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和書 467260 (250)



小説 三国志〈下巻〉
販売元: 光文社

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小説 三国志〈中〉
販売元: 光文社

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この作品の中巻は関羽の千里行から孔明の出廬、そして赤壁から益州征圧までが描かれている。
上巻のレビューでも述べたが、他の三国志小説と比べても女性キャラクターからの視点が
多く、この巻で初登場する孫夫人や、最後の妻である穆皇后こと呉慧等の実在の人物は
勿論、数多くの魅力ある女性が登場している。




残照の中の巨樹 正徹 (日本の作家23) (日本の作家)
販売元: 新典社

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唱導文学研究〈第3集〉
販売元: 三弥井書店

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掌編 源氏物語
販売元: 潮出版社

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 月刊「潮」に54回連載されたものをまとめたものである。「現代源氏物語絵」と題されていた。本書はまとめて「掌編源氏物語」と改題された。文章を中心にすれば、「あらすじ・源氏物語」だ。歌人である著者の歌物語的捉え方にツボを心得た繊細さがあって、心理の襞がよく描かれている。文章に香気があふれていて、並みの源氏物語ガイドブックではない。
 更に、本書の特徴は現代画家によって描かれた各帖の代表場面の絵のすばらしさを特筆しなければならない。原画を見るに如かないが、著者のその絵(挿絵ではなく一幅の絵画作品)の説明のいくつかを紹介しておきたい。私が気に入った絵の解説…
 第九帖「葵」…重苦しい葵巻本筋をあえて外し、紫の君と同車の源氏を見送る源典侍の齢すぎた哀れを三輪良平が描いている。
 第二十五帖「蛍」…源氏が蛍を放って、その光に浮かび上がった玉鬘のすばらしさを兵部卿宮に垣間見せたところを描いた上村松篁の快作。
 第四十一帖「幻」…秋の野の彼方に飛びゆく雁を遠望する視野に、幻のように佇む紫の上を堂本元次が描いている。寂寥の野の風景は、まるで中有の野のように描かれている。
 第五十一帖「浮舟」…小舟に乗って宇治川に浮かぶ匂宮と浮舟を秋野不矩が描いている。月光の川面を暗天に向かって漂い入るような構図が、浮舟の命運をさりげなく表している。

 
  




正本近松全集〈別巻2〉
販売元: 勉誠社

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将門記
販売元: 勉誠社

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昭和時代年次別 万葉集研究書要覧
販売元: 武蔵野書院

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初期草双紙集
販売元: 和泉書院

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初期万葉論 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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 昨年から今年にかけて立て続けにかの漢字学者白川静の著書が中公文庫に収録されていっている。大部の『字統』や『字訓』『字通』には手が出なくてもこれなら碩学の片鱗にも気軽に親しめそうだ。あとがきに「『万葉』についての考説を試みることは、私の素願の一つである。はじめに中国の古代文学に志したのも、そのことを準備する心づもりからであった」とあるのを見てあっと思うのは私一人ではないだろう。万葉学者や国学者にとって漢学は対立するものというイメージがあるし、一旦万葉集の森に迷った者は自分の内部がその魔境的な魅力に射抜かれるまで出てこられないのが万葉というものであろうから、万葉集を読むために中国文学者になり中国文学者として押しも押されもせぬ第一人者となった晩年の今..、今に今に、著者は再び初志を貫徹すべく充分な高見をもって自分自身の万葉論を展開したというのだから。

 通常数期に分ける万葉歌を著者は二期に分ける。前期を人麻呂を中心として黒人、赤人を同列に論じ、憶良、旅人・家持を後期の中心とするのである。著者は終始一貫して「短歌の本質は儀礼における鎮魂・魂振りとしての、呪歌であった」という立場から「それが地霊を顕す自然の景象に向って発せられるときには叙景となり、人間に対する愛情の上に移されるときには相聞となる」として万葉歌をふんだんに論じていく。そういう本質的な理解に基づけば、自然、後期論での七夕論、表記論においても関心の中心は人麻呂ということになる。万葉集を読むことから万葉歌を詠んだ歌人の心へ、そしてその歌人の心から現代を詠むことに往還的につなげていくためには、神とともにでないとしたら共同作業的な活動になるだろう。折口の人麻呂歌人集団説ではないが、「巫祝社会的な基盤を主としてその集団性のうちに作歌者としての位相をみなければならない」とした上で、「集団の存在こそ、歌の伝承を可能にし、広汎な土壌の上に新しい文学の展開をもたらす」のだという著者の明言は、蓋し現代の短歌・俳句の大衆化された状況においても違った意味でかなり重要な指摘なのではないだろうか。


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