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和書 492084 (89)



近代中国通貨統一史―十五年戦争期における通貨闘争
販売元: みすず書房

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本作は通産省・神戸製鋼所を経て
母校に学士入学したアジア近現代史家が書き下ろした
1930~55年にかけての中国通貨史の大著である。

本作と同じ主旨の著作として多田井喜生の『大陸に渡った円の興亡』
が挙げられるが、比べるとやや理論的側面が弱い部分はある。
しかしその分、個々の史実の詳述振りはすさまじい。

中国近現代史・金融史の知識が少しないと読み通すのは困難だが
その分、中国通貨史を知る上で外せない大著であろう。




近代アジア精神史の試み (中公叢書)
販売元: 中央公論社

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近代アジアと台湾―台湾茶業の歴史的展開 (SEKAISHISO SEMINAR)
販売元: 世界思想社

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『砂糖の世界史』『コーヒーの歴史』を読んでいるのと同質のダイナミックさを感じる。日ごろ口にするお茶、それに関わる商品のたぐいから、いったい何が見えて来るのだろうか。この本は、近代以降、台湾を舞台に包種茶(ジャスミン茶に代表される花香を付したお茶)がどのように市場を拡大したのかを丁寧に説明している。そして、植民地時代の制約の下で、台湾茶商が力量を発揮し、外貨獲得のための輸出が進められていった。従来の主流だった烏龍茶商から新興の包種茶商に主導権が移行したのは、この植民地時代である。一方で、1930年代になるとこの包種茶の輸出市場は東南アジア、特に蘭印から満州にシフトしていく。台湾人は「儲かる」ために、言い換えればこの狭い島で、しかも植民地下で生きていくために、日本国籍と民族的属性の使い分けを利用して取引網を築いていった。これは、現在の台湾人商人が活躍して得た経済成長の達成にも繋がっていると著者は最後に結んでいる。ベトナム留学時代に知合った台湾人ビジネスマンからよくもらったお茶、彼ら商人の「巧みさ、結束力の強さ、社交性、自信」、ついでに本の内容とは関係ないが「豪快な酒の強さと懐の深さ」を読んでいてついつい思い出した。




近代アジアのフェミニズムとナショナリズム
販売元: 新水社

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近代イラン金融史研究―利権/銀行/英露の角逐 (MINERVA人文・社会科学叢書)
販売元: ミネルヴァ書房

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近代インドの歴史
販売元: 山川出版社

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近代韓国の知識人と国際平和運動―金基鎮、小牧近江、そしてアンリ・バルビュス
販売元: 明石書店

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近代交通体系と清帝国の変貌―電信・鉄道ネットワークの形成と中国国家統合の変容
販売元: 日本経済評論社

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近代上海の公共性と国家
販売元: 研文出版

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近代世界史像の再構成―東アジアの視点から
販売元: 青木書店

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