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和書 467262 (1)



0(ゼロ)を追っかけろ!―NAN・MON探偵団 (ミステリー&ホラー文学館)
販売元: ポプラ社

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007 わたしを愛したスパイ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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イアン・フレミングのジェームス・ボンドシリーズの中の一作ですが、ストーリーにはいつものスケール感がなく、どちらかといえば短編っぽい、こじんまりしたお話です。ヒロインの名前も"ヴィヴィエンヌ・ミシェル"で、いかにもフランス系カナダ人っぽい名前で、何のひねりもありません。いつもの調子だと、"メイプル・シロップ"とでもなっていたでしょう。同名の映画とはタイトル以外何の関係もありません。
本書は発売当初、評論家から「駄作だ!」「ポルノだ!」しまいには「ニセモノだ!」「偽書だ!」とまで言われていました。本書はヒロインと同名の女性との共著となっていますが、本当かよ?って感じです。しかし、ディテールの細かな描写等はいつものフレミング節です。フレミング亡き今となってはこれも貴重な著書の一つです。長い短編だと思えば、納得できます。たまには、こんなのもいいと思います。ジェームス・ボンド全作を通して読むときには、箸休めとして気楽に読めます。
(訳者の井上一夫さんは当時どんな気持ちで本書を訳したか、気になるところです。)




007 ゴールドフィンガー (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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この原作が発表されたのは1959年だから半世紀近く前だが、今読み返しても充分面白い。その面白さは、現在主流の無駄を排した小説には求められない当時のヨーロッパの優雅さにある。優雅といってもアクションものなので締めるところは締めるし緊迫感もあるが、ストーリーの端々に散りばめられた著者の教養が、単なるアクション物以上の格調の高さを醸し出している。それは例えばアストンマーチンに乗るボンドが、前でのろのろ運転をしているファミリー・サルーンの運転手を、「向こうの車のハンドルを握っているのは、下手な運転手にお定まりのバッジみたいに、帽子をまっすぐ深々とかぶった男」と描写したり、プッシー・ギャロアを「同性愛の美しい女のもつ、男の色気をそそるような挑戦を感じた」と表現するところに現れている。このように映画では描かれていない言い得て妙の表現があちこちにある。

アクションものの小説はたくさんあるが,ボンド・シリーズほど主人公の知性を感じさせるものは少ないのでなかろうか。

これは「ミステリ」の範疇に入るようだが,「アクション」といった表現の方が合うほど清々しい。私はまだ原書を読んでないが,井上一夫の訳もこなれていて、翻訳モノにたまにある違和感は感じなかった。




007 ドクター・ノオ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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映画はこの原作どおりにほぼ描かれていた。
しかし映画と違い、原作ではドクター・ノオがどういう人物なのか、なにをやろうとしているのかなどのキャラクター設定が上手くなされている。今回のヒロインであるハニー・ライダーのキャラクターとしての個性も映画よりも濃く描写されていて大変良かった。
舞台は「死ぬのは奴らだ」の後半に登場したジャマイカ。「死ぬのは〜」にも登場したストラングウェイズの消失が事件の発端となり、前回同様クォーレルが再びボンドとコンビを組む。また「死ぬのは〜」のヒロイン、ソリテールに思いを馳せるボンドもわずかだか描写されている。
今回も人間味溢れたボンドが描かれているが、クライマックスの機関車ほどもの大きさがあるイカことクラーケンとの戦いや映画では微妙だったドラゴン戦車、クラブ・キーの謎等々見事に描かれている。
ひとつの小説として充分まとまっていて読み応えがある作品だった。また前作の「ロシアから愛をこめて」(「から」であっています)のラストで毒を受けたボンドのその後にも答えを出している。




007 死ぬのは奴らだ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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前作カジノとはうってかわって、様々な国や場所を舞台にした007の冒険が描かれている。
黒人犯罪者のなかでもっとも力が有り、人を恐怖で支配するスメルシュの一人ことミスター・ビッグとの戦い。ボンドとコンビを組むのはCIAの盟友フィリックス・ライター。
今作でのボンドも内なる闘志を秘め、まだ感情的な部分も残す人間ボンド。ライターの敵への復讐する描写やソリテール(ヒロイン)のことを考えているときの描写等々、彼も一人の人間であることを思い出させてくれる。初期傑作と呼ばれるのも納得。
フレミングらしい細かい描写等々も意外と読みやすかったりします。
前作のカジノ・ロワイヤルでスメルシュを倒すことを誓ったボンド。そんな彼が本格的にスメルシュを戦うことになる作品。




007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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 西村京太郎作品における十津川警部シリーズのドラマ放送版のあるシーンで、彼の妻が自分たちには子供がいないことをどう思っているかを尋ねたところ、彼は「それはたしかに寂しいが、君と出会えたことでひとまず人生良しとしたい」と語った。ボンドと共に資金係としてカジノに参加した美しき女性ヴェスパー・リンドとの出会いとその結末は、私には、上述された十津川警部のセリフとなぜか響き合った。全27章の個性的なタイトルも読者の注目を惹くことであろう。

 ボンドに与えられた007(ダブル・オー・セブン)の「00」とは、たとえば裏切り者を二人殺害することで得られる称号だ。彼の任務は冷酷さを要求されるものが多く、着実に職務を遂行するボンドの姿勢にはある種の無機的な印象が付きまとう。とはいえ、「解説」にもあるように、本書は「ジェームズ・ボンドという秘密情報部員が、外部からの刺激を受けてひとりのスパイとして完成するまでの物語」であり、人間的で情感溢れる男の魅力がよく描かれている。少なくともボンドを「無敵の英雄」視する固定観念は、本書によって修正されるに違いない(007の原点である作品であるゆえに、私自身、できるだけ丹念に読むよう心掛けた。あいにく「古さ」はあまり感じなかった)。

 映画を通じてお馴染みのアクション場面がほとんどないのは残念であり、2006年に公開されたD・クレイグ主演の迫力(アクション)・緊張感(カジノ)・哀愁感(エンディング)に富んだ映像のインパクトが大きかっただけに、物足りなさはつきまとった。1953年という原書刊行時から半世紀を経ているからのだからむろん仕方ない面はある。原著から映像という順序であれば逆の効果が得られただろう。他のレビューにあるように、映画とセットで楽しめるし、それによって作品をより深く理解できよう。邦訳の出来栄えもよい。新版前にすでに60刷を重ねていることもやはり驚異だ。





007/ゼロ・マイナス・テン (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
販売元: 早川書房

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小説版の007は本作が初めての作品だったが、映画に負けないようなスピード感あるストーリー展開で面白かった!!
ただ実際読んだのが既に香港返還後だった為、話の中で問題となっている香港返還時に合わせて読んでいれば本作をリアルタイム的に楽しめたのではないかと思うのがちょっと残念!




007/ダイ・アナザー・デイ (竹書房文庫)
販売元: 竹書房

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小説007はおもしろいですね。
僕は007作家の「レイモンドベンソン」と「イアンフレミング」の
ファンです。映画もおもしろいけど小説はスリルからなにまでや
すみずみ楽しめます。映画でわからなかったところもわかって
おもしろいです。是非読んでみてください。





007/ハイタイム・トゥ・キル (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
販売元: 早川書房

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007/ファクト・オブ・デス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
販売元: 早川書房

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Mの恋人を出したり、
旧Mやレイター、ケリムの息子なんて過去のメンバーを登場させたりと
面白くしようと言う工夫は見られるのだが、
どうにも教団が分裂気味で狙いがいまいちハッキリせず、
ウイルスも既にばらまかれちゃったりして、間一髪阻止と言う面白さがない。
ボンドは毎回捕らわれて、次の章で脱出と言う繰り返しで展開が単調すぎる。


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