和書 467256 (395)
詩集 イブキ
販売元: 文芸社
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詩画集 息吹を求めて
販売元: 新教出版社
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イブシャンモゲール
販売元: 書肆山田
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井伏鱒二全詩集 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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井伏鱒二という「詩人」の全貌がやっと身近なものになった。私は彼の詩の一部しか知らなかった。今回の詩集は今まで一番充実していた「全集」のそれよりも「拾遺詩篇」19篇が付き、まさに「決定版」になっている。彼の詩は一言で言うと「個性の塊」である。そして一方では「柔らかい日本語」なのだ。そして時々「どきりとする表現」があり、時々「謎な表現」がある。
例えば「逸題」。「今宵は中秋名月/初恋を偲ぶ夜/われら万障繰りあわせ/よしの屋で独り酒をのむ 春さんたこのぶつ切りをくれえ/それも塩でくれえ…」この見事なリズム感、見事な庶民性。そしてなぜ「われら」が「独り」なのかという謎。
また訳詩という作業において、井伏はまだ誰も追い越していない換骨奪胎の偉業を成し遂げている。「ハナニアラシノタトエモアルゾ/「サヨナラ」ダケガ人生ダ」干武陵の「勧酒」を見事に訳したこれだけではない。「ドコモカシコモイクサノサカリ/オレガ在所ハイマドウヂヤヤラ/ムカシ帰ツタトキニサヘ/ズヰブン馴染ガウタレタソウダ」(杜甫「復愁」)今回彼の詩を全部読んで気づいたのはその詩の中に庶民から見た戦争の影がどうしようもなくまとわりついているということだ。これは井伏でしか書けなかった詩であり、もう現代では誰も書けない詩である。そういう目で見ると「つくだ煮の小魚」も「顎」も「春宵」も突然いなくなった者たちへのもの哀しくオカシイ鎮魂歌の様にも思える。のは私だけだろうか。
近代詩の思想 (以文選書)
販売元: 教育出版センター
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少年詩の歩み〈2〉 (以文選書)
販売元: 教育出版センター
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松村緑の人と学問―日本近代詩研究の一足跡 (以文選書)
販売元: 教育出版センター
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異邦人のように
販売元: 新風舎
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異邦人―朗読のためのテキスト (ポエジー21)
販売元: 北冬舎
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詩集 異邦人
販売元: 審美社
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