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和書 492084 (50)



演出された「楽園」―バリ島の光と影
販売元: 新曜社

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 現在「地上の楽園」として喧伝されているバリ島のイメージがどのように作られてきたのかを、歴史を追って解説しています。外国人によって作られたイメージと、それに影響され、またそれを利用して、バリ人自身によって作られてきたイメージの変遷です。
 オランダ支配以前のバリ人のイメージは「好戦的な民族」だったなど、意外な事がいろいろ。

 また、イメージの歴史ではあるが、バリ島文化の歴史でもあるので、ガムランやダンスに興味がある方にも参考になると思います。
 「バリ島芸術をつくった男―ヴァルター・シュピースの魔術的人生」(伊藤 俊治)とも内容が重なりますが、こちらがシュピース個人に対する著者の個人的な思いまでが語られるのに対して、「演出された「楽園」」の方が詳細かつ平静な感じです。
 
 星を一つ減らした理由は、翻訳ゆえの読みにくさで…。冗談や皮肉のセンスが微妙に分からないところがあったかなー、と。
 でも、とても面白く読めるのでお勧めです!




円筒印章―古代西アジアの生活と文明
販売元: 東京美術

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円仁 唐代中国への旅―『入唐求法巡礼行記』の研究 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 天台の高僧である円仁は、838年の最後の遣唐使節に参加し、唐代末期の中国において9年間に亘って教学の研究に勤しみます。大陸での歳月は旅また旅の連続であり、各地における物情騒然たる状況や中央政府による仏教弾圧という厳しい試練の中、彼はさまざまな人と出会い、教えを求め、そして思想を熟成させていきます。

 円仁自身によるこの旅の記録が「入唐求法巡礼行記」であり、本書はこれを下敷きとしてライシャワー博士が中国における円仁の冒険を一般向きに分かりやすく語り、円仁の中国行の意義と成果を解説するものです。

 本書には、唐朝廷における熾烈な権力闘争や地方における政情不安、あるいは僧侶・官吏・庶民の風俗・習慣など、唐代末期の世相が鮮やかに描かれています。また、当時の中国における朝鮮人コミュニティーの実態や、我が国遣唐使節団の構成や出発までの各種手続・儀式など、歴史ファンの目から見て興味をそそられる記述がちりばめられています。

 それにしても、米人でありながらあの「入唐求法巡礼行記」を原文で読みこなし、こんな素晴しい歴史ドキュメンタリーに仕立て上げるとは、ライシャワー博士の学識の深さには驚きを覚えます。
 また、本書の翻訳は現代天台学の泰斗によるものであり、たいへん読みやすく、かつ正確なものとなっていることを特に申し添えたいと思います。




王安石 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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王羲之伝論
販売元: 白帝社

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汪精衛と蒋汪合作政権 (明治大学社会科学研究所叢書)
販売元: 人間の科学新社

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汪精衛と民主化の企て (明治大学社会科学研究所叢書)
販売元: 人間の科学新社

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王莽―儒家の理想に憑かれた男 (白帝社アジア史選書)
販売元: 白帝社

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王莽は前漢の簒奪者として長年貶められてきた。
例えば、始皇帝や曹操のように毀誉褒貶の激しい人物もいるが、
王莽は常にマイナスイメージでしか語られてこなかった。
本書はその王莽に簒奪者としての悪評を取り払い、
公平な目で王莽を評価しようという意欲的な内容である。
簒奪者としての王莽は無能ではなかった。
それはある程度は認識されていただろうが、
王莽の政治思想は時代錯誤の復古主義と片付けられることが多い。
その王莽の政治的なビジョンがそれほど否定されるものではないと
著者は説く。
彼のビジョンの一部は後漢へとも受け継がれているという。
面白い内容だが、結論より先に王莽の擁護が強すぎるきらいがある。
公平な目で歴史上の人物を語ることの難しさを思い知らされる。




王右丞文集 (古典研究會叢書 漢籍之部)
販売元: 汲古書院

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王権の確立と授受―唐・古代チベット帝国(吐蕃)・南詔国を中心として
販売元: 汲古書院

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