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パーフェクト・ラブ (アイノベルズ)
販売元: 雄飛

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ただただエキセントリックな子供、瑞希が、
色々あって懐の広そうな大人なヒロさんに、
甘やかされ、で、その腕の中でちょっとずつ大人になってるのかな、
って感じです。で、そうしてるうちに、ヒロさんの中にもやっぱり
愛は育ってて・・・と。
二人が互いに気持ちを預けあっていく軌跡を、ヒロさんと
一緒になって、追ってしまいました。
子供過ぎて危うげな瑞希ですが、ヒロさん曰く相性最悪な二人も、
やっぱり恋愛してるんだな、というラストでホッと一息。
次のエクセレント・ラブで、また色を変える二人の関係を、
是非読んでいただきたい。

個人的には、
風の祭の湘石さんと孝のその後もちらっとのぞけたりして、
二度美味しかった。です。




海をわたるトンボ (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

親からして、世間体とはちょっと違う次元に住んでいるへーちゃん。
でもやっぱりそんな彼への風当たりは緩くない。しかし、
それさえ飄々とかわしていってしまうへーちゃんが、
ステキなのは当たり前。だから、友情と嫉妬に揺れる達也も、
憧れのような恋愛感情を持つトモ君も、どちらも当たり前の反応だと思う。
そして、当たり前だから、すごい。絶妙な三角関係が、この物語を
キラキラの青春にしている。
三人とも、微妙に幸せでそしてちょっぴり寂しくて、
確実なハッピィエンドではないのだけれども、
爽やかに、読み終えることができました。
成長したそれぞれの姿も、できれば読ませて欲しいな。
ほんのり切なさと、満足の残る一冊です。




カインの扉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

インセスト・タブーを扱った本は沢山ありますが、
これほどに緊張感がある作品はありません。(と私は思う)
結局、舟と櫂兄弟が肉体的にタブーを犯すことはないのですが、
でも、だからこそ、二人の関係はいつまでも、ぴんと張り詰めて、痛い。
エンディングも、ハッピィエンドなのか、そうでないのか、
多分、読む人によって、色々な取り方があると思います。
子供の頃に双子が巻き込まれたショッキングな事件もあり、
相当な読み応えがあります。というか、読むのに、覚悟がいります。
ので、どうかご注意を。




君を抱くまなざし SHYノベルス
販売元: 大洋図書

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

主人公カップルの性愛を凝縮した形で描くのがBLの王道なら、この話は
王道とは言えないでしょう。でも私はかなり好きです。
たけうち作品の特徴は、登場人物の関係が「性愛」という囲いを悠々と超え、
もっと大きな愛に広がっていくところです。背景には、その時々で大自然とか
人情とか歴史とかが描かれ、彼らの惚れたはれたの騒動をゆったりと包み込んでいます。
年齢に関係なく、受も攻も大人で、被害者でも加害者でもない。自分の行動に
責任を持ち、誰のせいにもしません。
だから、この話の中でも大河が自分を慕う少年と寝てやったり
堂島に身体を差し出したりするのも「かわいそう」ではないし、
堂島と北斗との複雑な友好関係も納得できるのです。BLの醍醐味(?)である
ラブ&エロもきちんと用意されていますが、それ以上に「たかがセックスじゃないか」
と大らかに笑いかけてくれるような雰囲気が心地いい。
そして「土木工学」という、大半のBL読者にとっては縁のなさそうな題材が
また面白かったです。沈埋函(ちんまいかん)なんて言葉をBL小説から学ぶなんて
思ってもみませんでした(笑)。舞台が海底トンネル工事現場なので、ガテン系が
大量出現するのもステキ(笑)。
「君を抱くまなざし」の持ち主は大河。
温かく豊かなまなざしは、作者のまなざしでもあるのでしょう。





空色の花 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

臨時講師としてやってきた羽田幹と、パン屋の長男薫の、
出会いから気持ちが通じるまで、続くカミングアウト、
父の死とパン屋存亡の危機、物理的距離、そして愛が確かに通じ合う瞬間。
二人の軌跡が、丁寧に、綺麗に描かれています。
カミングアウトは、ともするとうそ臭くなりそうですが、
この物語では、家族の思いや世間の目に対する配慮が、
かなり現実的に描かれています。
そして、暗い雰囲気になりそうなのを、どんな時でも救ってくれるのが、
幹の存在。とにかく、羽田兄弟はいつでもステキですが、この幹の
飛びっぷりもやはり、最高!でした。甘ったれで、寂しん坊で、
でも、おおらかで優しい。懐が浅いのか深いのか、わからないくらい
我儘で、思いやり深い。弱くて強い、ホントに愛すべき存在です。
ストーリーは、しっとりと穏やかで、心にほんのり切なさが残るような。
読む際は、片手間ではなく、じっくりと腰を据えてどうぞ。




僕たちの勲章 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

このラストシーンのための、全てが序章かも。
そう思えるほど、印象的なエンディングでした。
ネタバレの恐れがあるので、詳しいことは書けませんが、
大人になってから思い出す『青春時代』の象徴のようなお話です。
つまり、眩しくて、誇らしくって、でも少し切ない。

伸と過ごした一夏を語る幸祐の口調は淡々としてます。
それが逆に、嵐のような恋の臨場感を高め、二人の恋は
こうあらねばならなかったのだと、思わされました。
自分をまだコントロールできない年頃の、乱暴さと優しさとを、
堪能できました。
ハッキリ言って伸は下半身にだらしなく、決して褒められた
男じゃありません。が、それと人間的な魅力は別で、強力な
吸引力で幸祐が惚れてしまったのも納得いきます。
そして彼らの恋の結論も。

何度か恋を、そして失恋を経験したことのある人なら、
誰しもが共感できる一品でしょう。
読んだ後、清々しさと同時に、哀愁が残ります。




琥珀とボディガード SHYノベルス
販売元: 大洋図書

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紳士とペナルティ (SHYノベルス)
販売元: 大洋図書

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ロマンチック・ウルフ SHYノベルス
販売元: 大洋図書

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盗品を返却するって裏の仕事をもつ主人公たち。
ある美術品をめぐってのトラブルを中心に話は展開していきます。
私としては、そのトラブルにひょんなことから
巻き込まれる(というか巻き起こす?)羽田宙に、ムチュー。
一番魅力的なキャラです。純粋なその愛し方が、ほんわかしてて、
ちょっぴり切なくて、ステキです。
盗品返却のプロセスとか、羽田の専門分野についてとかも、
しっかりと読み込めて、interestingの「面白い」です。
ただし、主人公カップルのラブラブっぷりがちょっと不足かな?
でも私としては、地球的規模の羽田の愛を読めたので、
それで十分でした。




性悪(ワル) (SHYノベルズ)
販売元: 大洋図書

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

伊里也は澤田への報われない思いに傷ついていて、
体だけでも飢えを癒そうと、決して愛してもいない加賀に抱かれている。
そんな、自分を傷つける彼の行為が痛いです。
カメラマン伊達が現れて、あ、うまくいくのかな、と思わせておいて、
でも肝心の伊達に愛がない。やっぱりかわいそうな伊里也。
澤田も、ただ伊里也を苛めているわけじゃなくて、愛しているからこそ、
仕事を通じてより強い関係を持ちたいと願っていたとわかるのだけれど、
ん~、澤田の愛情は大人すぎて、わかりにくい。
誰だって穂高みたいに、おおらかでわかりやすい愛情を好むのでは
なかろうか。しかし伊里也が澤田を選んでしまわないかと、
最後までハラハラさせられました。
決して身持ちの固い伊里也ではありませんが、それに嫌悪感はありません。
なぜなら、伊里也だってある意味純情さんで、可愛いので。
伊里也をめぐる男性が多くて、それだけ愛情の示し方も色々あって、
ほんわか甘いだけのストーリーじゃないだけに、好き嫌いが出るかも
しれませんが、大人の恋の物語としては、読みでがあると思います。


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