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和書 492084 (215)



中国社会史の諸相
販売元: 勁草書房

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中国出版史話
販売元: 新曜社

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中国商人―知られざる歴史 語られざる知恵
販売元: 徳間書店

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 残念ながら、未だに中国史といえば政治史が中枢を占めているのが現状でしょう。特に一般向けのものには政治史以外は精々添え物程度しか扱われていない。そして、そんな歴史の主流を離れれば、一気に狭小化して個人的な英雄譚、逸話の寄せ集めと化してしまいます。恰も中国には国家と個人しか居ないが如く、また政治の中心以外の意思の存在は無いかの如くです。しかし、当然中国も普通の人間の住む、しかもああも巨大な社会であるならばそんなことはないはず。国家と個人の間に多くの人の集団があって、地方地方に異なる種類の人が住んでいて然るべきなのです。
本書の主題はその名の通り中国の商人に就いてでありますが、よく歴史の俎上に載る政商としてよりも、こつこつと小商いを太らせて大きな財力を貯め込んだ商人たちの集団の自律的な努力の跡を追うことにあります。これも悪しきイメージとして、どうも中国の商人=政商=不正な暴利と繋辞的に語られ、その故か政治との関連を中心に評価されがちなのが中国の商人であり、自主独立の精神の無さをヨーロッパの商人と比較される存在に貶められています。そこで著者は徽州の商人を中心にその涙ぐましい努力と逞しさそしてその誠実な仕事振りを紹介して、権力と結びついて安易な暴利をむさぼった商人が必ずしも主流でないことを指摘して、商人たちの実像を描こうとするのです。しかし、中国的な歴史観、価値観が多少違和感を感じさせるところや全体的に概論部分が多く、散漫であるとの印象は拭いきれませんが、それでも二つの意味で一読の価値ありです。ひとつには著者の故郷であるという安徽省に就いての謂わば地方史であり、北京中心の同時代の通史に無い魅力があること。ふたつには日本人の眼には中国は未だにだまになって映っているようで、その多様性が無視されているように感じるので、本書に示される徽州人の生き様を知ることは中国の多様性の理解の一助になるのではないかということです。




中国食人史―チャイニーズ・カニバリズム
販売元: 雷韻出版

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題名に惹かれて読んだものの、食人史というわりには食人について書かれているのは著書の一割程度でした。
しかも食人についての記述は他の著書を引用した孫引きだらけで、まったく著者自信が中国正史などから調べたものは皆無なので、びっくりしました。
残り九割は儒教批判からなる中国全般の批判(特に毛沢東を代表する中国共産党政権)・ユダヤフリーメーソン批判・日本の中国研究者批判のオンパレードでした。
中国の食人について文化人類学的・民俗学的に論証してくれるのだろうと思っていた私の期待が大きすぎたのかもしれませんが、脱帽してしまいました。




中国新石器時代の生業と文化
販売元: 中国書店

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中国初期における長江と黄河流域の農耕文化を中心にした、独自の比較研究論文の集大成。これまで著者が発表した新石器時代の栽培穀物、植物遺存体、狩猟動物を家畜、貝類の採取、ならびに先史時代の漁撈活動などに関する約二十篇の重要論文をもとにし、さらに緻密かつ広汎なデータをもとに再加筆して、永年の研究成果を中国新石器時代の生業と文化という考古学の視点からまとめた労作。  具体的にはイネなどの穀物の栽培、シカ科動物の狩猟、ブタの飼育、河川漁撈および貝製器具や漁具など、選別てきかつ多角的に生業形態の形成発展について詳述。一方では先史時代の集落と墓地、親族組織、葬送観念、「牙」の副葬墓、抜歯習俗など階層社会の成立を論証。これまでの研究者にありがちな現在の価値観に基づく過去の独断的恣意的な解釈を退け、中国の広汎な文献資料と民族誌の渉猟して、著者のいう東アジア先史時代人に関する考古学的「叙事詩」の展開を試みる。 挿図および地名表、参考文献の紹介、索引などの資料も詳細豊富。  (翻訳家・徳澄雅彦)  




中国新石器文化研究
販売元: 山川出版社

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中国新聞史の源流―孫文と辛亥革命を読む
販売元: 批評社

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中国女性運動史1919‐49
販売元: 論創社

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中国女性の20世紀―近現代家父長制研究
販売元: 明石書店

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中国女性の一〇〇年―史料にみる歩み
販売元: 青木書店

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この本の素晴らしいところは、根拠となる重要な史料の抜粋が解説と共に示されているところである。また、貴重な写真もところどころにある。旧い史料、しかも中国語となれば、一般の日本人は簡単に見ることは出来ないから、その重要部分だけを抜き出して、しかも丁寧に解説してくれるこの本はとてもありがたかった。史料のえらび方も絶妙で…この本の編著者である中国女性史研究会が以前翻訳出版している『中国女性運動史』を読んだときに、見たみたいと思った史料も選ばれていて、正に、百聞は一見に如かず、の感があった。


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