戻る

前ページ   次ページ

和書 467254 (222)



荷風小説〈1〉
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風小説〈2〉
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風書誌
販売元: 出版ニュース社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風と踊る
販売元: 三一書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風と東京―『断腸亭日乗』私註
販売元: 都市出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は「断腸亭日乗」を読みながら荷風を考えてゆく。焦点は荷風の老人趣味にあたっている。作品を読んだあとに参考書としても使え、これまで何度も拾い読みしている。




荷風とニューヨーク
販売元: 青土社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風2時間ウォーキング
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 荷風の『断腸亭日乗』で強烈な個性に魅かれて以来、いつかじっくり作品にも挑戦したいと思ってきました。こうしてフラヌール(都市遊歩者)の荷風を手段として、東京を歩こうという内容は、作品を丁寧になぞりながら、歩かなくなった現代人にとって荷風の行動力にただただ驚いてしまいます。

 井上明久さんの文章はわかりやすく、親しみを抱いて荷風をイメージすることができます。そして、薮野健さんの地図をはじめ、それぞれの町風景はいまにも荷風がひょっこり現れそうで、じっと見入ってしまいます。とはいえ、荷風が歩いていた当時のままの町はどんどん失せてしまっています。それを嘆く前に、東京という都市の移ろいを、荷風を先達に想像力を駆使して「東京」発見の散策をしたくなる1冊です。




荷風のいた街
販売元: 文芸社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荷風の永代橋
販売元: 青土社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

草森も、もういい歳のはずなのだが、あいかわらず頑張ってる草森の姿が伝わってくる良書。本書は荷風の日記を熟読玩味しながら、荷風の生き様とその時代を精密かつ大胆に活写する。草森らしい細部へのこだわりが、他人に読ませるべく書かれた日記を読むという、どうでもよいような行為を発酵させるようにして、批評家草森の真骨頂が発揮される。




荷風のリヨン―『ふらんす物語』を歩く
販売元: 白水社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

旅をする時、ガイドブックや添乗員さんから通り一遍の歴史や謂われを聞かされながら街を見て歩くのは、短い時間にいろんなことを見て知ることが出来るので悪くはないけれど、もっとずっと充実感を得られる旅として、作家などが描いた土地を、その作品の描写をたどりながら回る旅がある。

この本は、そのような旅を典型的かつ濃密に行った記録。著者の加太(カブトとお読みするとのこと)さんは、荷風の「ふらんす物語」だけでなく「西遊日誌抄」に加えて「西遊日誌稿」「書簡集」などを援用し荷風の足跡を追い、あわせて当時の行政文書や写真などを探し出し、関係者に聞き当時のリヨンの有り様をたどり、今との比較を試みる。

同時に、それらを著者が、いかに工夫して解き明かしたかを語り、その結果に対する感想・考察を展開する。著者は、荷風が風景をつかみ取るその目の確かさ、それを表現するリアリズムのすごさと、時には的確なシュールさに感嘆する。

多くの場所で、100年前のリヨンの景観が当時のままにその姿と雰囲気を今に伝えていることに驚きを表す。当時のリヨンの景観を撮した絵はがきが16枚掲げられているが、それらがとても鮮明であることや何よりもそれに見合うだけ多くを収集された努力と、それほどに見つかるだけ多くが売り出され、また今まで残されていたことは私にとって驚きであった。

私は、この本の冒頭に掲げられた「『ふらんす物語』のリヨン1907年」と題された地図をコピーして手元に置き、著者の記述を頼りにその地図に書かれていない建物や通りの名前を書き込みながら荷風の行跡をたどり、時空を越えてリヨンの旅を楽しんだ。

荷風が生きたリヨンを知り幾多の驚きを得る旅の本。旅好き、荷風ファン、フランス好きなどにお薦め。それぞれの旅、それぞれの荷風、それぞれのフランスを楽しんでいただけると思う。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ