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和書 467252 (248)



芹沢光治良文学館〈12〉エッセイ こころの広場
販売元: 新潮社

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セリーヌ (筑摩世界文学大系)
販売元: 筑摩書房

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セリーヌの作品〈第10巻〉評論―虫けらどもをひねりつぶせ
販売元: 国書刊行会

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セリーヌを語る上で忌避されていること。
いや、立ち向かいそして立ち尽くす、
立ち尽くさざるを得ないこと。
それが激烈な反ユダヤ文書、通称パンフレットだ。
象徴としてのユダヤ人を攻撃した、との擁護も無論ある。
だがそれが個人攻撃にまで及んでいたとしたら?
『夜の果てへの旅』、『なしくずしの死』。
亡命三部作『城から城』『北』『リゴドン』。
これらに触れ、『虫けらどもをひねりつぶせ』に触れる。
凡百の読書や思索に飽きた、いわば重症者にお勧めだ。
最後、他ならぬ国書刊行会の紹介文を引かせていただき、
この稿を終えることとする。

セリーヌの<反ユダヤ主義>とは何だったのか、ユダヤ人とは何か、
いまこそ恐れず直視しなければならない時である。
この徹底した反戦主義者の、何が偏見だったのか、何が「犯罪」だったのか。




セリーヌの作品〈第1巻〉夜の果てへの旅
販売元: 国書刊行会

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破格とされる俗語体、埋め尽くされる「……」の山、
ありとあらゆるものへの痛罵、サルトル、ジッドらを産んだ。
こんなところだろうか、典型的な賛辞は。

さて。
読み終わった後、あなたは何を感じるだろう?
言えるのは、『夜の果てへの旅』という単語それ自体が、
余りにも強烈な響きを帯びる、と言うことだ。

中公文庫から生田耕作訳も出ており、併読をお奨めする。




セリーヌの作品〈第2巻〉なしくずしの死 上巻
販売元: 国書刊行会

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第二次世界大戦中の反ユダヤ主義言辞によって有罪判決を受け「呪われた作家」として生を終えたセリーヌの1936年に発表された第二長篇。前作の『夜の果てへの旅』(邦訳中公文庫)と比較すると伝記的な部分のリアリティーがよりいっそう複雑になっていて、狂騒的・妄想的な文体の過剰さからともすれば感じられるメルヘン風の枠組みが破壊されている傑作。

セリーヌの作品はフランス文学において大胆な口語表現の小説への導入が文体的に問題にされ正直言って初学者程度のフランス語能力の僕などには原書の過激さははとうてい理解不能なレヴェルにあるのだが、翻訳で水に薄めたような文章を読んでいると主題は「口語」なのではなくむしろ「書き言葉」というよりも《書くこと》そのものの痙攣的な営為にあると思える。貧民街で医師をする話者が執筆する『英雄伝』を同僚などに語りつつ、少年期を読者に語る入れ子構造(話者の名は作者と同じ「フェルディナン」という名前を持つ)を、しかしセリーヌはひたすら直線的に書いていく。それは、ボルヘスがもっとも複雑な迷宮とは直線であると言ったように、その直線性によってモニュメントとしての文学作品といった言葉思い起こさせさえするものだ。
呪詛と憤怒に彩られたセリーヌの作品は、しかし意外なまでに清浄な生の謳歌も感じられる。「文学はおとしまえをつけてくれる」と言い、「死か、嘘か」という絶望的な選択を提示しながら決して死には向かわないその強靭さが、セリーヌを盆百の「過激」で「アナーキー」な作家と隔絶する。




セリーヌの作品〈第4巻〉ギニョルズ・バンド
販売元: 国書刊行会

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セリーヌの作品〈第6巻〉ノルマンスまたの日の夢物語 2
販売元: 国書刊行会

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セリーヌの作品〈第7巻〉城から城
販売元: 国書刊行会

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セリーヌの作品〈第8巻〉北 上巻
販売元: 国書刊行会

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森本平集 (セレクション歌人)
販売元: 邑書林

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