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和書 467266 (314)



評釈「天守物語」―妖怪のコスモロジー
販売元: 国文社

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漂泊の中世―説経語り物の精神史
販売元: ぺりかん社

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漂泊の物語―説経『小栗判官』
販売元: 平凡社

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開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録
販売元: 日本ディタースクール出版部

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東京ノート・S高原から (平田オリザ戯曲集)
販売元: 晩聲社

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平田オリザ氏の戯曲は常に恐ろしく厳密なルールに基づいて構築されている。劇中の時間は観客と同じくリアルタイムに流れ、現実ではあり得ないと思われる説明的な科白や劇的な科白は注意深く排除する。「…とか」「…って」「あぁ」などの無意味なフレーズに満ちた科白は、読者にとってはやや冗長に感ぜられるが、実際に我々現代人が使っている話し言葉は確かにこのように無意味な字数を費やして成り立っているのであり、リアリティの追及の結果がこれなのだと容易に理解できる。そういう意味で、平田氏の行っていることは最も静かな最前衛であると言えると思う。

このように、劇的な要素を意識的に取り除いた日常的な時間の流れの中に、感動的な「劇」を作り上げる。日常の中にだけ、真のドラマが存在する。平田氏が言いたいのはそういうことなのではないかと思う。

美術館で、それぞれの問題を抱えて上京したきょうだいたちが再開する「東京ノート」、サナトリウムで死と背中合わせに生きる人間の心模様を乾いたタッチで描ききる「S高原にて」。いずれも、互いの気持ちにもう一つ踏み込めず理解し合えない寂しさを浮き彫りにした佳作である。また、さりげないながらもセンスの良い科白が各所に散りばめられており、シェイクスピア流の大上段なものとは違う「技あり」のレトリックは見事だ。特に暗い基調の物語の中で唐突に放たれるナンセンスなギャグは、余りにも美しい。

読むだけでも十分楽しめるが、是非一度劇場で観たくなる戯曲だ。




転校生 (平田オリザ戯曲集)
販売元: 晩聲社

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南へ・さよならだけが人生か―平田オリザ戯曲集〈4〉
販売元: 晩聲社

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火宅か修羅か・暗愚小伝―平田オリザ戯曲集〈3〉
販売元: 晩聲社

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決定版 飛龍伝―ある機動隊員の愛の記録
販売元: 白水社

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飛龍伝―君は戦場、僕は恋
販売元: メディアファクトリー

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