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和書 492094 (65)



日中2000年の不理解―異なる文化「基層」を探る (朝日新書)
販売元: 朝日新聞社

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著者も最後に断っているように、本書は一応「日本論・日本人論」であり、タイトルはややズレているようにも思うが、むしろ本書からうかがえるのは、「中国人の日本観」あるいは「中国人の世界観」とでもいうべきものである。

著者は「日本はもっとこうすれば、世界に分かってもらえる」と日本を「諭す」。この所作こそが、典型的な中国人のものである。つまりは、何らかの価値観で世界を塗りつぶすことができる、あるいは、相互に理解が可能である、と考える。これを中華思想と呼ぶかなんと呼ぶかはさておき、こういうことを考えるのは、世界広しと言えども、アメリカと中国ぐらいのものであろう。我々島国の住民は、そもそもわび・さびやタマちゃんについて世界に分かってもらおうとは思っていない。

同書中の日本人論・中国人論はまあそれなり、という感じだが、一つ著者に聞いてみたいのは、中国人の「ホンネとタテマエ」についてである。本書では「中国人は義をもっとも大事にする」と繰り返し述べるが、実際に中国人と接すると、どう考えても真逆としか思えないからである。




朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論 (講談社 +α新書)
販売元: 講談社

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朝日新聞記者にしては、まあまあマトモで面白いと思います(あくまでも比較的マトモだ、というだけですが)。
軽い内容の読み物として、暇つぶしにはいいかもしれません。

一方、やはりところどころに「いかにも朝日新聞らしい」無茶な論理展開や
我田引水なこじつけ、根拠無き他者攻撃も目立ちます。

たとえば、アメリカの事情やエピソードを紹介した後、
それをかなり無理やりに日本の何かと結びつけて日本(日本人)を批判しようとする。
あるいは、突然、脈絡もなく小林よしのりを攻撃(彼の名前は直接的には出してないが、明らかに小林を指して非難している)してみたり。
あと、やたら北朝鮮を擁護したがる癖も見受けられます。

このように、いかにも朝日新聞らしく手前勝手で論拠の薄い他者攻撃・無茶な自説展開・ゴリゴリ左翼な思考etc.がありますが、
冒頭でも触れたように暇つぶしくらいにはなりますので、
とりあえず読んでみても損はないかもしれません。

アメリカに住んだことのある方には物足りないかもしれませんが、
私にとってはそこそこ参考になる話もありました。




朝日新聞記者が書いた「アメリカ人が知らないアメリカ」 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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タイトルが大げさ。「朝日新聞記者」だとか書いてるだけで、何も本質を捉えていない。
本屋で立ち読みすれば、誰も買わない内容。




アフリカは本当に貧しいのか―西アフリカで考えたこと (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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アメリカ合衆国と私たち―1990年代への視点 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 80年代末に、アメリカでリベラリズムが復興することを強く信じていた著者は現在の立場から90年代をどう振り返るだろうか。クリントン政権をどう評価するかによって意見は異なるかも知れないが、いずれにせよ現時点ではアメリカにおける強力なリベラリズムが政治や文化の表面に現れてきているとは言いがたい。60年代から始まった公民権運動がアメリカにあまりに大きな衝撃を与えたために、そこからバランスを取り戻すための期間は長引かざるを得ないとシュレシンジャーJr.は言う。湾岸戦争やイラク攻撃による「アメリカ第一主義」の高揚、さらに最近の同時多発テロやイラク戦争によって、この「揺り戻し」の期間はさらに長引きそうな気配を見せている。そのような中、我々はリベラリズムをどのように位置づ!け、またどう築き直していけばよいのか。本書で著者は、リベラリズムの復興を信じながらも、ではどうそれを築き直していけばよいのかについては言及していない。著者の信念の通り、表面的な保守への回帰の時代でさえも、リベラリズムの基盤となる声なき多数派がアメリカに存在していることは確かだろう。しかし、民主党が対外政策において共和党と大差のない主張をしたり、「アメリカ史のサイクル」を念頭に置いて国内問題への注目が回復するのを待っているような状況では、「強力な」リベラリズムというものは、ますます先細りしていかざるを得ないだろう。小手先の戦略で真のリベラリズムが復活することなどあり得ない。




アメリカ200のキーワード (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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オセアニア 暮らしの考古学 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 太平洋の小さな島々を思うとき、多くの日本人はリゾートという文字しか頭に思い浮かばないのではないか。そして実際にそれらの島々を訪れても、本人の意識の中に「生活の場としての島」という見方が生まれることはまず期待できない。本書は「楽園」や「自然との共存」といったような「島々を訪れる側によって作られた幻想」とはほど遠い島の暮らしを生き生きと解き明かし、人間の持つ宿命を鮮やかに浮かびあがらせる。太平洋人類史のすぐれた入門書である。





少子化をのりこえたデンマーク (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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女性学によくありがちな「北欧の国を理想郷のごとく語る」という過ちは犯してはいない本です。
率直にデンマーク王国という、キリスト教を国教とする『福祉大国』の実情を描いています。

男性の税込み収入が300万円程度。
女性の税込み収入が200万円程度。

ここから福祉を支えるために、所得税が50%以上引かれてしまう。
さらに消費税は25%もの高率。
これでは、女性は「働き続けなくてはならない」国になるわけです。
一部の富裕層を除いては。

惜しむらくは、この国を支える「徴兵制」について語られていないこと。

男性のみに課せられた徴兵義務ではありますが、
この制度があることによって、愛国心が国民に叩き込まれ、
「生活満足度」の調査にも影響を与えているだろうことは記述していただきたかったです。

しかし、第11章において、デンマーク王国では犯罪発生率が日本の13倍も高い、と記述しているように、
この「率直さ」によって女性学の類書よりも好感を持ちました。




人種主義の深い淵―黒いアメリカ・白いアメリカ (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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世界遺産 吉野・高野・熊野をゆく 霊場と参詣の道 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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