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和書 467254 (242)



種村季弘 (KAWADE道の手帖)
販売元: 河出書房新社

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履歴書の年期と著者の記憶がずれていることに気づき、しかし、それを指摘しつつも笑いが誘われる読者が現れることも、極自然なラビリントス世界なのでしょう。ノンフィクションなんて、そもそも、非ーノンノンフィクションとしてデマが入れ子構造に組まれたその土台の上、もしくは下にできたとしか、ヘーゲリアンな立場をとる限り言いようがないですから。新しい研究では、もっと進んで内容が大学では語られているとは思いますが、私は非力なので、すたこら敗走するにしかず、です。が、それでも、論文発表会は刻一刻と私の身に近づいています。私の専門は公法や行政学らしいのですが、種村氏にはなれないダメおじさんなので、逃げることもできず、さりとて立ち向かうほどの能力もなく、困ったものです。氏のどこからか聞きかじったとして記していた、たぶん氏の自説じゃないかと思われる、アインシュタインの相対性理論に基づき二階にいるほうが一階にいるより年をとらないという説に加担し、先日、上階にマンションを買いました。若いときから老けて見られてきたのは、長くアパートの低い階に居住していたからだと考えられるからです。それに、廉価でしたから。今度の論文は、きっと若々しいにちがいない。1968年頃の、氏の著作のように。ナンセンスな説、二元論を超えるか、グローバリゼーションを飲めるか、ただなめくじらしく溶け出すか。書評になっていませんが、まあ、そんなものでしょう。




ベンヤミン (KAWADE道の手帖)
販売元: 河出書房新社

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司馬遼太郎―幕末・近代の歴史観 (KAWADE夢ムック)
販売元: 河出書房新社

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司馬さんの作品は最近読み直していなかったのでこれを読んでから挑もうと思い・・が、うすうす気付いていたことですが、やっぱり司馬作品の中には創作部分も含まれていたことが分かりヘコミました。エピソードがひとつふたつならまだしも、架空の人物まで出されていたので、あいや~っ、と唸りました。

まあ、それでも司馬作品が面白いことには違いありませんから、読み直します。大好きな「世に棲む日日」と「峠」を。

本書で面白かった稿は、エッセイの司馬遼太郎「自分の作品について」、論考半藤一利「司馬遼太郎とノモンハン事件」、特別対談 関川夏央×成田龍一「ひとびとの足音とは何か」などです。ところどころに幕末、明治の写真が挿入されていてドキッとします。




司馬遼太郎の「戦国時代」―総特集 (KAWADE夢ムック)
販売元: 河出書房新社

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 司馬史観といわれるほどに、独自の歴史観で物語を綴ってきた司馬遼太郎さんの作品群。この別冊では、「箱根の坂」から「宮本武蔵」までの司馬さんの物語を、多くの方が解説をされています。
 資料が不十分な分、想像力で物語を展開しなければならなかった北条早雲、長曾我部元親と盛親父子のことなど、未知の人物に生命を与えるのに、どれほどの想像のためのエネルギーが必要なのか。
 司馬さんの戦国四部作といわれる、「国盗り物語」「新史太閤記」「関ケ原」「城塞」に加え、徳川家康を描いた「覇王の家」や黒田如水の生き様を描いた「播磨灘物語」などを、各界を代表する方々が解説していますが、一様に歴史の空白を埋め、登場人物の心を捉える卓越した司馬さんの想像力を絶賛されています。
 多くの作家が描いてきた「宮本武蔵」なども、司馬流の物語として、司馬「武蔵」をつくり上げていますが、これは歴史の中の宮本武蔵を描いているからだと思います。
 すべての本を読まなくても、この別冊を通して司馬さんの物語に触れることができます。






澁澤龍彦―ユートピアふたたび KAWADE夢ムック
販売元: 河出書房新社

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三島由紀夫―没後35年・生誕80年 (KAWADE夢ムック)
販売元: 河出書房新社

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三島由紀夫。僕が小学校低学年の時に初めて社会に参加した、いや、せざるを得ない程の報道、そして著名な人間の切腹…という行為があったため、幼かった僕らは遊んでいた場所から歩いても20分かからない市ヶ谷駐屯地に足を運びました。

その時の光景をはっきり、覚えております。自衛隊の面々がすらっと並んで…「貴様ら、ガキのくせに何をしに来たんだ!」と言われたあの言葉。本当に、あの日を境に、友人はどうか分かりませんが…僕自身は自分と社会、政治の繋がりを紛れもなく感じた…そういう一日でした。

本著は2年前ですが…三島由紀夫氏が亡くなられてから35年、そして生誕80年を記念して発刊された河出書房新社のムックです。

このムックで珠玉なのは、宇野千代さん、渋澤龍彦さん、中村歌右衛門丈、そして寺山修司さんらとの貴重な会談が残っている事です。もし三島氏が御尊命だったら、現在82才という事になるのでしょうけれども…三島さんは絶対「老いる」自分は見せなかったでしょう。しかし、三島文学、「仮面の告白」に始まり、4部作「春の雪」等々、再度「日本人」として読んで様々な事柄を考えるべき時代ではないでしょうか。




水上勉―癒しと鎮魂の文学 (KAWADE夢ムック)
販売元: 河出書房新社

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河出世界文学大系〈11〉ゲーテ (1980年)
販売元: 河出書房新社

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河出世界文学大系〈12〉ゲーテ (1980年)
販売元: 河出書房新社

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河出世界文学大系〈21〉バルザック (1980年)
販売元: 河出書房新社

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