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和書 467252 (84)



江戸川乱歩全集 第26巻 幻影城 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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1951年(昭和26年)刊行、探偵・推理小説の巨星、江戸川乱歩の評論集です。

戦後間もない昭和20年代。海外の探偵小説、怪談作品を興の赴くまま、あれこれと読んでいった乱歩翁。

その作品のどの辺が面白かったのか。この種の探偵小説(今で言うところのミステリー小説)のジャンルとしての味わいは、どの辺にあるのか。この作品とあの作品を比べてみると、探偵小説としてどちらがより魅力的だろうか。

といったことを書かずにはいられない、そんな気持ちで熱を込めて書き綴っていく乱歩翁。幻影城の主の、探偵小説への愛着と熱意が、行間からひたひたと伝わってきます。

ただし、取り上げた探偵小説の話の筋、トリックの妙味などをかなり詳しく語っているところがあるので、クラシックな海外ミステリー、特に本格作品をまっさらな気持ちで読んでいこうと考えている方には、不向きの評論集かもしれませんね。

でも、私にとって本書は、小泉喜美子さんの『メイン・ディッシュはミステリー』(新潮文庫 ※絶版。なんでなんだあ!)とともに、最もシンパシーを感じる海外ミステリーの評論・エッセイ集です。




江戸川乱歩全集 第27巻 続・幻影城 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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▼類別トリック集成〔初出:宝石、昭和二十八年九・十月号〕


 ここに集められたトリックは、偉大なる先人たちの思考の結晶であり、ミステリそのもののエッセンスです。

 ミステリ初心者にとっては、ミステリ的思考のイロハを学ぶことができる貴重な論稿といえます。
 以下、九つの大項目だけを列記しますので、興味を持たれた方は、ぜひ本書を手にとってみて下さい。


 1 犯人(又は被害者)の人間に関するトリック

 2 犯人が現場に出入りした痕跡についてのトリック

 3 犯行の時間に関するトリック

 4 兇器と毒物に関するトリック

 5 人及び物の隠し方トリック

 6 其他の各種トリック

 7 暗号記法の種類

 8 異様な動機

 9 トリッキイな犯罪発覚の手掛り





江戸川乱歩全集 第30巻 わが夢と真実 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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乱歩の自伝
夢と強い意欲を持ちながら、実際には大衆小説家として人気作家になったため
書きたいものが書けなくなった、
もしくは充分に納得がいくものでないものもあったということを
踏まえながら
より高い理想を目指していく乱歩の姿がこの本にはあります




江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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数多くの珠玉の短篇に比べて長編はちょっとー、という江戸川乱歩ですが、こと“孤島の鬼”に至っては俄然弁護したくなります。 奇形児、ホモセクシャル、グロテスクな不可能犯罪、ねじ曲がった人間の復讐心―と、とにかく“ゲテモノ”と見なされかねない要素のオンパレードなのですが、ラストの諸戸道夫の手紙を読んだとき、人間の業というもの深さに“もののあわれ”さえ感じてしまいます。 人間というのはかくも自分というものを他人に受け入れてもらいたいものなのかー。 それまで人間界の常識からおよそかけ離れた地獄絵図ばかりの展開だった物語がここに来て、何か一筋の希望(?)すら与えるような閉じ方をしています。 一応怪奇探偵小説という範疇に含まれている作品ですが、本当はジャンル分けできない唯一無二の幻想譚です。 また(ちょっと書くのが恥ずかしいのですが)洞窟の中で、死を覚悟した諸戸が主人公に肉体を迫る場面の描写は、ホモセクシャルでもなんでもない私でさえ強烈なエロティシズムを感じてクラクラしてしまいました。 ホントにスゴイものって、好き嫌いを超越してしまうのですね。

この作品は一応映画化されています。 石井輝男監督の“江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間”がそれで、他の乱歩作品の要素が絡み合って少しゴチャゴチャいる作品なのですが、ベースになっているのは間違いなく“孤島の鬼”です。 なにしろ“奇形人間を作ってしまう”というトンデモ内容が現代では受け入れられず、本国日本ではDVDはおろかビデオ化すらされていない幻の名作。 しかし、アメリカでは昨年DVDが発売され(画質・音質良好)、アマゾンを通して買うことが出来ます。 そちらも違った意味で怪(快)作です。 興味のある方はご覧になってください




江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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「蟲」「盲獣」は心臓の弱い人にはおすすめできない。
本当に怖くて気持ち悪い!

近年ジャパニーズホラーがブームになっているが、その淵源が乱歩にあるのは間違いないだろう。
視覚的な恐怖ではなく、心理的な嫌悪感を刺激し、鳥肌がたつような恐怖を読者に与える。

昨今のホラー小説など比較にならないくらい怖い!




江戸川乱歩全集 第6巻 魔術師 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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江戸川乱歩はその本格探偵小説への情熱とは裏腹に
推理要素よりもはらはらどきどきする展開を主に置いた
通俗小説で評判を得ました。

その乱歩の通俗小説の面白さを堪能できるのが
この本です。

奇奇怪怪なる悪役と
その姦計を阻止すべく八面六臂の活躍を見せる明智小五郎
この攻防が見所です




江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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『黒い虹』『黒蜥蜴』『人間豹』『石榴』を収録。
リレー小説の一部の『黒い虹』はともかく

硫酸による殺人を核とした『石榴』
妖異な怪人が跋扈する『人間豹』
妖艶な婦人が残虐なる犯罪を行う『黒蜥蜴』は
乱歩が得意とする通俗的ホラーが満載で
今をもって乱歩の耽美なる世界に圧倒されます




江戸川乱歩全集 第24巻 悪人志願 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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自分は乱歩作品のなかで最も好きな作品である『芋虫』を読みたくてこの本を買いましたが、 文字の大きさは初めて芋虫を読んだ時に手にした講談社版の全集よりも大きくて読みやすかったが、講談社版には無かった伏せ字がちょっと邪魔に感じました。




エドマンド・ウィルソン批評集 2 文学
販売元: みすず書房

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