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和書 467252 (294)



陳舜臣中国歴史短篇集〈4〉西域・南海篇
販売元: 中央公論新社

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陳舜臣中国歴史短篇集〈5〉王朝推理篇
販売元: 中央公論新社

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錯、錯、錯! (80年代中国女流文学選)
販売元: NGS

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塚本邦雄全集〈別巻〉短歌作品索引・年譜・他
販売元: ゆまに書房

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ゆまに書房版『塚本邦雄全集』は威容を誇る大山脈だが、実はこれすら塚本邦雄という氷山の一角に過ぎない。たとえば、歌集『魔王』の跋には、「この二年間も八七年以降の信条は変ることなく一日十首制作を厳守,七千三百首を歌帖に記しとどめてゐる。」とある。発表された作品は、10パーセント程度である。未発表の膨大な歌稿があるだろう。克明な日記を付ける習慣もあったようだ。いわゆる「筆マメ」の人であったことは『麒麟旗手』の1966年4月30日付けの手紙に、「忠告通り手紙は一切書かぬことにして書きおろしに専念する覚悟」とある事からも分かる。寺山修司に注意されたのであろう。書簡も膨大な量が、保管されていると思う。塚本邦雄の全体像の巨大さには眩暈を覚える。この全集が基点である。ここから塚本邦雄研究がスタートする。ゴールではない。『校本宮沢賢治全集』のような完成度の高い仕事を、一読者として未来に期待する。




塚本邦雄全集〈第10巻〉評論〈3〉
販売元: ゆまに書房

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『非在の鴫』所収の「鴫のめざめ」は、岡井隆が昭和50年の2月に季刊『磁場』に発表した「西行に寄せる断章・他」に対する激励の文である。塚本は岡井の「中年の、紆余曲折を経た精神の軌跡」に寄り添って、盟友の現在を以下の美しい言葉で顕彰する。「ユリーディスを抱き上げて歩むオルフェさながらに、暗い曙と明るい黄昏を左右に見て、緩やかに雄雄しく、あるべき世界に向かうのだ。あくまでも「この世」を歩む。断念すれば見えるであろう「この世の外」には目を逸らさない。」塚本は岡井に、「この世の外」を見るな。「この世」を見てくれ。そう懇願している。つまり、何があっても「生きよ」と語る。これが「反世界」の歌人と言われた塚本邦雄という魂の核心である。




塚本邦雄全集〈第11巻〉評論(4)
販売元: ゆまに書房

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『麒麟旗手』は、「書簡篇・雁の涙」を収める。塚本邦雄から寺山修司への交友の記録である書簡。その背景には、前衛短歌運動の始まりから終りまでが透けて見えている。たとえば、1970年8月23日。「岡井隆が去る七月二十五日(土)以後杳として行方不明、(中略)彼の胸中を忖度して今のぼくは服喪に近い寂寥感、狂っているのは既にぼくの方かも。」の告白。生々しい喘ぎまでを伝える。さらに「母恋」を主題とした詩人と「父恋」を歌い続けた歌人との出会いと別れ。読者は運命的なものさえ感じるだろう。「秋風に思ひ屈することあれど天なるや若き麒麟の面」歌集『天変の書』より。




塚本邦雄全集〈第12巻〉評論(5)
販売元: ゆまに書房

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塚本邦雄全集〈第13巻〉評論(6)
販売元: ゆまに書房

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塚本邦雄全集〈第14巻〉評論(7)
販売元: ゆまに書房

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塚本邦雄に「定家は私である」という有名な言葉がある。しかし、この一巻を読んでいくと、その評価の天秤が、定家から良経に傾斜してく過程を、明瞭に辿る事ができる。塚本の短歌創作において、どのような意味を担っていたのだろうか。なお考えるべき多くの問題が残されている。さらに後年の、西行への接近と斎藤茂吉への集中の要因さえも、壮年期までの古典論の中に胚胎しているはずである。塚本は「豹変」を望んでいたが、その変身は、つねに長い時間をかけて周到に準備してきた結果であることが多かった。植物が、地中に種として眠っていた時を経て、ひとたび地表に芽を出すと、華麗な開花の季節を迎えるようなものか。『定家百首』の、作者の積年の私淑が一挙に開花した評釈行は、天上の花園のように燦然と輝いている。




塚本邦雄全集〈第15巻〉評論(8)
販売元: ゆまに書房

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