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和書 467252 (13)



なくしてしまった魔法の時間 (安房直子コレクション)
販売元: 偕成社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

指でこしらえた窓や、着物のたもとの中に広がっている風景の、鮮やかで美しいこと。安房さんが垣間見せてくれる異界の景色に、ほうとため息をついて見とれてしまいます。なつかしいあたたかさと、切なくなる寂しさが、くるん、くるんと心の中で回るような、不思議な気持ちに誘われます。

本書には、「さんしょっ子」「きつねの窓」「空色のゆりいす」「鳥」「夕日の国」「だれも知らない時間」「雪窓」「てまり」「赤いばらの橋」「小さいやさしい右手」「北風のわすれたハンカチ」と、巻末に八つのエッセイが収められています。作品で特に忘れられない(気に入った)のは、次の四つかな。

サンショウの木の中に住んでいる、お手玉の好きな女の子の話――「さんしょっ子」
耳のお医者さんのところに、耳の中に大変なものが入ってしまったと、ひとりの少女が飛び込んでくる――「鳥」
雪の中、おやじさんとたぬきが出しているおでんの屋台に、不思議なお客が訪れる――「雪窓」

遊び相手のいないお姫さまが、ああん、ああん、うわあ、うわあと泣いている場面から話が始まっていく――「てまり」

それから、安房直子コレクションの7冊では、どの巻でも何かしら素敵な話と出会うことができましたが、なかでも第4巻「まよいこんだ異界の話」と、第5巻「恋人たちの冒険」の2冊に読みごたえを感じました。

不思議な魔法が働いている安房さんの作品世界。またしばらくしたら出かけて行って、遊んでみたいなあと思います。




なぜか今宵もああ更けてゆく (小沢昭一百景―随筆随談選集)
販売元: 晶文社

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のら犬・のら猫 (鴨居羊子コレクション)
販売元: 国書刊行会

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鴨居洋子さんを私は知らなかった。しかしこのエッセイを読んで、なんとみずみずしい感性を持った人かと感動した。昭和30年代、大阪で新聞記者をしていたころ、通勤の途上で出会ったさまざまなのら犬やのら猫との交遊録である。のら犬に出会うと足をとめ、お菓子を買ってやり、鴨居流「犬語」で犬たちと会話する。そして友達になるのである。

野生を感じさせる生き物は全部好きと言う鴨居さん。のら犬やのら猫の中に、なにものにも縛られない自由を見て心を緩めるのだ。そんな鴨居さんも犬1匹と猫3匹を飼っていて、彼らについて書かれたエッセイも収録されている。1人と4匹が食卓のお肉のお皿を巡って、その輪を縮めていくさまに大笑いしてしまった。鴨居さんの優しさや哀しさ、子供のような素直さ、もろさ、はかなさがぎっしりつまって表現された名エッセイ。




はてしない物語 (下) (エンデ全集)
販売元: 岩波書店

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物語の世界に引き込まれてしまった少年とその物語の中にいる少年の話です。
ある少年が本屋から盗ってきた本を倉庫の中で読んでいました。読んでいくとその本にはその少年の事が書いてあったのです。




はてしない物語(上)
販売元: 岩波書店

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物語の世界に引き込まれてしまった少年とその物語の中にいる少年の話です。
ある少年が本屋から盗ってきた本を倉庫の中で読んでいました。読んでいくとその本にはその少年の事が書いてあったのです。




ひたすらに―桑垣信子句集 (朝日俳句選書)
販売元: 朝日新聞社

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ひつじが丘・泥流地帯 (三浦綾子小説選集)
販売元: 主婦の友社

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ひょうたん漫遊録―記憶の中の地誌 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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ふくろう女の美容室 (Shinchosha CREST BOOKS)
販売元: 新潮社

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ふぞろいの林檎たちへ (岩波ブックレット (No.88))
販売元: 岩波書店

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