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和書 492048 (312)



開発の政治経済学
販売元: 日本評論社

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途上国の開発という具体的な場と、開発政治経済学の仮説の展開がヴィヴィッドに迫ってくるノンフィクションのような面白さを感じました。基本的な構図はIMF・世界銀行の採用する新古典派アプローチと、国連(ILO,UNICEF,UNDP)が主張する改良主義・人間開発路線とのせめぎ合いなのですが、90年代に入ってスティグリッツら新制度派アプローチとアマルティア・セン率いる潜在能力アプローチが接点を持ちつつあるという展開です。
これまでどこか「人間不在」だった国際機関の政策に、センが潜在能力という概念を提示して「効用理論」を退ける件りにはやや溜飲の下がる思いもしますが、考えてみれば一人ひとりの人間の大切さは文学や映画などで昔から訴えられていたこと。エコノミストが今さら発見したかのように語るのもどうかなあと思います。

随所に著者の人間臭いコメントがあるのもこの本の魅力。センが開発の成功事例として掲げるスリランカについて「長年にわたるシンハラ人とタミル人との間での血で血を洗う民族紛争が持続している状態で、いったいどこの国がスリランカの事例から学ぼうというのであろうか。」と喝破するあたりは、著者の持つ常識をうかがわせる。




開発のための政策一貫性 ―東アジアの経済発展と先進諸国の役割 <経済協力開発機構(OECD)財務省財務総合政策研究所共同研究プロジェクト>
販売元: 明石書店

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開発の断面―地域・産業・環境
販売元: 日本経済評論社

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開発のディレンマ (ポリティカル・エコノミー)
販売元: 同文舘出版

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開発のミクロ経済学―理論と応用 (一橋大学経済研究叢書)
販売元: 岩波書店

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開発のミクロ経済学
販売元: 東洋経済新報社

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「開発の成果」をいかに計るか。ただ単にGDP成長率や、GDPの大きさでは判断することが如何に不適切かが指摘されてきている現代の開発経済学界で、この二人のleading economistsによるテキストは新たな可能性を示してくれている。そもそも、GDPというのは国際比較を容易にするものの、途上国が現実に直面しているミクロ的要素を的確には照らさない。そこで、途上国が直面しているミクロ問題に正面から取り組もうというのが本書である。学部生には扱われている数学が少し困難に感じるかもしれないが、原書とは異なり日本語版では数式の展開が丁寧に紹介されている。この分野の理論を扱っているテキストとしては今のところこれが唯一であり、これと黒崎卓先生の「開発のミクロ経済学」で理論と実証の両面をみることができよう。さらにAngus Deatonのミクロ計量経済学の文献も噛めば現在のフロンティアを垣間見ることが出来る。




開発のレギュラシオン―負の奇跡・クリオージョ資本主義
販売元: 新評論

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開発フィールドワーカー
販売元: 築地書館

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本書は開発フィールドワーカーを目指す人々のための指南書・教科書のようである。65のテーマについて、それぞれが見開き2ページにおさまるように書かれてあり、著者のこれまでの経験知に基づく教えを説くような内容になっている。本書のまとめ方、スタイルのせいか、それとも著者の何となく断言調の物言いのせいなのか、いつの間にやら、読者が指導を受けているような気持ちにさせられる。海外の開発援助の現場で、いつも指導者的立場をとってきた著者の経歴に納得。




開発プロジェクトの評価―公共事業の経済・社会分析手法
販売元: 築地書館

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開発利益の経済学―土地資本論と社会資本論の統合
販売元: 日本経済評論社

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