和書 467266 (68)
シェイクスピア論 (岩波文庫 赤 221-2)
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悪口学校 (岩波文庫)
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シェイクスピアの悲劇 上 岩波文庫 赤 263-1
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シェイクスピアの悲劇 下 岩波文庫 赤 263-2
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賢人ナータン (岩波文庫 赤 404-2)
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ナータンは自分の娘に
「いつもお前が本来のおまえであってくれさえすればそれでいい、
おまえの心にまったく別のものが萌したとしてもそれは
自然で無邪気なものだから心配することはないよ」と言います。
また、後半、キリスト教徒の修士に「宗旨は違っても人情は一つです」
とも言い、キリスト教徒の修士がユダヤ教のナータンに、
「あなたはキリスト教徒だ!」と言わしめ、
逆にナータンも、キリスト教の修士をユダヤ教徒だと言います。
本来の人間から分離させて自分を見失わせてしまうものは
(それが悪だと私は思うのですが)
特定の宗教というより、
その宗教の(信仰の)あり方かもしれません。
本書の111ページあたりで
サラディンの問いのかたちでナータンが、
有名な「三つの指輪」の寓話が語ります。
彼は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のうち
どれが真の宗教かという難問をナータンに問いかけたのです。
「世界の宗教 どの教えが優れているのか」
というケシャウジー(徳間書店)の本を思い出しました。
ともあれ、戯曲形式でそう分厚くないんで、
読もうと思えば一日で通読できます。
群盗 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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若者の仕事とは何か、無力で、金も無く、力も無い。若者には何もない。いつの時代だって時代は閉塞し、法は常に弱者の槍ではなく、強者がすべてを押さえつける万力であり、政府は富める者を富める者に留める以外の事ををしない。若者に唯一できるのは現代に絶望することだけなのだ、絶望は破滅を求める、殺しを、罪を、怒りを、憎悪を、戦争を死をがむしゃらに求めていくしかない。シラーの描いた若者のための戯曲。ヴィクトル・ユゴーのレス・ミゼラブルの革命家たちのモチーフであり、彼自身の小説に対する信念「優れた小説とは常に革命の硝煙と、愛の破滅の匂いが漂っている」という考えを与えるなど後世への影響は多大である。荒削りで、暴力的で、やや崩壊しているが、その未完成さがインスピレーションを与えるのではないだろうか。ダンテの神曲、ゲーテのファウストで自分も何か書いてみようという気には誰もならないが群盗は絶望から何かを生み出す力に溢れている。
地霊,パンドラの箱―ルル二部作 (岩波文庫 赤 429-1)
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ガリレイの生涯 (岩波文庫 赤 439-2)
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この戯曲においてガリレイは科学界におけるアダムとイブの役割を演じる。
劇中、彼は科学的精神に反して科学的な学説の誤りを認めるという前例、つまり新時代を古い時代と認めるという原罪を作ってしまう。
そこで、ブレヒトは問う。
新時代を古い時代として捨てては居ないか?
古い時代が新時代だと捏造されてはいないか?
はたして私たちが向いている方向にあるものは本当に新時代なのだろうか?
タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2)
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この本を読むと我々人類はルイ十四世のころからまったく進歩していないことを感じる。
いまだに「××真理教」だの「○の華」だのと言ったいかがわしい宗教にだまされ、気づいたときには財産をすべてむしりとられている。モリエールが300年も前に警告を発しているのに我々人類は相変わらずなのだ。
タルチュフは今後とも姿かたちを変えて我々の前に現れるだろう。
しかし間違えてはいけない。モリエールは宗教家を否定しているわけではない。もちろん私もだ。マザー・テレサのように宗教を越えて世界中の人々から尊敬されるような素晴らしい人も存在するのだ。
我々が注意を払わねばならないのは、この作品で描かれているような偽善者なのだ。(フランスやドイツでは『タルチュフ=偽善者』として引用される)
この作品を読んだ後、今一度カルト宗教の起こした一連の事件を思い起こしてほしい。
守銭奴 (岩波文庫 赤 512-7)
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古い古い戯曲なのですが、今読んでも面白い!
「守銭奴」アルパゴンのごうつくぶりは読んでいると、よくまぁこんな次々と思いつくなぁとほとほと感心してしまいます。
薄くて、すぐ読めてしまうので、何度も読んでしまいました。