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和書 3431331 (8)



冷戦史 -その起源・展開・終焉と日本-
販売元: 同文舘出版

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内容的には、比較的最近出版され、新たに出てきた資料も加味されている分、
イデオロギーの偏りが少ないバランスの取れた記述がされている。
構成的には、冷戦の「起源・展開・終焉」をそれぞれ「国内と国外」とに
分けて書かれている。そのため、リファレンスとしても使いやすい。





歴代天皇・年号事典
販売元: 吉川弘文館

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これまであまり見られなかった歴代天皇の事蹟、陵墓、年号を一まとめに解説しかつ安価な良書です。しかも後に天皇や太上天皇の尊号を賜った方々についても詳細な解説があり、長年私がこういうところまで書いていただきたかったと思っていたことを実現していただいただけでもうれしいです。今後は編者に宮家の事典が出していただければと思っています。




ロシアの秘宝「琥珀の間」伝説
販売元: NHK出版

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一つの部屋が、時代を超えて所在地も転々としながら、これほど流転を経るものなのかと不思議に思います。

一面が琥珀で装飾された「琥珀の間」はプロイセンで構想され原型が造られるが、後にロシアに寄贈される。琥珀の間はサンクトペテルブルク南郊の夏宮(現エカテリーナ宮殿)に暫く落ち着くが、独ソが開戦すると、ドイツ軍の軍靴と共にいずこともなく運び去られてしまう。

筆者は失われた琥珀の間のゆかりの地を旅しつつ、現在も部屋の所在を追跡する人々や、一方で復元に携わる人々の思いを克明に伝える。
秘宝に係わる人々の物語としても興味深いと思います。




ロングフェロー日本滞在記―明治初年、アメリカ青年の見たニッポン
販売元: 平凡社

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アメリカ人の放蕩息子がお金の続く限り日本で豪遊した約2年間の滞在記なのですが、1870年代に白い歯を見せて笑顔で写真に写っているお花ちゃんには涙が出ました。放蕩息子がアメリカに帰国してからも彼女の写真を寝室に飾っていたなんて切ないです。ツーショット写真が一枚もないのは時代を感じさせますね。読みやすい訳なので一気に読めます。お勧めです。




ローマ人の物語 (12) -迷走する帝国
販売元: 新潮社

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十数年前に始まったローマ人の物語が遂に大団円を迎えようとしています。その予感を感じさせる内容となっています。塩野七生さんもかなり迷走しながら今まで走ってきたと思います。しかし遂にその行く末が見えた、あるいはその結末を書く覚悟が出来たのではないでしょうか。
ローマ時代というと大掛かりで大層な歴史と敬遠する方が多いと思いますが、これはそのまま日本のこれからのあり方を示していると思います。ここまで走ってこられた塩野さんの脚力(腕力?)に賞賛を送ります。




私はヒトラーの秘書だった
販売元: 草思社

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「ナチスやヒトラーが悪と思わなかった、今なら当時の自分を許せない」とありますが、戦時下に秘書として採用されたのに彼等の実情を全く知らないというのはどういう事か?「若かったから」で済む問題ではない。それに20代に書いた手記を死の直前に出版して罪滅ぼしをしたつもりなんでしょうか?本書を原作とした映画の中でも最後に弁解がましい発言連発してるのも不満です。崩壊寸前の第三帝国の内情やヒトラーの人間性の描写は資料的価値はありますが、やはり「なんで今更?」って感じが強いです。




「唱歌」という奇跡 十二の物語―讃美歌と近代化の間で 文春新書 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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明治維新によって政府はキリスト教礼拝音楽を中心とする外来音楽の流入という事態を受けて、国民の歌を自ら管理するようになる。文部省は「蝶々」などの唱歌という新しい歌を作り出し、国民教育によって浸透させた。その際、キリスト教の影響を避けることができず、唱歌の旋律に賛美歌のものを使用して「むすんでひらいて」「蛍の光」を作り出した。その一方では「さくらさくら」といった擬古曲を作成したり、「かぞえ歌」を利用したりして、国粋音楽文化を保持するという課題にも応えようとした。キリスト教の賛美歌に対抗して浄土真宗では古謡「越天楽今様」を復刻、仏教唱歌を歌う。
国家管理の結果生じた国民の新しい音楽趣味は、明治後半になると「真白き富士の根」のような、江戸から続く俗謡系とは違った新しい流行歌を生み出す。流行歌という国家で管理できない新しい歌が出現すると、対抗処置として学校現場では流行歌を歌うことを禁止した。国家によって管理された「健全なる唱歌」という官製の子供の歌の作詞は、宮中の御歌所につながる歌人たちが独占していたが、大正期に入ると童謡運動という民間からの反撃で「シャボン玉」のような童謡が生まれ、人気を得ると、これ以降、子供の歌の歌詞から和歌が消えてしまう。尋常小学唱歌が作られたのは、流行歌と童謡に対する官側からの反撃としての意味も持ち、その結果「故郷」などの唱歌が生まれる。しかしこうした歌の管理をめぐる官民の争いをよそに、流行歌「真白き富士の根」童謡「シャボン玉」尋常小学唱歌「故郷」のいずれにも賛美歌の影響が及んでいたのだ。




『忘れられた日本人』を読む (岩波セミナーブックス)
販売元: 岩波書店

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宮本さんの『忘れられた日本人』をもとに4回にわたって行なわれた網野さんの講座の記録
第一講 宮本常一との出会い--民俗語彙の再発見
第二講 女の 「世間」
第三講 東日本と西日本
第四講 「百姓」とは何か
あとがき

周防大島(すおうおうしま)出身の宮本さんの言葉として
「島に橋がかかるなどということは夢みたいすばらしいことで考えもしなかった、ところが橋がかかったら島の人間はみな島から出ていきよる」
「進歩とは何なんだろうか、これまで自分は発展と言ってきたけれども、発展とは何なのだろうか、進歩という名のもとにわれわれはじつにたくさんのものを切り捨ててきたのではないか」「切り落とされてきたものの中に非常に大事なものがある」
網野さんの感想として
もののけ姫の中のアジールとしての踏鞴場(たたらば)。そこに登場する包帯を巻いたハンセン病の人などの民俗学的に熟考された作品を評価している。
宮本さんですら、百姓=農民という考え方から完全には抜け出せていなかった。と指摘している。

夜這いや歌垣、女性の一人旅などの記述は日本古来からの自由度を伝えているのであろう。そうして、場所は出せないが今でも夜這いの風習が残っている地域があるという.





「新選組」ふれあいの旅 人や史跡との出逢いを求めて
販売元: PHP研究所

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[歴史パロディ] 英雄よみがえる!<日本編>
販売元: 学生社

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学生時代、最初からこれで勉強していたら
もっと歴史が好きになっていたのになあ。

馬鹿馬鹿しくも愛すべきキャラに描かれた、
歴史上の有名人たちがぐっと身近に感じられて
年号を覚えるのに苦労した様々な出来事も、
改めて「何だ、こういう流れだったんだ…」と気がついた。

大人も子供も楽しんで読める良著だと思います。


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