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和書 492084 (198)



チベット・中国・ダライラマ―チベット国際関係史 分析・資料・文献
販売元: 三和書籍

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チベットと日本の百年―十人は、なぜチベットをめざしたか
販売元: 新宿書房

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文句なしに面白いですよ!

編者が”〜フォーラム実行委員会”となっていますが、その内訳は・・・
江本嘉伸(『西蔵漂泊』)、渡辺一枝(『チベットを馬で行く』)、貞兼綾子(『チベット研究文献目録』)、三浦順子(『チベットの娘』訳)、
ケルサン・タウワ(カワチェン主催)、長田幸康(『ぼくのチベットレッスン』)、山口和美、田中明美の各氏です。
すごいメンバーですよね。これだけでも読みたくなります。
山口瑞鳳(『チベット上・下』)、小野田俊蔵(『チベット巡礼』)、金子民雄(『ヘディン伝』)の各氏も出演されています。

しかしなんといっても圧巻は、『秘境西域八年の潜行』の西川一三氏と、『チベット潜行1939』の野元甚蔵氏が自らの"潜行"を
熱く語っておられるところです。
特に、西川氏は会場のチベット人を物ともせず、「チベット人は大嫌いだ」、「チベット人から学ぶことは一つもない」と
言い切っておられ、モンゴル人ロブサン・サンポーの面目躍如といったところでしょうか(笑)

椎名誠氏、色川大吉氏も寄稿されています。
ブックガイドもあり、これからチベットのことを学びたい人にもお勧めです。




チベットの潜入者たち―ラサ一番乗りをめざして
販売元: 白水社

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欧米人によって地図上の空白が
次々と埋められていった十九世紀後半、
チベットこそは最後に残された禁断の国だった。
本書はチベット、とりわけその首都ラサを目指した
さまざまな国籍・経歴の人々に焦点を当てながら、
彼らの苦闘を「ラサ一番乗りレース」として捉え、
詳しく紹介したものである。

西洋人の探検家や宣教師である彼らにとって、
チベットの中枢たるラサへの潜入は困難きわまりなく、
その試みは次々と失敗に終わっていく。
そこで我らが河口慧海の登場となるのだが、
おそらく日本人読者の大半にとっては納得行かないことに、
著者は彼の一番乗りを決して認めようとはしない。

著者が挙げる理由は、
これはあくまで西洋人のレースであり、
東洋人仏教徒たる河口慧海には容貌等で有利な点があること、
河口を認めるなら、英領インドのスパイだったインド人、
チャンドラ・ダースが厳密には一番乗りであること、などだが、
結局は英国人のヤングハズバンド大佐に
ラサ一番乗りの栄誉を与えているあたり、
何やら帝国主義めいた牽強付会に思えないことはないし、
主題が主題だけに、本書の内容そのものよりも
著者の態度のほうがいっそう興味深いとも言える。

とはいえ、訳者あとがきでも触れられている通り、
本書で紹介された人物のなかには、
チベットの宗教と文化に対する
深く本格的な理解を有していた人物はおらず、
河口といえども例外ではなかったのだから、
誰が一番乗りかにこだわることには、
実はさほどの意味はないだろう。

二十世紀前半までにチベット入りを果たした西洋人、
すなわちデヴィッド=ニールやラマ・ゴヴィンダらが、
先入観に惑わされることなく真摯に仏教を受け入れ、
この時代としては驚くほど正確な理解に達していたことは、
我々に対して何ごとかを暗示しているようにも思われる。




チベットの文化 決定版
販売元: 岩波書店

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チベットの娘―リンチェン・ドルマ・タリンの自伝 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 チベット・ラサの貴族の娘に生まれた著者の半生記。著者はチベット女性として初めてインドのアメリカ系の学校に留学して英語を学び、広い世界を知ったことでチベット知識人の代表的存在として活躍した。特に中国によるチベット侵攻後は、様々な政治的問題に関係してきた。それらの体験が詳細に語られた本書は、チベット現代史に関する貴重な一冊となっている。
 大臣だった父の暗殺、チベットを代表する政治家との結婚と離婚、インドへの亡命など波瀾万丈な人生で、読み物としても面白い。
 ただ、貴重な見聞、冒険の人生が語られているわりには退屈な部分も多い。大部な本だけに、翻訳ももう少し頑張って欲しかった。




チベット文化史
販売元: 春秋社

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デイヴィッド・スネルグローヴとヒュー・リチャードソンによって書かれた『チベット文化史』に関する名著の翻訳です。仏教文化史専攻の高野山大学教授の奥山直司氏の訳も大変読みやすく、学術的に貴重な書籍の価値を高めていると言えるでしょう。

チベットでの「暴動」と呼ばれるものに対する中国の制圧(実際は弾圧)をテレビで見るにつけ、この民族問題の根の深さを再び考える契機となりました。
当然、チベットに伝わる固有の文化の歴史的な発展過程を知らないとこの民族対立の問題は理解できないと考え、その根っこにある宗教や文化、風俗の違いに目を向けました。そこで辿り付いたのが本書でした。

387頁の本文、33頁の原註と訳註、14頁の訳者解説、41頁にわたる索引、発音の規則、文献目録、地図、121点の歴史的な価値を持つ写真、とどれをとっても有用な記載に満ちていました。その意味において、本書は類書の中でも学術的にしっかりとした裏づけを持つ研究書であり、啓蒙書だと言えるでしょう。

ダライ・ラマの政治的な位置づけもさることながら、このような自治区の独立問題は、チベットに限ったことではなく、様々な国で局地的に起こっている紛争の火種と同様の問題を抱えています。歴史を学ぶことは現代の問題点を知ることにつながります。温故知新という言葉がありますが、大切な視点を養うためにも本書のような学術的な価値の高い本に触れていただくのも有益なことだと思います。




チベット旅行記〈上〉 (白水uブックス)
販売元: 白水社

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この本は、河口慧海(1866~1945)が、32歳の時インドからチベットへ入国し、帰還するまでの冒険旅行記。
インドへ行ってからも、ダージリンでチベット語の勉強をしたりと、インドからチベットのラサに入るまで3年かかっている。
新聞に口述筆記で「西蔵探検記」を連載、それをまとめた「西蔵旅行記」が1904年に出版。

「西域探検紀行全集」の一冊として、1967年に出版されたものを、今回文庫本とした。

話のネタになりそうなところとしては…。

チベット人は身体を洗わないので、ものすごく不潔で、食物を食べた食器は拭くだけ。
トイレに行っても、ウンコをしてもお尻を拭きも洗いもせず、そのままにしている。
チベット人は金に汚く、人をすぐ裏切る。

チベットの学者は、ほとんど学問を知らない。
カムの人は、人殺し、強盗が普通の生活だ。
チベット人は一妻多夫で、妻の力がとても強い。

みたいなことかな。
この時代、チベットは外国人の入国を禁止していたので、慧海はとんでもない遠回りをして、人の通らない道を通り、カイラス山をまわってラサへの道を辿る。

その途中では、雪の中で座禅を組んで一晩明かしたとか、普通ではとても考えられないようなことが書いてある。
発表当時はずいぶん内容に疑問がもたれたらしい。
ただ、登山関係者などによると、その記述は正確だとか。
ところで、河口慧海が学んだ、ラサのセラ寺には、僕も一人で行って、そこでバターを灯明に加えて祈ってきたんだよなー。

最初の予定ではセラ寺に行くつもりがなかったのに、ある事件が起きて突然行くことになったのは、神の導きなんだろうね。
読みやすい形で「チベット旅行記」が出版されたので、これからチベット旅行に出る旅行者の必読書となるのではないかな。
というのは、昔のシガツェやラサのお寺の状況なんかが描いてあるからね。




チベット旅行記〈下〉 (白水uブックス)
販売元: 白水社

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チベット史
販売元: 春秋社

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チャイナ・オデッセイ〈上〉
販売元: 岩波書店

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