を読んで、
自分にもきっと訪れるであろう友達との別れの日を思わずにはいられませんでした。
それは至極当然、必至なのですが・・・・
そんな日などリアルには想像できない若い日々、
レストランで何気ない話をして過ごすような日々の貴重さを感じます。
そして、親友との別れ=友情の終焉、ではないことも、作者の伝えたいことなのでしょう。

この本には彼らの過ごした日々の回想がところどころに出てくるわけですが、
そのエピソードのひとつをあげると、
電話で有名人に直接取材を試みるところなんていうのはすごいな、と
夢みたいな話だなと思いました。

ヒューマンドラマやロードムービーなんかの感じが好きな人は特に、
きっと気に入るんじゃないかなと思います。




ABCD殺人事件 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最後に明かされるタイトルの理由に納得しました。このシリーズのタイトルはいつも四字熟語で漢字のみですが、アルファベットでもちゃんと意味のあるものでした。 いつもながら、大貫警部の傍若無人な振る舞いに笑いを誘われます。大貫警部の人間離れしたセンスなども垣間見ることができます。




ABCD殺人事件 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ご存知大貫警部と部下の井上刑事そして恋人の直子が出てくるシリーズ。
上司を上司とも思わぬ発言で箱崎警視はいつも頭が痛いのですが、この大貫警部のとんでもない発言や行動から沢山の事件を解決してるところがおもしろい部分です。
解決するのは恋人直子だったりしますが・・・。

でも未だに不思議なのはこんな大貫氏が警部までなれた理由はなに?ってことです。
赤川次郎さんの本の中でも特に笑えるシリーズなのでお勧めです。




「ABC」殺人事件 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

講談社文庫創刊30周年記念アンソロジーで、他に恩田陸、加納朋子、貫井徳郎、法月綸太郎が書いている。
題名の通りクリスティーの「ABC殺人事件」をモチーフにしてるのだが、一貫してるテーマは法則性のある犯罪と言うことらしい。
あまりこう言うアンソロジーは手に取らないのだが、綾辻行人+有栖川有栖の「安楽椅子探偵」DVD3巻を見たところだし、前回の古典をモチーフにしたアンソロジー「「Y」の悲劇」は読んでないので、いっちょ読んでみた。
ダメでしたけどね。
アンソロジーで満腹することはそうないので、最初からある程度あきらめていたので、そう見ればそれなりにデキた作品が集まった本だったと思う。
が、やはり書き手が複数集まったらそこを貫くテーマ骨子がどこまでしっかりとできてるかが一番問題だと思うんだが、その屋台骨が弱い弱い。人気作家の寄せ集めで儲けようってだけなのか、編集者の気迫が感じられません。クリスティーもその誠意のなさに泣くぞ。

作品で言うと、貫井徳郎「連鎖する数字」が今現代の怖さを捉えていて一番面白かったと思うが、なんで完全犯罪にする必要があるんでしょうね。解ける道筋をつけて置きながら。ページ数なんでしょうか。馬鹿探偵役のミステリー作家と刑事が中途半端な狂言回しに見えてしまうでしょうに。
日本のミステリーを読むと、垂れ流しのワイドショーのように、作者が読者を馬鹿にしてるんじゃないの?と感じてしまうことが多々あるがこれもどうしてもそー感じてしまうのでした。






ABCは知ってても (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ABCラジオ ちょっといい話―各界名士によるこころ洗われる158話
販売元: アーガス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ABC大辞典―The dictionary
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ABC戦争
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初のうちは、文章が衒学的考察に終始していて、ひどくとっつき
にくい印象を与える。

このABC戦争において、ひどく観念的な物言いは低奏する主題の
ひとつになるものだから、必然といえば必然ではあるけれど、
阿部和重の持ち味であるダイナミズムがこれもまた必然的に欠ける
結果となってしまった。

ただし、後半のヤクザが出てくるシーンからは、急に後の小説にも
繋がるような活き活きとしたB級アクション的なノリが垣間見え、
痛快に感じる。

どこか過渡的な印象を持ってしまうのは、今の時点(2005年)から
見ているから故ともいえる。阿部氏が後に開花していくための実験的
な作品と捉えたい。




ABC戦争―plus 2 stories (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 最近よく思うのだが、現実は文字通り"リアル"と解釈されているわりには、現実的ではない滑稽な出来事が多い。(最近のニュースを見ていればよく分かるでしょう)
 ABC戦争は、そんな現実で起こりえるナンセンスさを要領良く具現化出来ている。――物語上であらゆる物証をアルファベットというカタチに記号化した事も、リアリティのあるナンセンスさを象徴する事に成功している。

 阿部和重の小説は論理の積み重ねから崩壊へのプロセスを辿る、比喩を挟まない描写は読者に対して不親切なのだろうか? しかし、それは阿部和重なりの読者へのアプローチだと私は考えます。

 阿部和重の小説は読みやすい小説を求めている人には読み辛いかもしれない、このABC戦争も例外ではなく、とても読み辛い小説なのかもしれない。だが、このABC戦争を好きだと思える人ならば阿部和重の小説はあなたにマッチする。

 私はわざわざ読み易い阿部和重の小説をすすめるつもりはない、最初にABC戦争に挑みそこから領域を拡げるのが阿部和重を知る上で一番手っ取り早い。
 一緒に収録されている二編も、滑稽さながら現実を感じさせるものだ。「ヴェロニカ・ハートの幻影」はとても興味深い話なので、是非多くの人に読んでいただきたい。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ