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和書 467230 (173)



Heaven?―ご苦楽レストラン (6) (ビッグコミックス)
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この「HEAVEN?」の最終巻を読んで我に返るのに時間がかかってしまった。
それほどこの作品はすごい。
現在時点での佐々木氏の最高傑作であろう。

物語自体は他の佐々木氏の話と同じように
並外れたヒーロー、ヒロインがいるわけでもなく、ありえないようなドラマチックなことが起こるわけでなく、
市井の人たちが淡々と日々の生活を送り、どたばたと日々の問題を解決していくだけである。
最近よくあるレストランを舞台にした話であるが、別に主人公の成長を描いているわけでもない。
もちろん、お笑いとしては申し分なく、「ありえないのだけどありそうな話」で笑いを取る、という点ではいしいひさいち氏を思わせるところがある。

しかし、これがすごいのは読みながら読者が自分の人生をそこに投影させてしまうところであろう。
この巻の第40話「ヴィンテージ」を例にあげると、「幼い頃から神童と呼ばれ東大を卒業してエリート銀行マンの道を歩んでいたものの上司に嫌われ出世の道を外れてしまった」という経歴のソムリエ山縣が
ライバル銀行の同期だった男を客として迎える。
佐々木氏は例によってどたばたと読者を笑わせながら一瞬二人の人生を読者に垣間見せる。
まわりの愛に包まれ育まれた赤ん坊の時、野山で無心に遊んだ日々、東大に合格した喜びの時、銀行マンとして切磋琢磨した日々・・・
そして読者は二人の人生を見て同時に一瞬自分の人生を見てしまう。
こんなすごいことが佐々木氏以外の人にできようか。

最後がまたすごい。
読者はここで初めて第1巻の冒頭で見た年配の紳士が主人公伊賀の40年後の姿であったことを知り、
同時にイタリアの女優のように艶やかで美しいオーナーの姿を見て
「邯鄲の夢」を見せられていたような気分にひたる。
今まで見た登場人物たちの人生は夢幻であったのか・・・と。

いや、ともかく尋常でないものすごい作品であると思う。






HELLSING 1 (1) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

カッコいい映画のような戦闘シーンがあり、キザな台詞があり、正直、初見した時は衝撃と興奮の連続でしたが、四巻辺りからナチ思想うんぬんの小難しいことを理由に首都爆撃という展開に完全に付いていけませんでした。
八〜九巻あたりはもうどーでもいいや…って感じでパラパラ読み飛ばす始末で、頭がアホな僕にとってここまで合わない漫画はないと思いました。
例えるなら「サイコ」(知らない人ごめん)を読んだ時の頭の痛さに似た感覚が四巻以降にありました。
まぁ如何なる怪作でも賛否両論はありますし、僕にとってコレは駄作だったという事です。




HELLSING 2 (2) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

評価が良かったんで買って見ました。
確かに面白いです。
面白いんですが・・・ね。
何故かイマイチ乗り切れない。
物語に引き込まれるという感覚が無くて、
始終覚めた目で傍観している感じでした。

まあ、何だかんだ言っても面白いんで、続き買います!





HELLSING 3 (3) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

表紙裏の若かりし頃の少佐が何気に気になる巻です。
(モノクロで1944年12月とか書いてある絵の事です)

少佐も神父様も数コマしか出てきません。なのにこの数コマが忘れられない(笑)
前巻でインヤン兄弟が遺したヒントを頼りにリオデジャネイロに飛ぶ婦警と旦那ですが、
バカンスが一夜でもう戦場と化します(笑)
ひたすら「阿鼻と叫喚の混声合唱」で埋め尽くされる巻ですが、特に秀逸なのはむしろ「静」の場面。
アーカードが警備隊を殲滅し、怯える報道陣の群集前で静に仁王立ちしている場面は1ページまるまる使う豪快さ。
まさに勢いで描いているようにも見えますが、個人的に凄くここがお気に入りです。

とりあえず次巻の本格的な「胎動編」までの繋ぎと考えてよい巻でしょう。




HELLSING 4 (4) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

いよいよ本格的に少佐の部隊がロンドン侵攻を開始します。
かの有名な「戦争大好き演説」を放って意気揚々とする少佐のステキな表情がなんとも(笑)

第一巻のころの雰囲気とこの巻の差が大きすぎる気もしますが、
やはり作者さんがテンポを掴んだのと、技術が遥かに上がったのが見て取れます。
3回ほど読むと味わいがよく出てくる漫画になってきたと思いますねえ。

とりあえずこの巻は「胎動」と「勃発」までの繋ぎ的な巻です。
はやくも5巻が読みたくなるでしょう。




HELLSING 5 (5) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

燃えました。久々に心臓がドキドキする漫画で
こう、なんていうかアクの強い漫画です、良い意味でも
悪い意味でも。
あまりに過激?な内容にちょっと初めは驚きましたが
すぐに引き込まれてしまい、読み終わった後は放心状態に
なつてしまいました。続きが気になるんだが・・・。




HELLSING 6 (6) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

前巻で大空爆・大強襲を朗々と行った最後の大隊。
この巻でもういいってくらい思う存分暴れてます(笑)

戦争自体をもはやお楽しみとしてしている吸血鬼兵達の心情を、これでもかこれでもかと押し出している冒頭は、もはや「圧巻」の言葉では済まされない。
「圧倒」、「巨大」とでも言ったほうがいいくらいの、壮絶な勢いがあると思う。
初めて見た人は、多分震えすら感じるかも・・・。
事実、ここまで衝撃的な表現描写は見たことが無いと感じました。

セラスの対空戦も面白い。
いかつい二門砲塔で、ロンドンを空爆した飛行戦艦を撃沈させるシーンは作品を通して名場面。
ゾーン対セラスの死闘も良かった。
というより、ベルナドットが悲しすぎる・・・。

そしてこの巻はインテグラ嬢のセリフが最高に利いている。
「人間をなめるな・・・化け物」
この言葉は、作品全体を通して描かれる「人間美」を象徴する言葉にも思えます。
(余談、『マブラヴ オルタネイティヴ』というゲームに登場する御剣冥夜の「人類をなめるなああ!」というセリフも、おそらくこのインテグラの物を元ネタにしたとも思えます・・・。)

人間は例えか弱くとも、決して吸血鬼に従属したりはしない。




HELLSING 7 (7) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

もはや狂気の渦と化したロンドン戦争。

誰も止められない誰にも止まらせないと言わんばかりの戦火。
どんなに殺そうと殺されようとどうでも喜ぶ少佐と“最後の大隊”。
壊滅してもなお誇りは失わないインテグラ。
権力と神の力に狂喜する十字軍とマクスウェル。

この混戦の果てにあるものと、最後にアーカードに見えたことこそ、
平野耕太作者が作品のテーマとして伝えたいメッセージだと信じています。

しかしこのすさまじいほどの大混戦をしかりと劣らぬタッチで描く平野氏には脱帽する。




HELLSING 8 (8) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「よい戦争はあらゆる目的を神聖にする」タイトルとともにニーチェより

とうとうアーカードが大海に、ツァストゥストラそのものになってしまったかのような8巻(既に人で無い存在の彼にそれは無理なんですが)。
ストーリー、人物、絵、どれをとってもとうとうここまで来てしまったというくらいに素晴らしい8巻。

ヘルシングは1巻から読んで欲しい大好きな作品です。
漫画だから出来る世界観に圧倒されます。
特に登場人物の言葉がかっこよすぎて、何度読み返してもあきません。

今から1年前と2ヶ月前に発売されたこの8巻。

8巻。それは、7巻の最後で示された、壮絶な「終わりの始まりの歌」、もしくは「最後の地獄の歌」の完璧な序章でした。まだ序章なんです。私の大好きな某神父様の死亡フラグは立ってしまいましたが。

7巻から8巻までは1年半でしたか。
そうですか。

・・・9巻まだかな。

あと4ヶ月?いや3ヶ月と半分くらい?

6巻から7巻までは11ヵ月半でしたか。

9巻まだかな。





HELLSING 9 (9) (ヤングキングコミックス)
販売元: 少年画報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

お疲れ様アンデルセン,大好きだったよ。
その刹那バトラー参上!無茶苦茶カッケえんだよな彼氏(笑)

文字通り「死ぬる為に生きる」アーカードは外伝よろしく少女になってたり…大昔はショタだったり、色々急わしない主人公だ(苦笑)
日本漫画史に残る大悪役たる少佐は,相も変わらず実に嫌らしいです。

本誌アワーズでは物語も真に佳境状態ですが、作者ヒラコーが又ぞろトガシ病を患わないかが少し不安…順調ならば本年度中に終了できそうですよ。

本作品が終了後のヒラコーは,内藤泰弘よろしくジャンプSQに移籍してしまうんだろうか?これからもマイナー誌をもっともっと盛り上げてほしいんだけどなああ…


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