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和書 467266 (187)



坂本竜馬のごくらくやぶり―芝居台本『そうべえごくらくへゆく』より (フォア文庫)
販売元: 童心社

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作者の家―黙阿弥以後の人びと
販売元: 悠思社

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佐久夜
販売元: 静岡新聞社

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サクラ大戦スーパー歌謡ショウ「新宝島」台本資料集
販売元: ジャイブ

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2003年夏に行われた、サクラ大戦歌謡ショウの台本と楽譜が
載っている本です。但し、台本は前半の帝国歌劇団の日常の方は載っておらず、後半の「新宝島」の分しか無いのが残念です。

その上、値段が内容に対して高すぎるので、星印2つにしました。
そのため、新宝島の台本が見たいとか、宝島で使用された曲の

楽譜を必要としている人以外には、あまりお勧めできません。




桜の園・三人姉妹 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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チェーホフが、登場人物の一人、トロフィーモフに対して冷笑的であるのは明らかである(少なくとも神西清氏の訳で読む限り)。
ところが、新潮文庫の池田健太郎氏の解説では、アーニャとともに、未来を象徴する存在とされている。
いささか首をかしげたものであったが、神西清全集(文治堂)をみると、その点について明確に書いてあり、おおいに納得した。
 
「作者が肩をもつてゐるのは、果してラネフースカヤ・ガーエフ族であるか、それともロパーピン族であるか、それとも非情な神々の戯れといふものであるか、それとも人類永遠の希望である気長な進化学説であるかといふことによつて、この戯曲の解釈は如何やうにも変化するわけである。ただ一つ、頼りない夢みたいなことばかりほざいてゐる万年大学生トロフィーモフ族によつて、明日の世界が突如として明るく開けようなどとは、チェーホフは絶対に考えてゐなかつたであらうが」(神西清「チェーホフの本質について」)
 
全集にあたる手間をかけられない多くの読者は、混乱させられたままだと思うと、気の毒である。
ミスリードな解説は、困ったものだ。
新潮社には、神西氏がチェーホフについて書いたもの(上記、または「チェーホフの戯曲」など)を収録するようお願いしたい。




桜の園 (白水Uブックス―ベスト・オブ・チェーホフ)
販売元: 白水社

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真山青果―大いなる魂 (作家論叢書)
販売元: 沖積舎

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サド侯爵夫人;わが友ヒットラー
販売元: 新潮社

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 05年秋に新妻聖子主演による「サド侯爵夫人」を観賞。〈昭和の名戯曲〉はフレッシュな感性を吹き込まれて新たな光芒を放ち、感動のクレッシェンドを胸に刻んだ。

 これは三島文学、美学のエッセンスを凝集したような傑作である。戦後最高の戯曲のひとつとされ、国際的評価も極めて高い。作品の舞台になっているフランスでは、三島ファンだったという作家A・マンディアルグが華麗な仏語に翻訳、劇は世界各国で上演されている。

 渋澤龍彦著「サド侯爵の生涯」を典拠とした3幕物で、時代は18世紀・大革命前後。登場人物は主人公のサド侯爵夫人・ルネ、その母モントルイユ夫人をはじめ、知り合いの伯爵・男爵夫人ら女性ばかり6人。それぞれが貞淑、法・社会・道徳、肉欲、無節操などを代表する人物として位置づけられ、舞台に登場しない怪人物サドをめぐり、愛憎が絡んだ苛烈なせめぎ合いを繰り広げてゆく。
 
 「セリフだけが舞台を支配し、イデエの衝突だけが劇を形作る……」と三島が説明するように、比喩、アイロニー、諧謔、エスプリなどをちりばめた壮麗な言葉、秘めやかな韻律が作品を貫流。その「デクラマシオン(朗唱術)」と呼ばれる詩的長ゼリフが絢爛たる美を構築するとともに、交響楽的な厳粛さを敷き詰め、緊迫感をかきたてている。圧巻は2幕目におけるルネとモントルイユ夫人の息詰る対決シーンだ。
 
 醜聞に包まれた放埓者のサドへ、憤怒と怨嗟をぶちまけるモントルイユ夫人。それに対し、気高く貞淑なルネは祈りにも似た熱い調子で、また深淵の吐息のように甘く煙る独白(モノローグ)で夫をひたすら擁護する……この親子の目くるめく駆け引き、情念の激しいぶつかり合いはまさにスリリング! 脚本を読むだけでその情景がありありと目に浮んでくる。ところが、3幕目でルネは全く違った様相を見せ、サドを冷たく突き放し、修道院に入る決意をする。彼女の心変わりの原因とは?……
 
 そのときの公演ではルネ役の新妻がものの見事に長ゼリフをこなし、きらりと輝いていた。共演者も文句なく、肉体化された言葉のオーケストレーションに酔いしれたのである。




サド侯爵夫人・わが友ヒットラー (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 05年秋に新妻聖子主演による「サド侯爵夫人」を観賞。〈昭和の名戯曲〉はフレッシュな感性を吹き込まれて新たな光芒を放ち、感動のクレッシェンドを胸に刻んだ。

 これは三島文学、美学のエッセンスを凝集したような傑作である。戦後最高の戯曲のひとつとされ、国際的評価も極めて高い。作品の舞台になっているフランスでは、三島ファンだったという作家A・マンディアルグが華麗な仏語に翻訳、劇は世界各国で上演されている。

 渋澤龍彦著「サド侯爵の生涯」を典拠とした3幕物で、時代は18世紀・大革命前後。登場人物は主人公のサド侯爵夫人・ルネ、その母モントルイユ夫人をはじめ、知り合いの伯爵・男爵夫人ら女性ばかり6人。それぞれが貞淑、法・社会・道徳、肉欲、無節操などを代表する人物として位置づけられ、舞台に登場しない怪人物サドをめぐり、愛憎が絡んだ苛烈なせめぎ合いを繰り広げてゆく。
 
 「セリフだけが舞台を支配し、イデエの衝突だけが劇を形作る……」と三島が説明するように、比喩、アイロニー、諧謔、エスプリなどをちりばめた壮麗な言葉、秘めやかな韻律が作品を貫流。その「デクラマシオン(朗唱術)」と呼ばれる詩的長ゼリフが絢爛たる美を構築するとともに、交響楽的な厳粛さを敷き詰め、緊迫感をかきたてている。圧巻は2幕目におけるルネとモントルイユ夫人の息詰る対決シーンだ。
 
 醜聞に包まれた放埓者のサドへ、憤怒と怨嗟をぶちまけるモントルイユ夫人。それに対し、気高く貞淑なルネは祈りにも似た熱い調子で、また深淵の吐息のように甘く煙る独白(モノローグ)で夫をひたすら擁護する……この親子の目くるめく駆け引き、情念の激しいぶつかり合いはまさにスリリング! 脚本を読むだけでその情景がありありと目に浮んでくる。ところが、3幕目でルネは全く違った様相を見せ、サドを冷たく突き放し、修道院に入る決意をする。彼女の心変わりの原因とは?……
 
 そのときの公演ではルネ役の新妻がものの見事に長ゼリフをこなし、きらりと輝いていた。共演者も文句なく、肉体化された言葉のオーケストレーションに酔いしれたのである。




実朝の妻三品禅尼物語―戯曲選集
販売元: 暁印書館

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