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和書 467266 (104)



思い出の則天武后―深瀬サキ戯曲集
販売元: 講談社

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玩具の神様―SCENARIO 1999 (理論社の文芸書版)
販売元: 理論社

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二谷「きれいなドラマって、どんなものだと思われます?私、それがわからなくなってしまって――」

倉本聰の影の大傑作と呼ばれるのがこの「玩具の神様」。00年にはNHKBS・総合で舘ひろし・中井貴一・永作博美で放映されました。民放の商業性では絶対に作れない、きれいなドラマでした。

おそらく、今作の終盤で現場を指揮する落石(根津甚八)が、喫茶店で二谷と再会した時に漏らしたことばが、現実に置いての製作の人間のいちばんの気持ちなのかもしれません(この時の根津さんの演技はそれはもうハイライトで、迫真そのものでした)。倉本さんはここで、プロとして現実と理想の間に立つ人間の微妙なラインを微分化されていると思われます。勿論それはドラマに対する並々ならぬ愛情を注がれるご本人そのものなのかもしれません。

きれいなドラマ、それはいったいどういうものだろう?この問に対する答えは、このシナリオそのものを読み終わったあとの心にどういうものが残っているか、それを確かめないことにはここで、こうだ、という具合には書けません。ちなみに私は今作でその目に見えない答えを、自分なりに明確化できたと思います。尚、倉本さんご自身が現実に“ニタニ”と同じような事件に遭遇したとの話を聞いたことがあります。

(おまけ)
今作のきれいさの象徴が、NHK第1話,第2話のエンディング曲に使われたエケヴィン・カーン「スルー・ジ・アーバー」というピアノ曲でした。あまりに優しく、安らかに落ちていく音色がこの「玩具の神様」のテーマに相応しかったと思います。




親ゆび姫/占っちゃうぞ―宮藤官九郎シナリオ集
販売元: 角川書店

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ブラックなおもしろさ。
狂気と笑い。
本人が『おしゃれイズム』にて大人計画フェスティバル宣伝の為
メディア露出していた時
ファミレスとかで脚本かいてて
”話している人の会話がおもしろくて、そのまま採用した”と
いってたフレーズが入っています。
(女子高生が彼氏とその女の友達との関係を問いただすやつ)
『いっぱい頼んでちょっとずつ食おうぜ』は
IWGPだとすぐわかるけど。
いま読んでも全然いいじゃないか、と思う。
ストーリーがちゃんとしていて面白い。
磯山さんのコメントが好きです。




青果劇のこころ―現代史劇の巨星 (オリエントブックス)
販売元: 木耳社

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天使のくれた時間 (オリジナル・シナリオ対訳)
販売元: 愛育社

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戯曲 オルフェウス
販売元: 八重岳書房

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オレがアイツでアイツがオレで (ユメラメラDream Books)
販売元: 演劇ぶっく社

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オレアナ
販売元: 劇書房

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これは非常に戯曲としての価値があると思う。
人によって読み方が変わるからだ。
ある人が読めば「この教授下心見え見えね(=教授が悪い)」、他の人が読めば「自意識過剰&被害妄想のアホ女子大生に引っかかっちゃってお気の毒(=女子大生が悪い)」、またある人が読めば「誰も悪くない。”密室に男性教授と女子大生”という状況こそが悲喜劇を生んだのだ」と感じる。男性と女性によって、また読み方が違うだろう。そして上演するとき、男優、女優、演出家の台本解釈のズレが化学反応を起こして、メンバーがちょっとでも変われば、完成する芝居が全然別のものになったりするだろう。多義的な戯曲なのです。

しかし、読み物としては、どうかな?




オレゴンから愛
販売元: フジテレビ出版

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オレステス
販売元: れんが書房新社

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