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和書 467264 (32)



本朝幻想文学縁起 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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 1985年に工作舎から出た単行本の文庫化。存分に楽しみたいなら、単行本を入手すべき。文庫版では挿図がかなり貧弱になってしまっている。
 本書は江戸〜明治初期の日本の「幻想世界」を紹介したもの。といっても、中心となっているのは神道とか平田篤胤の話。妖怪とか怪奇を期待する読者には不向き。
 歴史上にひっそりと現れては消えていった怪しい「世界観」について、無数の文献、資料を駆使して解説してくれる。いつもながら、ものすごい知識量に圧倒された。こういうことが出来るのは、荒俣氏しかいないと思う。
 しかし、ちょっと壮大すぎて、ついていけなかった部分も。




妖怪文藝〈巻之弐〉 響き交わす鬼 小学館文庫
販売元: 小学館

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妖怪文藝〈巻之壱〉 モノノケ大合戦 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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四谷怪談の女たち―子殺しの系譜 (小学館ライブラリー)
販売元: 小学館

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小学校演劇脚本集〈8〉
販売元: 晩成書房

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正部家ミヤ昔話集
販売元: 小沢昔ばなし研究所

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~岩手県は山の中、遠野にまつわる昔話を、語り部で有名な鈴木サツさんの実妹である正部家ミヤさんの語りによる物語。ミヤさんの耳を傾けていると、自分が遠野の曲り家でその話しを聞いているようです。囲炉裏の薪の爆ぜる音、風のざわめき、ふすまの閉まる音開ける音…~~
遠く、佐々木喜善が大人たちから聞かされた時代にまでタイムスリップしトしまったようです。『遠野物語』を読んだ方、遠野の魅力に取りつかれてしまった方、ぜひこの語りにも耳を傾けてください。目をつぶって聞いていると、まるで自分が佐々木喜義になったようです。

付随のCDでは13話のお話を耳で楽しむことができます。~~
1.猿の嫁ご 2.親父買った男 3.人さ、もの食せたくねえ男 4.ねずみの相撲っこ 5.お月お星~~ 1 6.猿と蟹の餅つき 7.狐と郵便屋さん 8.オグナイさま 9.団子っこけろ 10.蚕の串刺し 11.豆腐とこんにゃく(仲悪かった) 12.貧乏神と福の神(一人神) 13.川端のくるみの木

正部家ミヤさんの「語り」は1992~2002年にかけて収録されました。

実姉、鈴木サツさんのお話も聞ける【全昔話集と語り】とはまさに姉妹本になっています。遠野物語ファンにはぜ~~ひ!~




ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)
販売元: 晶文社

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 千夜一夜物語やフランツ・カフカ、荘子にホーソーンなどなど世界中の物語やその断片を集めた小品集。面白かったのは、「気むずかし屋」「怒りを恐れて」「いかにしてわたしは超人を見つけたか」「女弟子」など。
 「緒言」で「物語の真髄は本書の小品にある」と書かれていますが、なるほど物語のエッセンスだけを取り出しているとわかる表題と小品です。聞いたことがない物語でもどことなく覚えのあるものがあり、「人食い鬼の撲滅」「邂逅」「バラモンたちと獅子」などは日本の民話にも類型をみることができるかと思います。
 教訓であり、皮肉であり、普遍的でありながらも、おかしみがある。日本語でいう「ストーリー」というよりも、「物語」を好まれる方におすすめです。




諸国国尽し (東洋文庫 ふしぎの国)
販売元: 平凡社

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昔話のイメージ〈2〉 (白百合児童文化研究センター叢書)
販売元: 古今社

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世界の妖精・妖怪事典 (シリーズ・ファンタジー百科)
販売元: 原書房

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 とても面白い本です。なにせ、3000項目もの幻想的な存在が、
洋の東西を問わず一同に会し、肩を並べているのですから。
数も多いのですから種類も色とりどりで、パックやゴブリンといった
有名な妖精から、ブラジルのエンカンタードたち、ロシアの
チェレミス人(マリ人)の数多くのケレメトなど、日本ではほとんど
知られていないようなマイナーな存在まで網羅されています。
さらにどの項目にもリファレンスがあり、より詳しく知りたいという
読者にも配慮しています。
 また、巻末の種類別・地域別索引も参考になります。たとえば
「水」に関する妖精・妖怪を調べようと思っても、200以上あって
逆に困ってしまうほど。

 ただ、監訳の松村一男さんがあとがきに書いているように、
情報が不正確なところも結構多かったりします。これは一人の人間が
世界中のあらゆる文化から項目を集めようとすればどうしても起きて
しまう問題ではあるのですが。たとえば、「カミ」の項目に
「日本の精霊」とあるのはいいんですが、なぜかそれよりも先に
「韓国の精霊」とあり、地理的な混同がおきてます。著者のホーム
グラウンドであるヨーロッパについてはその心配はあまりなさそう
ですから注意すればいいのですし、監訳者のいうとおり、知識の
ある人なら自分で間違いを見つけられるだろうとは思うのですが、
残念なところです。
 それともう一つ、図版は多いんですが、どれも出典がありません。

 なんだかんだいっても、今のところこれだけのボリュームの類書は
ないですし、この手のものが好きな人には充分価値はあると思います。


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