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和書 492084 (279)



パルティアの歴史
販売元: 山川出版社

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1938年に刊行された英語版の邦訳である。前3世紀にイランの一角で興り、現代のイラン・イラクを席捲して後3世紀にササン朝に滅ぼされるまで続いたアルシャク朝パルティア王国の政治史上の諸事件を、当時入手できた限りの史料を使って考証しほぼ年代順に叙述している。一つ一つの記述を取ってみればその後の新史料の発見などによって書き直されねばならぬ点も含んでいるが、パルティア研究を目指すものにとっては必読の書と言える。しかし、英語版の註が削られているので原著との併読をお勧めする。




パレスチナの歴史
販売元: 明石書店

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本書は、その記述の大部分を19〜20世紀、特に20世紀のパレスチナ情勢に置いている。この記述の仕方から明らかであるが、著者は、パレスチナ情勢は19世紀以前にさかのぼる問題ではないとの立場であり、従ってそれ以前の記述には殆ど意を用いていない。しかし、アラブを無前提にかばい立てしたりしているわけではない。シリア・エジプト・ヨルダンといった周辺諸国がそれぞれの思惑によってパレスチナを「食い物」にし、それによってパレスチナのアラブ住民が翻弄され痛めつけられた様子を切々と書き連ねている。
とりわけ圧巻であるのは、オスロ合意の構図を
「勝者たるイスラエルと、敗者たるアラファート・PLOの間に結ばれた、降伏条約」
と断じている点であろう。当時は「平和への第一歩」とみなされた(不詳、私もそう思った。不明を恥じつつ此処に告白する)この合意が、実は「和平」などからほど遠い、次なる悲劇と破滅への第一歩だったという事を、同時期に合意に反対した穏健派(過激派ではない!)の言葉を拾いつつ、明確に断じている。
広河隆一氏の一連の著作と並び、中東問題を研究する者にとっては必読、不可欠の一冊であろう。




パレスチナ・パースペクティブ―パレスチナに生まれた聖書の世界イスラエルの歴史を考証する
販売元: 近代文芸社

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秘暴徒檄文集―抗日義兵闘争史料
販売元: 緑蔭書房

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比叡山
販売元: 法蔵館

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東アジアの初期鉄器文化
販売元: 吉川弘文館

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東アジア往還―漢詩と外交
販売元: 朝日新聞社

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東アジア近現代史
販売元: 有斐閣

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東アジア近代史の方法―歴史に学ぶ (歴史学叢書)
販売元: 名著刊行会

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東アジア交流史事典
販売元: 新人物往来社

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