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和書 492084 (55)



史記雕題〈下〉 (懐徳堂文庫復刻叢書)
販売元: 懐徳堂・友の会

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史記雕題〈中〉 (懐徳堂文庫復刻叢書)
販売元: 懐徳堂・友の会

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夏王朝―王権誕生の考古学
販売元: 講談社

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 堯・舜・禹と言えば中国上古における伝説の聖王たちですが、最後の禹が王位を実子の啓に伝えたことにより、中国史上初の世襲王朝として夏朝が成立します。史書の記載によれば、内乱による王統断絶や国家復興といった経緯はありつつも、夏朝は17代に亘って中原を支配したのち、最後の桀に至って天命を喪い、ついに殷朝の滅ぼすところとなりました。
 本書は、この夏王朝に関し、史書の記載を点検して歴史的存在としてのイメージを整理するとともに、考古学的な手法で伝承を検証することにより、この王朝の素顔に迫ります。
 内容的には、夏王朝と新石器文化の関係、中心地の所在、支配と影響の地理的な範囲、社会・政治制度の概要などにつき、考古学上の発見や研究成果を存分に活用しつつ、実証に説き明かしていくものです。
 著者は、遺跡や文物の背後にある「人」の営みの解明を心がけてきた由。それだけに、二里頭文化と二里岡文化の間の食生活や生活器具の相違などへの注目と、それらの意味合いについての考察には独特の視線が感じられます。
 考古学に関する記述が大半を占めている関係上、遺跡の名前や土器の形式などが頻繁に登場します。読んでいて些か鬱陶しく感じることもありますが、れっきとした一般向けの書物であり、語り口も基本的には平易です。興味がなければ読むのが辛いと思いますが、中国史や考古学に少しでも関心をお持ちの向きであれば、さほど無理なく読めるのではないかと思います。




夏王朝は幻ではなかった―1200年遡った中国文明史の起源
販売元: 柏書房

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歴史としてのベトナム戦争 (科学全書)
販売元: 大月書店

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少し左よりかもしれませんが、ベトナム戦争概説としてはとても良い本だと思います。細かく、またどういった形でベトナム戦争が回りの東南アジア諸国に広がっていったかがよく分かります。ベトナム戦争を知りたい方は一読する価値はあるのではないでしょうか。




科挙―中国の試験地獄 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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中国王朝の官僚登用試験である科挙制度を平明にかつ興味深いエピソードを多く交えて解説する名著。
受験生である「挙生」のエピソードを採りあげるのは、一般の読者の興味をそそるからかと思いきや、実はどのような制度にもフォーマルな面とインフォーマティブな面があるのであって、制度的にどのようなものだったのかを記すだけでは、片手落ちになる。そのため、実情を読者に紹介しようという著者の配慮がいきとどいているのである。
本書に通底しているのは、著者宮崎先生のやや諧謔味を帯びた軽妙な文章である。つねに視線は現代から伸びていて、過去にはまりこむということがない。さりとて、過去を蔑むことも現代を自嘲することもない。シニカルさの中の優しさが読んでいて心地よい。
通読して思ったことは、「四書五経」を重視するあまり、実学を省みなかったために清国は滅んだが、しかし、それに学んだ近代日本は逆に実学重視のあまり、今だプリンシプルが欠如しているのではないか?という疑問である。大学では人文系学部より研究が実利に結びつく理工系学部が幅をきかせ、一方安部首相の愛読書は未だに吉田松陰というのはどういうものだろうか。
ところで、宮崎市定『科挙』にはもうひとつ戦中に書かれ、昭和21年に出版された版があり、高島俊男氏はこちらを推薦している。現在は、講談社東洋文庫または『宮崎市定全集』に『科挙史』の名前で収録されている。本書を読了した方は、そちらに挑戦してはいかがだろうか。




科挙と官僚制 (世界史リブレット)
販売元: 山川出版社

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専門書と思えないほど、とてもわかりやすい文章です。また、専門的な用語や人物などについては、とても豊富な、細かい注釈があます。ただ、残念ながら、宋代における科挙の話ばかりで、清や明における科挙についての話が殆どありません。




科挙と近世中国社会―立身出世の階梯
販売元: 平凡社

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まさに、科挙に関する第一級と言って良い書籍です。科挙とそれにまつわる、社会移動、立身出世、身分制度、地域格差等が述べられています。他の本には類を見ない、膨大な資料、統計、事例があります。科挙の背景となる儒教などの思想についても言及しています。

また、小説などに登場する、科挙の立身出世の実例が、巻末に附録しています。英文、中文の膨大な参考文献の表も添えられています。




科挙と女性
販売元: 大学教育出版

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科挙の話―試験制度と文人官僚 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本書は唐~宋代の科挙を具体例を踏まえつつ解説している。
唐宋の科挙官僚たちは、まずいかなる試験を受験したのか。
現代の我々も一度は試験地獄を経験するだろう。
その意味で科挙は興味深い。
科挙に合格して官僚となった人物たちの人生も時代を映す鏡であって面白い。
しかし、科挙に落第する人物たちにも興味を引かれるのは、
試験というものの厳しさを知る我々なら当然かもしれない。
その中でも晩唐の温庭インは、破天荒で驚かれるだろう。
科挙関連の本は多いが、入門的なものとしては世界史リブレットのものがよい。
清代の話に関しては宮崎市定先生の『科挙』がよいだろう。


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