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和書 467252 (277)



辻静雄コレクション3 (全3巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ちくま文庫版・辻静雄選集の第3弾(完)。
本巻の収録作品(『ヨーロッパ一等旅行』『パリの料亭(れすとらん)』)についても,新潮文庫でかつて文庫化されています。
従って,企画としては,これまたイマイチの感がぬぐえません。
ただ,本巻の解説は,著者の子息・辻芳樹氏が執筆しており,とくに吉兆の湯木貞一氏との交流(『ヨーロッパ一等旅行』参照)について,私的な裏話を披露しているので,注目すべきはこの辺かと。
ちなみに,辻芳樹氏は辻調を故・静雄氏から引き継ぎ,『美食進化論』(晶文社)によってその活動を知ることができます(木村結子氏との共著の型式をとっているが,文章は木村氏の聞き書きによるもの)。
筑摩書房には,絶版のまま入手できない著書,たとえば,『ソースの本』や『フランス料理の学び方』などの文庫化を期待したいものです。




辻静雄コレクション〈1〉フランス料理の手帖・舌の世界史 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ちくま文庫版辻静雄選集の第1弾。『フランス料理の手帖』『舌の世界史』はいずれも新潮文庫版(絶版)がありますが,合本で再生させたような一冊です(底本はさすがに新潮文庫ではありませんが)。内容的には,絶版文庫の生まれ変わりという以上には工夫が見られません。新潮文庫版も,古書として結構入手可能なアイテムなので・・・。




辻静雄コレクション 2 (全3巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ちくま文庫版辻静雄選集の第2弾。『料理人の休日』は新潮文庫版が存在する(古本屋ではよく見かけます)が,『エスコフィエ』は初の文庫化(ただし,こちらは新刊本で親本が手に入る)。底本から文庫化する際に,原著の雰囲気をもっと忠実に収録してくれないかなぁ,と思います。




悪魔はあくまで悪魔である―都筑道夫恐怖短篇集成〈1〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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表題にもなっている短編「悪魔はあくまで悪魔である」の中にある「ゼンマイを巻いたような笑い声」という表現が強く印象に残っています。全体的な表現はソフトですが、ぞくっとする面白さを味わえると思います。オススメです。




都筑道夫恐怖短編集成2 阿蘭陀すてれん (全3巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 恐怖短編集(全3巻)の第2弾。35話で構成された”都筑”不思議ワールド。恐怖短編と一口で言っても、そのストーリーのジャンルは、SF、殺人、エロス、哀愁と様々。20ページ前後の短い話とはいえ、一行目から完全に不思議ワールドに引きずり込まれ、最後のオチまで息が出来ないセンスの高い描写テクニック。一話ごとのあとがきもうれしいです。
 寝る前に一話だけと決めていても、ついつい3、4話と読んでしまう。個人的には、「蠅」、「阿蘭陀すてれん」、「忘れられた夜」などがお気に入りです。
 たまにはこんな恐怖話もよいのでは・・・。




雪崩連太郎全集―都筑道夫恐怖短篇集成〈3〉 ちくま文庫
販売元: 筑摩書房

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 「都筑道夫著」の『雪崩連太郎全集』って面白いでしょ、と作者自身も解題で仰っているように、面白いです(笑)本当にこの人はタイトルがいいなあ。
 雪崩連太郎はフリーの伝奇ルポライターと言えばいいのでしょうか、小さな旅行雑誌で恐怖実話の連載を持っています。様々なチクリ?をもとに、現地に赴いては取材するうちに、必ず美女とコワイ事件に巻き込まれます。…そう、ぶっちゃけ、浅見光彦の原型です(多分内田康夫も読んでるんじゃないかな?)。必ず美女といい仲になるサービスシーンありですが、それもちゃんと怖い話のうち。いやむしろ怖い。
 やはり、一番に思うのは女の情念、悲しさ、恐ろしさの話が多いような気がします。どれも非常によくできてます。論理的に解決できるようにみえて謎が残りぞっとする、というお話ですので、きれいな論理を期待しないこと。でも、そこがいいという、結構やみつきになっちゃうタイプのシリーズ。




野坂昭如エッセイ・コレクション1 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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野坂昭如エッセイ・コレクション2 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ノヴァーリス作品集〈第1巻〉サイスの弟子たち・断章 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ノヴァーリス作品集〈第2巻〉青い花・略伝 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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Novalis の 青い花 を思うたびに,西洋にはツユクサが本当にないのか気になる.字引では (英) dayflower; (独) Tagblumen なのだが.それはともかく,この訳書は,日本語に力がないためにお伽話で一杯の教養小説が求心力に欠け退屈に見える点が最大の弱味に思われる.それに加えて,訳注の中にとても同意できない説が出てきて信頼性を下げる.例えばギリシャ帝国(注15)は十字軍が一時的に作ったものだとは到底考えられない.Byzanz こそ一般にそう呼ばれるから,それではないのか.それと,方伯などドイツ史用の略語がそのまま出てきて,これでは訳が判らない.これは日本の独文関係者共通のくせなのだが,やはりきちんと正訳をつけて貰いたい.



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