和書 467264 (12)
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宇治・山城の民話〈2〉
販売元： 文理閣
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歌になった「にっぽん昔話・伝説」の謎
販売元： 幻冬舎
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ベストセラーになった「童謡の謎」の作者の新シリーズもやはり謎。「かぐや姫」や「こぶとりじいさん」の唄をわざわざ引っ張り出してきて深読み、こだわりは今回もなかなか。話の筋を知っているだけに『へ～なるほど』って感じですね。かぐや姫が行った月は、関東だった説は、珍説だが納得材料あり。「花咲じじい」のちょっと艶っぽい解釈も笑いましたが、私は「昔話」より、より「伝説」の方がすばらしいと思いました。「もののけ姫」やひばりさんの「河童ブギ」を引き合いに出しての『河童伝説』、北海道のお土産にかってきてもらった「まりも伝説」は、泣かされました。童謡の謎も抜群だったけれど、こちらも面白さでは超おすすめです。
海原の平家伝承―奄美説話の原像 (三弥井民俗選書)
販売元： 三弥井書店
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浦島太郎の謎
販売元： 文芸社
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そうした関連のあるもののみを浚っていくと、どんどんととんでもない方向へ…。
これは浦島太郎と言うよりも、そうした海神伝説に纏わる話の考察となってますね。
牽強附会とは言い難いですが、古今東西世界のそれを知る上では面白いかも知れませんよ。
浦島伝説の研究
販売元： おうふう
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永遠を背負う男 世界の神話 (THE MYTHS)
販売元： 角川書店
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本書の主人公はアトラス、ギリシャ神話に登場し、永遠に地球を背負わされる運命にある男である。そして、ヘラクレスがヘラの黄金のリンゴを手に入れるよう、アトラスにお願いし、アトラスは一時だけ、地球を背負うのをヘラクレスにかわってもらう。アトラスは、ほんの一瞬だけだが、重荷から開放されるが、それがアトラスにどのような変化をもたらすのか、というのがストーリー。
神話は寓話でもある。ウィンターソン自身、厳格な家庭で育てられたという過去がある。熱烈な宗教心に燃えた家庭に養女として引き取られたのだから。にもかかわらず、彼女自身は、１６歳のときに同性愛に目覚める。そのため、宗教からも家庭からも追い出される。まさに、重荷を背負って、少女時代を過ごしてしまったということだ。
多分、ウィンターソン自身もそうだろうし、ぼく自身もそうなのだけれど、重荷はその後も続く。ビートルズの曲「キャリー・ザット・ウエイト」みたいに、それはそれでしんどいけれど、まあ、逃れられないような気がしないでもない。でも、本当につらかったら、ひょっとしたらそれを下に降ろしてしまってもいいのかもしれない。それでも宇宙は回っている。個人の重荷なんて、実は対したことないのかもしれない、という。
本当に、ウィンターソン自身、背負ってきた重荷をあるとき、降ろしてしまったのだろう。厳格な家庭から追い出されたとして、セクシャルマイノリティーであることを受け入れたとして、それによって、でも世界は何も変わらず、自由に呼吸できる世界が待っていた。もちろん、アトラスが背負う物は地球そのものであり、あまりにも重い。だが、そこにこそ、かつて彼女が感じてきた重さが象徴されているし、それは、ぼくのような軽い人間にとっては、あまりにも重い。地球にはたくさんの人が乗っているのだから。そんな重さすら感じさせてしまう、彼女自身の内側の神話を書いた、神話として伝えようというのが、本書なのではないか、ということである。
それにしても、宇宙犬ライカとともに去っていくラストはとても美しい。ライカもまた、理不尽なままに宇宙開発を背負わされてしまった存在なのだから。
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英雄伝 (叢書アレクサンドリア図書館)
販売元： 国文社
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「英雄伝」と言えば、プルタルコスの対比列伝を思い浮かべるが、それより以前に著されたのが本書。
２０数人のギリシア・カルタゴの将軍クラスの伝記がいずれも簡単な散文で記述されている。ほかにも王や、哲学者などの伝記が多くあったらしいが現在に伝わらない。
非常に残念であるが、残された、あまり有名でない人々の逸話の中に他の文献では目にすることもできない新鮮な逸話などもあり貴重である。
訳注、解説もたいへん丁寧である。
絵入川柳 妖異譚
販売元： 三樹書房
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日本昔ばなし とっておきの雑学知識 (エスカルゴ・ブックス)
販売元： 日本実業出版社
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エスキモーの民話
販売元： 青土社
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