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アウトニア王国再興録〈5〉でたまか 青天霹靂篇 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「アウトニア王国」シリーズは、第1部の「奮戦記」3部作を含めると第2部完結編の本書を持って8冊にわたる長編作品です(作者のあとがきによると第3部も執筆されるみたいなので少なくとも10冊以上はいくのではないでしょうか)。
本書では、第1部の衝撃のラストの後、王国再興のために尽力する主人公マイド・ガーナッシュとその仲間達が、劣勢にもかかわらず帝国の攻撃を“でたまか戦法”と呼ばれるやり方で凌いだ事で自分達を支持する勢力を増やしていきます。そういった中で先帝派と現皇帝アリクレスト派の間で起きた帝国内部の大規模な内乱でどのような動きをするのかについて書かれています。

改めて考えると、この第2部はマイドの一人称で展開した第1部と異なり三人称で話が進むだけに物語の大きさを感じました。第一部ではある意味局地戦レベルだったものが、第2部ではここに至っては数十万隻もの大艦隊がぶつかり合う大規模な会戦が展開されるからです。さらには皇帝となったアリクレストも最初は大貴族の鼻持ちがならないボンクラ息子だったのですが、ここにきて冷徹な専制君主さらには主人公のライバルとしての存在感が感じられました。本書を読めばわかるのですが、相当トンでもないことをやらかしてくれます、彼は・・・。
予定されている第3部は、銀河を二分する人類勢力同士の抗争が小さなものに過ぎなかったというような感じでより大きな方向へと物語が展開していくみたいですが、どのようになるか期待が高まります。




アウトニア王国奮戦記 でたまか―問答無用編 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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スペースオペラと聞くと少し堅苦しそうなイメージが私にはあったが、マイドの人間性やアウトニアの人々の雰囲気に触れ考えを改めた。
この作品はテンポもいいし、なにより展開の緩急がいいので読んでいて退屈ということがない。
とにかく場面ごとに読者の痒いところに手が届く感じ。ようするに読者のツボがわかっているだろうということ。
こういう言葉が正確かわからないが、読者が期待していい作品だと感じる。

主人公が徹底的に良い奴なので、そういうの受け入れられない人は残念ながら回避推奨。
ただ、良い奴で能力が高いが必ずしも完璧ではないから逆に親しみが私は湧いたが。

「でたまか」というタイトルで少し損をしている気が個人的にしないでもないが、内容はかなり鉄板のできなのでぜひ手にしてほしい一冊。
なにより著者の他のシリーズ、「時空のクロスロード」や「小さな国の救世主」、「ガンズ・ハート」など全て読んだ。
その上で個人的にこの著者ほど「作者買い」しても、作品の出来で大怪我しない人はそう他にいないなとかなり感心しりきです。




アウトニア王国奮戦記 でたまか〈2〉―奮闘努力篇 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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アウトニア王国奮戦記 でたまか〈3〉―純情可憐篇 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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このシリーズ全般に言える事ですが、知恵を絞り寡兵でもって大軍を打ち破る爽快感、
また人の信頼に応えようとすることがいかに大変か、そしてそれゆえに尊いということを
感じさせてくれる良い作品だといえます。昨今は恋愛ごとや人の生き死を利用して手軽に
読者を泣かせようとする作品が多々見受けられますが、これについてはかなり硬派で
かつ健全に(笑)泣かせてくれます。子供ができたら読ませてみたいものです。




アウトニア王国拾遺録 でたまか―青雲立志篇 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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マイドの昔が分かって凄く楽しいです。
やっぱマイドはかっこいい!




アウトニア王国拾遺録3 でたまか 終劇追幕篇 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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あとがきを読んだら分かりますが、この本は予定になかったものです。
読者の声と出版社の圧力に屈し、著者が書いたものなのであくまで付け足しです。

鷹見さん自身があとがきで書いている通り、小説家がお話をすべて書く必要はありません。
それは小説が想像力の娯楽だからです。
だから、『でたまか』のキャラクター達の未来をこの作品を愛している読者に作り上げて欲しいからあえて明確な結末を描くことはしなかった。
にもかかわらず、「ちゃんと結末を書け」と出版社及び著者にクレームをつけ、そして新たに本を書くことになったのは私には残念です。
自分で想像して楽しむという余地が狭められたことが不満で星三つです。
作品の質が低いということではありませんのであしからず。





アウトロー・アイランド―裏出島でよろしく! (ファミ通文庫)
販売元: エンターブレイン

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逢えるかもしれない (ヴァリオノベルズ)
販売元: 桜桃書房

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この作品は医師同士の話ですが少し変わった雰囲気を醸し出しているように感じます。
内海は肩に持病を持っていますが頑なに手術を拒みます。
読み手も吉永と共に何故なのだろうかと不思議に思うほどその意志は強固です。
しかしその理由が、内海の思いがわかった時、読み手である自分も吉永にシンクロしたかのように内海に惹かれていくように感じました。
好きだからといって、恋人だからといって、もたれあうだけではなく、それぞれ自身があって立つべき場所があって、その上で相手がいるというスタンスの二人が魅力的な作品です。
ただ、私はこういう雰囲気も好きですが、明確に甘いという感じなどはありませんので、BLという範疇から考えると少し物足りないものを感じるかもしれません。




蒼のカデンツァ (コバルト文庫)
販売元: 集英社

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青の軌跡〈上〉 (ECLIPSE ROMANCE)
販売元: 桜桃書房

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ボーイズラブ作品だが、その枠を超えたSF小説でもある。
設定は未来、舞台は宇宙。
未踏査領域Σー23を目指す航宙船の中で広げられる、事件と恋愛(と言い切れるかどうか、、)の物語の展開に、ドキドキすること間違いなし!

とにかく、出てくるキャラクターはみんなそれぞれ魅力的だし、(ほぼ4人しか出てこないが)、ボーイズラブと言ってもただの恋愛に収まりきってないのがいい。

設定上、専門用語的なものも多く出てくるが、ほとんど気にならずに読める。

主人公であるカイと三四郎の関係も行方が気になるが、事件の原因となった「青」の正体も予測しがたい。下巻とともに買うべし!絶対続きがすぐ読みたくなる!


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