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和書 467270 (369)



いまを生きるちから (NHK人間講座 (2004年4月~5月期))
販売元: 日本放送出版協会

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いまを生きるちから
販売元: 日本放送出版協会

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 本書では、日本人の原点に返ることで、現在の日本が抱えている問題点の解決策を提示している。湿式から乾式への変化、アニミズムの喪失、南九州での浄土真宗の迫害という隠れた日本史、何かと批判されがちな日本人の宗教観に注目した後で、“悲”が必ずしも悪いことではないこと、悲しい時はとことん悲しむことで光が見えてくること、そして多宗教という考え方が21世紀の世界を救うのではないかという自説を述べている。

 五木氏の著書を読むと、他の作家とは異なるモノを手に入れているような気がして仕方がなかった。それであるが故に、私は5年前から五木氏のファンになり、現在に至る。単なる読み易さではない。その奥には何かがある−
 このように、私は漠然とではあるが5年間も思い続けていた。しかし、昨日読破した本を通じてNHKのテキスト(「NHK人間講座」。タイトルは同じ。所有済)を読み返し、遂に5年間思い続けていた何かを見つけることができた。それは、“水”だったのである。

 私は、自分では幸福な人生を歩んでいると考えている。しかし、世の中は世知辛くなる一方であり、好む好まざるに関係なく悲しいニュースが情報洪水として私の五感を刺激する。そのため、知らない間に私の心は乾いてしまい、少しずつではあるが感情を持たなくなってしまう。そんな乾いた心に“水”を与えてくれるのが、五木氏の著書なのである。
 五木氏の著書に出会わなければ、私も乾いた心になってしまい、生きることの幸せを知ることができなかったかもしれない。しかし、五木氏の存在を知り、趣味が読書だったことも幸いした。その結果、現在は“湿式”と“乾式”を上手く両立させ、幸せな人生を歩んでいる。




いま世界経済大変動―地球スケールで時代の先を読む
販売元: PHP研究所

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いま問われる日露戦争―日本の決断と国家戦略 (読売ぶっくれっと (36))
販売元: 読売新聞東京本社

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いま旅立つ君に (1978年)
販売元: PHP研究所

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いま日は海に (1975年)
販売元: 講談社

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いま日は海に (1979年) (講談社文庫)
販売元: 講談社

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いま日は海に (講談社文庫 そ 1-5)
販売元: 講談社

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どうしようもない男に、報われない愛情をささげつづける女。悪いことってどんなこと?人が人を愛し、愛されたいと思ったとき、善悪なんてほんとはないんだ。夫の目を盗んで家計から男に金を貢ぎ、姉のように慕う女の夫となった男を愛し続け、裏切られ、傷つけられ、それでもただ、ひたむきに愛を送りつづける一人の馬鹿な女の話。でもそれが、とてもいい。愛は決して後悔しないこと、洋画の一場面でも言ってたじゃない?ラストは予想通りなんだけど、女なら、人を愛したことのある女なら、絶対泣けちゃう。どういう意味なんだろう?不倫は駄目って言いたいのか、人生は厳しいって言いたいのか。でも世の中は悲劇が溢れてるんだもの、愛情を送る対象を得られただけで、彼女の人生はすばらしい。




いま波に乗る財産づくり―小さなお金で大きな望み (邱永漢・ベストシリーズ)
販売元: 実業之日本社

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いま私たちが考えるべきこと (新潮文庫 は 15-5)
販売元: 新潮社

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橋本氏が「私と私たち」を考察する事によって、暗黙の中に日本人の不和雷同性と組織内の硬直したマニュアル的発想を批判したもの。橋本氏独特のネチネチした論理展開に耐えれば、後半は割りとスッキリした展望が開ける。

橋本氏はまず人間を次の三つのタイプに別ける。
(1) 自分の事を考えているうちに、いつの間にか他人の事を考えてしまう人。
(2) 他人の事は考えず、自分の事(利益)だけを考える人。いわゆるエゴイスト。
(3) 他人の事も考慮するが、最終的には自分の判断で現実への対応を自分で考える人。

(2)のエゴイストに関しては昔から存在していたとし、著者も処置なしと匙を投げる。(3)が理想なのは明らかである。問題は(1)で、著者はここで前近代/近代と言う概念を持って来て、(1)を前近代の考え方とする。前近代ではお殿様とか、代官が物を考えてくれて、人々はその規範に合っているかどうかさえ気を付ければ良い。これが「自分の事を考える=他人の意向に沿うよう考える」と言う意味である。現在「私たち」と言う際、前近代の人と近代の人が混在している訳だから、分かり合えない部分があるのは当然で、"分かり合えない"と言って悩む人を救うのが本書の狙いの一つであろう。全ての物が「可知」である事をアッサリ否定しているのは清々しい。では、「私たち」は分かりあえないのか。「私たち=私+他人」と言う図式の中で「私」と「他人」が一つになれば「私たち」になる。これを恒常的に保とうとすれば無理が出る。「必要に応じて"私たち"を成り立たせられるだけの思考力と、思考の柔軟性をつける事」が必要であると言うのが結論。

メビウスの環のような論理展開で、読者を啓蒙する刺激的な書。


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