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和書 492064 (235)



ヒットを生む商品企画七つ道具 はやわかり編 (商品企画七つ道具実践シリーズ)
販売元: 日科技連出版社

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 本書は「はやわかり編」であり、他の2冊「よくわかる編」「すぐできる編」とあわせた三分冊の最初の本である。技術や品質が世界トップレベルの日本において、商品企画という業務が一部の有能な個人に依存しており、状況を打破したいという著者の想いから完成した商品企画七つ道具(P7と呼ぶ)関する本である。

 商品企画を職人芸ではなく、システム(業務の流れや手法の体系が決まっているもので、誰がやってもある程度のことは失敗せずできるもの)として体系付けられている。一連の流れの中で、各Stepでのアウトプットが次のStepのインプットとして活用されるようになっており、定性的なグループインタビューやアンケート調査・アイデア発想法と多変量解析・コンジョイント分析などの定量的な解析手法を活用し組合せすことで、高価値商品を企画する方法であり、最終的には品質表に落としこんでいる。

 従来、新商品のリスクを低減するためには、その商品の発売前にアンテナショップで試験販売されることがある。しかし、このような手法は文具であれば可能であるが、車や電気製品では現実的に不可能である。P7では、試験販売前の企画段階でコンジョイント分析をおこない最適化することにより、その商品企画のヒット確率を大幅に向上させている。

 大前研一氏も、著書「考える技術」の中で、具体的で効果的な方策を提案するためには、仮説を実験計画法などで定量的に検証することが重要と述べているが、まさに同じことを言っていると思う。

 本書は、入門編という位置づけのため、商品企画七つ道具についてとてもわかりやすく解説している。ただ、本の装丁(色、装丁)からか、内容が薄そうに見えるのが残念である。




ヒットを生む商品企画七つ道具 よくわかる編 (商品企画七つ道具実践シリーズ)
販売元: 日科技連出版社

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本書は商品企画七つ道具(以降P7と呼ぶ)に関する三冊シリーズ「はやわかり編」「よくわかる編」「すぐできる編」の二冊目である。

P7は、成城大学の神田教授が今まで属人的であった商品企画というものを定性的な手法と定量的な手法を組み合わせたシステムとして完成させたものであり、七つの手法と4つのサブシステムからできている。
1)調査:インタビュー調査、アンケート調査、ポジショニング調査
2)発想:アイデア発想法、アイデア選択法
3)コンセプト最適化:コンジョイント分析
4)設計とのリンク:品質表

P7では、定量的な評価を行うために、心理学や官能評価で使われている因子分析、KT法のDA表に類似の重み付け評価法、実験計画法を活用したコンジョイント分析やお客様言葉を設計用語に変換する品質表など多岐に渡る手法の組合で構成しており、本書はこれらの手法の解説本である。理系ならこれらの手法に対し少しは馴染みがあると思われるので、アイデア発想法の「焦点発想法」「アナロジー発想法」が新鮮な(活用しがいのある)手法だと思う。

著者によると、アイデア選択の時に「重み付け評価」を行うことは多いが、以下の三つの間違いがよく見られる(顧客の意思を反映していない)。
1)自分達で選択する
2)評価項目を自分達で決める
3)評価項目のウエイトを自分達で決める
P7では、顧客による評価でアイデアを選択すること、評価項目とウエイトにアンケート調査(因子分析の結果)で得られた主因子と因子負荷量を使うことで、真に顧客本位の商品企画を実現している。

「はやわかり編」「すぐできる編」を読んで、実際にP7のシステムを使ってみたい人、各手法についてもう少し詳しく知りたい人には、本書を買うことをお勧めする。




商品進化と技術
販売元: 関東学院大学出版会

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商品知識イノベーション戦略
販売元: 同友館

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商品学という耳慣れない分野を体系的に理解できる本です。

わかりやすくてすらすら読めました。
商学系、経済学系の学生やメーカーなどの企業人にも必見の1冊です。




商品チラシ&リーフレットコレクション―衣食住遊の業種別・店頭チラシ特集
販売元: ピエブックス

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商品とデザイン (広がるデザイン)
販売元: 鹿島出版会

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商品の裏側に―マス・プロダクト商品のつくり方
販売元: 六耀社

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タイトルだけ見ると内容があまりよくわからないけれど、
「マスプロダクト商品」の生まれるまでが取材やインタビュー
によって明らかにされている本。

カップラーメンに日本酒、漬け物にお菓子にウェットティ
ッシュなどなど、スーパーやコンビニでよく見かける、な
じみのある食品や雑貨が16点紹介されている。こういうプ

ロセスを経て世にでていくんだと興味深かった。
いわば、身近な商品版のプロジェクトX!みたいな感じ。
写真も多く、開発秘話に臨場感があって、読み物として
おもしろかった。

あまりまじまじと見つめることのないパッケージに
こんなに情熱を注いで開発しているんだと驚いた。
マーケティングやデザインに関わる方や学生さん

には、きっと参考になると思う。




商品の運命
販売元: 同文舘出版

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商品復活のマーケティング・システム―商品に再生力をとりもどす創造的進化の手法とは
販売元: PHP研究所

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従来のPLCに真っ向から立ち向かう考え方が面白い。また図表にした”社会背景と消費者意識の変遷”は1950-現在に至るまでを示していて非常に参考になる。また”レトリス方程式”なども面白い。十分に価値の有る本だと思います。




商品化設計―100のアドバイス
販売元: 日刊工業新聞社

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