和書 3431531 (234)
IBD診療の展望―診断・治療・ケアのコツとトピックス
販売元: メディカルレビュー社
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IBS:過敏性腸症候群 (最新医学文庫 (21))
販売元: 新興医学出版社
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IC(インフォームドコンセント)―自己決定を支える看護
販売元: 日本看護協会出版会
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ICD-10「精神・行動の障害」マニュアル
販売元: 医学書院
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ICD-10精神および行動の障害―DCR研究用診断基準
販売元: 医学書院
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こっちの方は、現場で使うのに非常に便利です。ICD−10の臨床記述と診断ガイドラインをよく読んだ上で読みましょう。でも、これで精神疾患が分かったと思ったら大間違いなので、十分に気をつけてください。
ICD-10精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン
販売元: 医学書院
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これはDSMと共に広く精神疾患の診断に使われる基準だけれど、なんでもこれにあてはめようとすると、とんでもない目に会うので注意しましょう。特に、女子中高生が自分はこれにあてはまる、などと勝手に自分を診断するのはやめましょうね。診断は熟練された作業なので、思いこみはケガの元です。
ICD-9-CM―手術および処置の分類 (2003)
販売元: じほう
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DPCの影響で病院ではICD-10はかなりメジャーな存在となりました。
それに伴いICD-9-CMもコーディングの必要が増えてきました。
医療従事者向け。
ICD-9-CM―手術および処置の分類 (2003)
販売元: じほう
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ICD10対応電子カルテ用標準病名集
販売元: 日経BP社
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ICD‐10 精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン
販売元: 医学書院
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精神医療業界は嫌な世界である。
宇都宮病院事件はその醜い世界を 世間に知らしめた。
『精神衛生法』は、『精神保健福祉法』に変わった。
『精神保健福祉法』で精神障害者の概念が明確化された。
日本国はきわめて割り切ってこの分類体系を採用した。
なんとならば、日本国はWHO(世界保健機関)に所属しているから。
この分類体系の目標は、世界で好き勝手に分類してきた医療側の動きを封じ、世界共通の分類体系にさせることであった。
この分類体系は 統計学的処理のために つくられたものである。
その昔、日本国いや世界中では、各大学や、各学派の親分衆がへこ理屈をこねて、自分たちの体系をつくらんとして、競い合っていた。
それが バッサリ 終止符をうたれた。
かくして、自分の臨床体験で 色々考えることができた 精神医療業界は強引にWHO(世界保健機関)の分類体系で病者を分類しろということに相成った。
WHO(世界保健機関)に所属しているのだから責務と位置づけられた。
なぜこうなったのか。
宇都宮病院事件である。
日本国の精神障害者対策が非道であり、世界常識から批判される実態を、日本国は認めなかった。
宇都宮病院事件で 日本国民は実情を知り、国連で批判され、日本国は ついに「精神衛生法」が世界の常識からはずれていることを認めた。(ここまで粘り強く闘った医療者や弁護士がいたということを知っていてほしい)
さて、その後の奇怪なる精神医療界の政治闘争の変遷も知っておかないといけない。
1:日本精神神経学会が 「生物学派」といわれてきたグループに支配された。
2:権力をとったグループは、隔離収容・拘禁施設であった「精神病院」(あえて精神科病院と言わない)は、精神医療改革派の動きを中止させた。
3:最も困るのは、「保安処分」は 断じて拒否するという常識が 逆に「必要」ということになり、国家はそれを合法化する法を強引につくりあげた。
4:『精神保健福祉法』により、1960年代から 医療現場からの変革運動が完全にストップをかけられた。
今の日本国は、以下のようになった。
過去の 『精神衛生法』時代の 「隔離収容所構造」に加え、「保安処分」まで とりこみ、合法化された。
日本国民を完全に支配し管理する根底の体制を完成させた。
この書を 手元に どれにあてはめないといけないのかとオロオロしている老人精神科医は山ほどいるはず。
彼らも 問題意識はつづいているが、体力・気力の衰えとともに 日本の精神医療現場から消えていきつつある。
これからの 精神医療現場はどうなるのであろうか。
その他、様々な法律ができ、精神医療の未来世界には 暗闇しか見えない。
そのようにみてしまう者が悪いのか。
とにかく 精神医療にひっかかる事態に親族・家族・友人たちがいたら、この書と『精神保健福祉法』を入手されることをお薦めする。
さらに、まだ異議申し立てを言い続けんとしている者たちの動きを知りたいならば、石川信義著『心病める人たち』(岩波新書)をお薦めする。もし、当事者の話を知りたい方は『わしらの街じゃあ!―「精神病」者が立ちあがりはじめた 』(社会評論社)を お読みになることをお薦めする。