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和書 467266 (306)



ハムレットの仲間たち
販売元: 研究社

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ハムレットの方へ―言葉・存在・権力についての省察
販売元: 北斗出版

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 関曠野氏はあまり知られていない在野の思想史家であるが、現代日本で世界に通用する有数の思想家である。
 この本は、既存のハムレット解釈を全く変えたばかりでなく、我々の存在・権力・言葉と行ったものを深く考えさせられる。

 この人の書く文章はどれも力強く、勇気づけられるものであり、へたな人生論や心理学の本よりよっぽど人生について考えさせられる。
 人間とは「学び成長する存在であること」を思い知らされる本。




ハムレットもしくはヘカベ (みすずライブラリー)
販売元: みすず書房

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『ハムレット』には二つの謎がある。暗殺者として腰の据わらない主人公と、どうもうさんくさいその母。作品内で違和感ありすぎのこいつらをどう見るか。

本書でシュミットは、シェイクスピアと『ハムレット』を当時の時代精神の中に置いて読み解いていく。メアリ・スチュアートのスキャンダルとジェイムス・スチュアートの王位継承問題、ヨーロッパ全土を覆う宗教的・政治的大混乱…などとの繋がりを明らかにする。もちろんこれはシュミットの独創ではなく優れた先行研究があり、シュミット自身しきりにそれらを参照している。

シュミットらしいのは、そんな『ハムレット』をどう精神史的に位置づけるかだ。現実と創作との交差の意味をシャープな演劇論で料理して、『近代以降あふれかえる小賢しい通俗的おはなしにならずに、人間を圧倒しさる運命の超越性を明らかにした神話的作品となっている、だから偉い(大意)』とする。ああ、またか。近代の個人主義/人間中心主義・価値中立的国家への批判→人間を超えた価値(神でも可)・ただの人間として存分に生きる人間・それらが秩序を織り成す世界への憧憬→そして現在に対する神話の復権→それができないから決断主義…これの応用なのは一目瞭然だ。訳者は「なぜシュミットがハムレット論を~」と見当違いを書き連ねてるが、読んでわからんのかね。

明晰な論理と博識もシュミット流。ダメ文芸評論が陥りがちな心理主義も歴史主義も注意深く避けていて、説得力がある。ハムレットの王位継承問題を法思想・法制史的に論じた(!)文章とかもさすが。世の大半の文芸評論屋どもは見習えよ、と真剣に思う。

…が。彼の価値観にはまるで共感しない。近代国家(とくに議会制民主主義国家)の価値中立性についての認識はそのとおりだと思う。でも、別にそれが問題とも思わない。だから論証が説得力あればあるほど、ふーん、で? となる。というわけで星四つ。




ハムレットは太っていた!
販売元: 白水社

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ハムレット―構造分析的試論
販売元: 国文社

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『ハムレット』への旅立ち
販売元: 早稲田大学出版部

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ハムレットの亡霊―ハムレットと現代文学
販売元: 国文社

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ハムレット序論
販売元: 英宝社

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招かれざる客 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-53 クリスティー戯曲集 1)
販売元: 早川書房

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サスペンステレビドラマの原作小説かと思いきや案に相違して戯曲。まるで舞台をみている訳ではないのに舞台をみているがごとき変な気分にさせられそうになりました、小説のような気分で読みましたから読みにくいったらしょうがありませんでした。アガサ・クリスティー氏の作品を読むのは初めてでしたが、殺人事件が発生してそれに絡む犯人推理を邪魔する様々な登場人物の入り乱れる思惑は、やはり中々の物であるような気がします。今回もある富豪が殺されて、それに絡む富豪の妻や様々な周囲の人々の錯綜する戯曲ならではの言葉の嵐はちょっとやそっとでは目が離せそうにありません。一見、簡単な事件捜査に見えましたが、少し部外観の感じが出て来た男によって事件が引っ掻き回され捜査は混迷を極める、それでもポワロではないキャドワラター部長刑事等の捜査によってやっと事件が解決するのかと思いきや、とんでもない落ちがついていました。その落ちがそのまま事件の謎を目の当たりにしてくれるのかと思い込んでいたら、更に作品の解説へと読み進めていったら、この目の当たりにされたはずの真相が再びモヤモヤと霞に溶け込んでしまいそうになりましたから、嫌なものです。クリスティー氏の作品を読みきっている方でしたらそんなことは解説を読むまでもなく予想できたかもしれませんでしたが、どうにもこうにも何かあやふやな気分が残ってしまいました。私は戯曲作品の結末のままの事件解明で思っていたいです。




ブラック・コーヒー (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-74 クリスティー戯曲集 5)
販売元: 早川書房

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