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和書 467266 (268)



ドイツ悲劇の根源〈下〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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眠れない時代 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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マイケル・ムーアのブッシュ批判に対する政府や保守派のある種の寛容さについて
いささか驚きを感じていた(実態はそんなもんじゃないのかもしれないが)。
「社会的通念」と称して異論に手厳しい日本では考えられないことだ。
それは、行動の是非は別にして、一介の民間人をあれほどまで世をあげて叩きまくっ
た「イラク人質事件」をみてもいえることだ。何故、アメリカは「大人」なのか?
この書は、50年代のいわゆる「赤狩り」の時代を背景に、委員会への召喚をクライ
マックスとして綴られた回想記。著者は、劇作家。W・ワイラーの映画脚本も手がけ
ブロードウェイやハリウッドで活躍。映画「ジュリア」の原作者でもある。
何より、D・ハメットの愛した女性として名高い。
本書から窺える当時の彼女の立ち振る舞いは、D・ハメットの描く登場人物さながら
に、ハードボイルドで格好よい。思想や主義といったものではなく、ただ個人的な
「良識」から知人の名前を証言することを拒否する。その様は本当に粋だ。
「わたしは、良心を今年の流行に合わせて裁断するようなことはできませんし、した
くありません」。これは歴史に残る名ゼリフだろう(正確には手紙の文句)。
こうした暗黒の時代を彼等アメリカ人は、伝聞ではなく、己の人生に刻まれた「若気の
いたり」として共有しているのだろうか。そこから、あの「寛容さ」は生まれるのかも
しれない。組織で働くサラリーマンにも為になるかも。




ヒロシマ私の恋人 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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瞼の母・沓掛時次郎 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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父から娘へのシェイクスピア―心ひとつで人生は変えられる
販売元: 無明舎出版

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父と暮せば
販売元: 新潮社

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原爆の記憶を持つ親子の、というよりは
人類愛の戯曲といったほうがいいかもしれない。
もはや人間の力をはるかに超えた原子爆弾という
圧倒的な暴力は、人間を人間でなくする力を持っていた。
その忘れたい記憶を、必死に乗り越えよう、そして
悲しみを超えた体験を次の世代に引きついでいこうと闘う
人間としての生き方。
久しぶりに、泣いた。
こんなに短い文章で、しかもこんなに
明るくリアルにヒロシマが描けるなんて。

原爆といえば、小学校の修学旅行で行った
原爆ドームを思い出す。
たしかに、日本にしかない原爆体験は貴重なものだ。
もう一度、原爆ドームを訪れたくなる。

読み終わって、憲法9条の有難さにふるえた。




父と暮せば―ドイツ語対訳
販売元: 井上事務所

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父と暮せば―英文対訳
販売元: こまつ座

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チャフラフスカの犬
販売元: 集英社

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チャールズ・ジェネンズ―《メサイア》台本作家の知られざる功績
販売元: 聖公会出版

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この本を読み始めると,著者はチャールズ・ジェネンズの人物を語るとともに,ヘンデルやジェネンズたちが生きた時代そのものを描こうとしていることに気付く。ジェネンズの学識を誹謗・中傷した同時代あるいは後代の人々への著者の批判は大変に厳しく,これまでジェネンズの名をほとんど知らなかった私たちには,逆にヘンデルや《メサイア》の偉大さを教えてもらうことになる。ジェネンズが当時の教養人として一級であり,シェイクスピア劇編纂者としても非常に優れた仕事を残していることも興味深かった。付録として掲載されている《サウル》《メサイア》《ベルシャザール》三部作の対訳は丁寧で正確な仕事だ。この労作は,期せずして敬虔な信仰心に支えられたヘンデルとジェネンズの協同作業をこれ以上にない形で紹介しており,「テキストを正確に読む」「心をこめて謳う」ということを私たちに改めて考えさせてくれる。


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