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和書 492048 (226)



逆襲する「日本経済」―ならず者大国・アメリカへの“挑戦状” (Econo‐globalists (2))
販売元: 祥伝社

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「日本国内の大銀行を吸収合併により整理,統合し,
四つか五つのメガ・バンクのグループに再編して,
アメリカのエコノグローバリスト[世界監理派---
BCKT]の政策干渉に対して対抗できる態勢を早く取ることである」
(182頁)と,1999年6月(本書刊行時点)までに書いている。
実際の四大金融グループ発足(みずほ,三井住友,三菱東京,

UFJ)の報道は2001年4月2日だから,
副島には19ヶ月前には予見はついていたと思われる。

野村総研のリチャード・クーって,「依然として,
ニューヨーク連銀の日本対策班の現地派遣責任者であり,
ウィリアム・マクダナーNY連銀総裁に定期的にレポートを提出してい」る
だなんて(『日経』1995年6月12日,227頁),驚きだな。

エドウィン・ライ!シャワーは「日本対策班の草分け」で,
その門下がチャーマーズ・ジョンソンやウォルフレンら
「修正主義者」を「日本叩き」派だと批判しているという構図は,
興味深い。これって,学閥(school)なんだな。

「日本経済」が「逆襲」するには第6章に具体策の提示がなく,
第4章で「日本にいまだ欠けている"資本主義の要素"」として

「資本主義のエートス」(労働市場の制度的流動化と労働者個人の姿勢)
を挙げているのは日本経済が「進化」していない証拠であって,
少し頼りない。これじゃ,「逆襲」できない。

アメリカの現実政治に精通し,個人名を挙げて論評できる能力と,
早稲田の法学部で培った(?)法知識,職場で得た現実の金融知識など,

評価できる。しかし,"書き散らかしている"という印象を免れ得ない。
著作は題名と構成が骨格(肉付けに必要な知識はあるはずだ)。
このへんに改善余地あり。




預金封鎖―「統制経済」へ向かう日本 (Econo‐globalists (5))
販売元: 祥伝社

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日本とアメリカの関係を見て、お金の増刷からくるハイパーインフレが起こるといったもの。

この本の論では、我々が思っている以上にアメリカの絶対支配の下に日本及び世界が置かれているというものである。そういう点では『民営化される戦争』が似たような論であると感じた。
お金の大増刷に関しては考えさせられるところがあるが、ハイパーインフレというのは実感を伴わない。かつ著者が記した時期には起きようがないのではないだろうかと思う。アメリカとの政治的な関係については、そこまで支配されていないだろうというのが一般的な意見だと思いますが、実際に見聞きした事はないので著者の話が絶対に間違えているということも言えませんし、あり得る話だと感じました。思い切った論だけに、どうも説得力を持たせようと必死である印象を受けますが、論理が一貫していない部分が多少なりともあるのではないでしょうか。
ただ、タンス預金を若者に投資せよという点に関しては、大いに評価できるものであるし、実際にそのようなお金が余っている人たちがいるというのも信用に値すると感じました。著者の論自体は非常に面白く、普段すんなりと受け入れがちな統計の数字についてもよく考えてみることが必要だと感じさせられました。




エコノ探偵団の大追跡―日本経済 暮らしの疑問
販売元: 日経

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エコノデータきんき〈’96〉
販売元: 通商産業調査会近畿本部

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エコノデータきんき〈’99〉
販売元: 通商産業調査会近畿本部

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エコノフィジックス 市場に潜む物理法則
販売元: 日本経済新聞社

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確証できないものを結論にしている。
科学者としての素質が疑われる。




経済物理学の発見 (光文社新書)
販売元: 光文社

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私はこの本は直接読んでいません。東洋経済でこの本のさわりだけ紹介されていたのでその感想です。(本の直接のレビューではありません。)
筆者は現実の経済に対して正規分布以外の点について、’べき理論’を展開し、フラクタクルだともいっているが、それが何だというのでしょう?現行の経済学に関する公式やモデルは、正規分布の範囲内を前提として成立しています。したがって、正規分布を超えて発生している事象には、もはや前提はあてはまりません。そのくらいのことは、ある程度のビジネスマンであればわかっていると思います。問題は、そうやって発生した事象についてどのように対処していくかです。
私も投資をしていますが、フィスコの岡崎さんの本の方が、荒削りではありますが、積極的な姿勢だと思います。




エコノミクス 入門 国際経済 (エコノミクス)
販売元: ダイヤモンド社

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全体的に、読者の理解しやすさという観点から注意が払われた形跡がない。構成・表現・説明のレベルなど、多くの点で非常に読みにくく理解しずらく、結果、読んだ後にも頭に残らない。"入門"とタイトルで銘打っているが、入門者が理解できるとは思えない。FTA等の最新トピックが盛り込まれているのが唯一の加点であり辛うじて最低評価の星1つを逃れた。本書は薦められない。

総じて、表現が非常に冗長で、何が言いたいのか極めて理解しずらい。例えば、「その結果」と一言で書けるところを、「そこから主な帰結として、以下のことが引き出されます」(63ページ)といった具合だ。本書は全体的にこんな調子であり、結果として、国際経済学の理論の理解以前に、日本語の理解に手間取り、何度も何度も読み返した。

また、必要とは思えない箇所で英語動詞表現を行っている。例えば、普通に日本語で「邪魔する」等と表現すればいいのに、「ディスカレッジする」とここだけ英語で書いている。自分の求めるニュアンスに合う日本語が無いということなのだろうが、読者は、「ディスカレッジ」(=discourage)の英単語を知らなければ、それ以降の説明が理解できなくなる。

加えて、学者用語・官僚用語の類なのかも知れないが、例えば、「効用水準」「賦存」など、入門者が理解しているとは思えない専門的な単語が説明抜きで使われている。結果として、それ以降の説明が理解できなくなる。

一方、統計学やミクロ経済学などの知識が無いと理解できないであろう箇所で充分な説明がなされていない。例えば、図1-14は、統計学の回帰分析を知らないと、図の意味するところが理解できないだろう。また、第一章の7で生産フロンティアについて触れているが、この説明は入門者が理解できるものではない。本書中、他にも同様の例は多い。




エコノミクス 入門ミクロ経済学 (エコノミクス)
販売元: ダイヤモンド社

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ミクロ経済学をいくつかの小テーマごとに解説する、という構成については他のテキストにはない試みでいい企画だと思う。しかし、個々のテーマの掘り下げ方が浅く、また突然、当たり前の様に数式が登場するので、初学者には向かなく、また読んでいて面白くない。
(このことは同じシリーズの「入門 金融論」についても言える)

「入門」というタイトルから考えると、「なぜある経済事象がその数式で表されるのか」といった所から始めないといけないと思う。
初学者は、別のテキストで理屈からしっかりと学ぶ方が、遠回りな様で結局は近道である。

この本は数式などを予め勉強して理解している人が、参照用に使うという使い方もあり得るが、それにしては内容が貧弱だといえると思う。
本全体の構成やデザインはいいと思うので、読者ターゲットと目的をもう少し絞った方が良いのではないかと思う。




エコノミクス―経済学
販売元: 泉文堂

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