和書 467262 (343)
きらめく海のように (ハーレクイン・ロマンス)
販売元: ハーレクイン・エンタープライズ日本支社
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きらめく海のように (ハーレクイン文庫―ハーレクイン・ロマンス)
販売元: ハーレクイン
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きらめく船のあるところ
販売元: BL出版
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夢を持ったとき、あきらめないで突き進む勇気と、
それを邪魔する不安の葛藤が誰にもあります。
夢を見たときのワクワク感、
夢をあきらめたとき、
不安を克服する勇気、
夢が現実になったとき・・・
その一つ一つの過程を2匹の動物を通して見せてくれています。
犬と海が大好きな画家さんが描いただけあって、
その絵は温かみがあり、とってもかわいいです。
読み終わったとき思わず顔がほころんでしまう本です
きりと雪からのだっしゅつ (心にのこるみんなの体験)
販売元: 金の星社
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きりのなかで あらしのよるに (4) ちいさな絵童話 りとる
販売元: 講談社
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二人で満月を見にポロポロがおかへと行くが、他のオオカミがヤギ猟をスタートしてしまいメイにオオカミの牙が・・・。『ふぶきのあした』に次ぐスリル感が味わえます。
きりの国の王女 (ジプシーのむかしばなし)
販売元: 福音館書店
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きりんの海 (こども童話館)
販売元: ポプラ社
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きれいなお城の変身の物語―ヘビ女から狼男まで
販売元: 大和書房
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きれいなお城の恐ろしい話―世界残虐人物譚
販売元: 大和書房
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きれいな絵なんかなかった―こどもの日々、戦争の日々 (ポプラ・ウイング・ブックス)
販売元: ポプラ社
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なにぶん、5歳の時の思い出話である。
わが身を振り返ってみても、近所のガキどもと缶ケリをした程度のことしか思い出せない。
しかし、三島由紀夫『仮面の告白』では無いが、作家は生れた時から作家なのだろう。
ポキポキした短い訳文は最初は説明的すぎるように感じるが、
それが慎重に正確さを確認しながら大きな物語を前に進めている力技であるのだと
気が付くには時間はかからない。それを感じ取れれば、5歳の視線に一気に引き込まれる。
思い出話であるから、ヒマワリの種を食べるときの感触や、修道女の裸を見た驚きなど、
ナチスやユダヤとは関係の無い話も語られ、しかもそれが、
ナチスから逃げる危機一髪の行為と同等の価値観のように語られる。
その、どこまでもフラットな視線こそが5歳の作家しか持ち得ない特権性なのであろう。
この手法によって、陰惨なシーンよりも、「でも、どこからも音はきこえてこなかった。
人もいなかった。ユダヤも。ナチスも。だれも。」といった静謐なシーンにこそ怖さが演出される。
特に秀逸なのは、一緒に逃げ回った「ばあや」の描き方だ。
当初はユダヤ人に雇われていながらユダヤ人を嫌う敵役のように描かれているが、
幼い主人公姉弟を気丈にかくまいながら逃亡するうちに、読者は彼女に好意を持ち始める。
しかし、ばあやが変わったわけではない。著者が、ばあやをきちんと見てきた結果なのだ。
つまり、この5歳児の物語は、成長物語でもある。
人を見る目を養うということが、成長するということなのだ。
そして読み終えたとき、読者は自分と世界と歴史の「成長」物語を前に進める気持ちを持つのだ。