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和書 467254 (380)



幸田露伴のために (1984年)
販売元: 岩波書店

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幸田露伴・樋口一葉 (1982年)
販売元: 有精堂出版

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立原正秋の鎌倉―立原幹と歩く (講談社カルチャーブックス)
販売元: 講談社

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シェイクスピアと日本人 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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詩人 与謝蕪村の世界 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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釈迢空―詩の発生と「折口学」 私領域からの接近 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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白雄の秀句 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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漱石とあたたかな科学―文豪のサイエンス・アイ (講談社学術文庫 (1324))
販売元: 講談社

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 夏目漱石が好んだ科学とはどのようなものだったか、という一寸違った角度から描がかれた漱石論。彼の時代、彼自身の科学の受けとめ方が漱石の名作「それから」や「吾輩は猫である」などの引用、科学史的な世界のエピソードを交えて綴られています。

 椿の花の落ち方を題材とした漱石の俳句、寺田寅彦の物理学の論文。椿の花の落下運動が英文で理化学研究所雑誌に掲載されるなど、この時代はまだ科学もなんだか「人肌」のあたたかさがあったようです。寒月のモデルとされている寺田寅彦の、漱石や俳句との結びつきもこれまで「そうとは聞いていたが」という話が詳しく書かれているのも嬉しいです。この本のような視点から漱石をもう一度読んでみようか、と思う気持ちになると同時に、寺田寅彦ももう一度読みたくなりました。

 著者は理工学部卒、社会科学部教授。物理学者ファラデーが「無冠」であることをつらぬいたことと漱石の博士辞退事件の関連や、絶対温度(K)に名を残すケルヴィンが自らの立てた理論の範疇から次へは移れずに頑なになっていくさまなど、科学史的面白さも味わえます。

 本の好きな、植物学研究者の友人が薦めてくれた愛読書です。




漱石とアーサー王伝説―『薤露行』の比較文学的研究 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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ア-サ-王伝説、テニスン、「シャーロットの女」、ロンドン、漱石・・・本書あとがきで江藤氏も述懐しているように、人生の時々に心惹かれてきた事物の数々が、この本を読むことで個人的にも有機的につながったような気がします。ロンドンのテイトギャラリーで「シャーロットの女」を見た時の衝撃・・・100年前の漱石がすぐ隣に立っているかのように感じたあの日。作家へのそんな近しさと敬意が江藤氏をつきうごかし、本書の形となって、時をへて現代の読者の前にあらわれる。漱石という作家は、きわめて日本的でありながら、同時にかるがると時空を超えてしまう力をもっている、そんな気がします。
もちろん、江藤氏が結論として導いている、作家(漱石)の個人的な内的経験(禁忌の恋愛)を反映した作品論という方法が、今日どれだけ有効か・・・は判断が難しいでしょう。でも、芸術も批評も、出発点はやむにやまれぬ衝動でしかありえないはずです。江藤淳の内的衝動がそこにほとばしりでていたとしても、彼が20世紀の偉大な批評家であった事実を何ら変えるものではありません。
ところでこれを機に、マロリーのア-サ-王伝説をきちんと読もうと思いました。私のア-サ-王に関する知識は、おもにモンティ・パイソンから得ていましたので^^




漱石と世紀末芸術 (講談社学術文庫 (1110))
販売元: 講談社

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