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和書 492084 (25)



商業帝国イスラムの謎―世界最古の「多国籍コンツェルン」神話 (アリアドネロマン―古代文明の謎を追え!)
販売元: アリアドネ企画

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朝鮮文化の黎明 (有光教一著作集)
販売元: 同朋舎出版

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有光教一著作集 (第1巻)
販売元: 同朋舎出版

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有光教一著作集〈第3巻〉朝鮮の古墳
販売元: 同朋舎

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アリランの歌―ある朝鮮人革命家の生涯 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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1937年の夏の初め、アメリカの女性ジャーナリスト、ニム・ウェールズ(「中国の赤い星」のエドガー・スノーの妻)は、延安でひとりの朝鮮人に会う。魯迅図書館で英文書籍借り出し人の名簿を繰った時に、ひとりの突出した濫読家を見つけたのだ。金山(キム・サン)と名乗る彼は知性あふれる青年であったが、写真を見る限りではひどく痩せており一種の老師の風貌さえたたえている。(32歳だという!)ウェールズは彼が軍政大学の教師と言うのは仮の姿で中国共産党員であることを見抜き、伝記を書かせてほしいと頼む。そんなときに盧溝橋事件が勃発する。

その7月7日、ウェールズは「日本と中国の全面戦争が始まるのか、まだ妥協と和平の道があるのか」道が見えないまま、キム・サンに聞く。「戦争は避けられません。とうとう来たのだと思います。今度の事件で戦争にならなくても、次かその次の機会には始まります。日本は経済的帝国主義の緩慢なプランを実施するだけの資金的余裕がないから、軍隊を使って強盗式戦術を取り、軍事行政両面での徹底した強奪をやらねばならない。財政面が弱いので、中国と経済的な提携関係を築くことは出来ない、中国を安全に搾取しようと思ったら、先ずその力を潰しておかなくてはならないというわけです。」
彼はいうなれば、無名の知識人の一人に過ぎない。その彼が、当時のアジア情勢についてはおそらく世界最高水準の客観情勢を語っているのだ。当時の蒋介石の中国国民政府と中国共産党は敵対関係にあった。しかし彼は明確に日本と蒋介石が手を結ぶことは無いと分析していた。

未来を見通す力はどこから来るのか、そのひとつの秘密がここにある。

やがてキム・サン(これは偽名である。ついに彼はウェールズにも明かす事はなかった。)は、自らの波乱万丈の半生を語りだす。




『アリランの歌』覚書―キム・サンとニム・ウェールズ
販売元: 岩波書店

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アリラン峠の旅人たち―聞き書 朝鮮民衆の世界 (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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続・アリラン峠の旅人たち―聞き書 朝鮮職人の世界
販売元: 平凡社

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東京のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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『アルタン=ハーン伝』訳注
販売元: 風間書房

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