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和書 492084 (278)



バクトリア王国の興亡―ヘレニズムと仏教の交流の原点 (レグルス文庫)
販売元: 第三文明社

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中央アジアの歴史と言えばイスラム化された後のものが多い中で、この本ははるか伝説の時代から古代ペルシア時代、アレクサンドロスの時代、その後のヘレニズム時代までの中央アジアの古代史がびっしり詰められている。
日本の教科書には殆ど出てこない地域の歴史だけに非常に興味深く読むことができる。

カラー写真ではないが写真も豊富で飽きさせない。特にコイン(古代の通貨)の写真が多く、コインマニアには絶対のお勧めである。

欲を言えば巻末に人名・地名索引が欲しいと思うほど内容の濃い書籍で、値段の割りに中身のない本が多い昨今であるが、この本に関しては定価が安すぎるくらいの設定である。




バンコク土地所有史序説
販売元: 日本評論社

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万歳事件を知っていますか
販売元: 平凡社

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万里の興亡―長城こそ中国文明の生命線だった
販売元: 徳間書店

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万暦十五年―1587「文明」の悲劇
販売元: 東方書店

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アメリカで中国史研究を続けた黄仁宇教授の代表作。黄教授は、京都大学の故宮崎市定教授の論文を多く引用するなど日本でもなじみのふかい人。中国が日本と違ってなぜ欧米列強に浸食されていったのか、その原因の一端を明朝の政治制度に求め、現代への警笛を鳴らした好著。




パキスタン独立 (南アジア・現代への軌跡)
販売元: 勁草書房

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従来1947年の印・パ分離・独立はインド中心の視点で研究されてきた。ムスリム連盟はパキスタン建国のため反インド、親英路線に立っていた、というのがこれまでの通説であった。本書は連盟の指導者ジンナーの真意を明らかにすることで、この通説に見事な反論を行っている。筆者によれば、ジンナーの目的はあくまでインド連邦内部でのムスリムの自治を獲得することであり、パキスタンという国家は意図せざる結果として誕生したのであった。本書は現在のインドやパキスタンといったネーションが如何に歴史的な産物であるかを明確に描き出しているのである。その意味で本書は南アジアのみならずナショナリズムに関心を抱く者にも極めて有益な示唆を提供してくれることであろう。




朴正煕軍事政権の誕生―韓国現代史の原点
販売元: 彩流社

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パックス・モンゴリカ―チンギス・ハンがつくった新世界
販売元: 日本放送出版協会

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 Genghis Khan And The Making Of The Modern World(チンギスハンと近代世界形成)の邦訳。著者ジャック・ウェザフォードは、モンゴル国内での学術調査活動で協同研究者のモンゴル人たちによく溶け込み、当時から今日まで連綿と受け継がれるモンゴル人の天性や気質を深く汲み取っていた模様。例えばそれは今日国会議事堂に安置され、ナーダム祭で披露されるチンギスハンの「霊幡」(スルデ)や、今日なお真っ青な空に象徴され、チンギスが“帽子を脱ぎベルトをはずして祈った”「久遠の蒼穹」への精神性。先んじて一九六〇年代、未だ社会主義の下でその調査追及の渦中で犠牲になった学者諸氏の土台上にこの精神性は今日生きる…。モンゴルを知るとはこうしたモンゴル精神性のアイデンティティを感得することだと思います。昨今国会議員選挙という世俗の象徴的イベントで大荒れのモンゴル人たちでしたが、“チンギスハン精神”はその対極にあって深遠に彼らを纏め結びつける力になるのです。テムジンの武運がどん底にあった「バルジュナの誓約」にモンゴル帝国(一二〇六年成立)の原点がある、という件は美しくもある表現。そこには親族関係、民族・宗教を超えた相互協力精神の原像が宿ります。これが後に諸宗教を平和裏に共存させる文化となり、第二代オゴデイ皇帝建立のカラコルムは「宗教的に世界でもっとも開かれた寛容な都市」に成長、帝国の包容力を高めます。ただ第五代皇帝フビライは、その戦略と実行力で「中国らしさ」前面に中国征服を果たし、二万百六十六校の公立学校建設による万人基礎教育体制を敷設したと賞賛するも、帝国が最大規模に達したのは第四代モンケのもとであり、「帝国全体に大ハーンとして認められた最後の人物」もモンケであると断じる論調。十八世紀の欧州啓蒙思想家と科学者がモンゴルについての否定的イメージを流布した経緯についても言及しています。




パノラマの帝国―中華唐代人生劇場
販売元: 三省堂

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本書は『劇場都市』シリーズの番外編とも言うべきか。依拠する資料も正史ではなく、いわゆる「筆記」と称される文人たちが書き散らしたもの、内容もずいぶんとくだけたものも多い。だからシリーズ本編の作品群に比して読みやすい。目次をざっと眺めても面白そうな内容だなと察しもつこう。私見によれば、本書は『干潟幻想』と並ぶシリーズ中、異色の「文学」となっている。試みに、本書中の一章「虎の妖怪学ノート」と中島敦『山月記』を比較してみよ。無論表現方法は異なる、がしかし、あふれるポエジーは両者に共通して見られるではないか。だから、小生あえて本書を以って文学と見なすのである。小説ばかりが文学ではない。それはヨーロッパ近代以来形成された歴史的限定性を持つ概念に過ぎない。そもそも「小説」とは、唐土の言葉の定義では「小人の説」即ち取るに足りない者の言説の意であり、「小さな説」ではない。詩こそが中国文学の精華である。敷衍して申せば、ポエジーこそ文学の核心である。このこと、『干潟幻想』の書評でも触れた。文学の香華を味わいたいもの本書を読むべし。




パルチザン挽歌―金日成神話の崩壊
販売元: 御茶の水書房

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金日成の抗日武装闘争の内容などがよくわかって大変興味深かった。
中国、ソ連を巡り、当時の金日成を知る人々を捜し求めて丁寧な取材を行なっている。

韓国では、金日成がわずかでも抗日武装闘争をしているという事実が確認されて、驚愕している人が多いが、それとは逆に朝鮮総連出身の筆者は公式発表の金日成伝と違う部分が出てきたことに、驚愕している。もちろん金日成はわずかではあるが、抗日武装闘争を戦っている。中国共産党との関係や、ロシア語の実力ゆえにソ連に抜擢されたことなど、さまざまなエピソードがつづられている。


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