戻る

前ページ   次ページ

和書 492094 (105)



アメリカの多民族体制―「民族」の創出
販売元: 東京大学出版会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本書のタイトル「多民族体制」と、個々の論文とのつながりが
ゆるいところが気になる。「体制」の定義も曖昧だし、あえて採用
した積極的理由は見出せない。
 それぞれの論文は可でもなく不可でもなく雑多に知識を身に付ける
のには悪くない程度。
 よって、星3つ。




アメリカの地域―合衆国の地域性 (USA GUIDE)
販売元: 弘文堂

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカの伝統文化―野外博物館ガイド (三省堂選書)
販売元: 三省堂

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカの中のアジア―アイデンティティーを模索するアジア系アメリカ人
販売元: 社会評論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカの日系人―都市・社会・生活
販売元: 同文舘出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は論文集で、南北アメリカ大陸の中のある地域に焦点を当てた研究が紹介されています。私は本書の中の一章に興味があり購入しました。しかし目的の章以外もとても興味深く、日系人として共通したもの、国や地域によって異なってくることについて目を向けることができました。章によってはグラフやイラストがとても効果的に使用してあり、とても役に立ちました。
また日系人研究の位置づけ、今後の研究課題についての章もあり、日系人に興味をもっている人にはお勧めです。しかし、日系人に対しての基本書ではないので言葉は少しかたく、内容も概説ではありません。そのため初めて日系人についての研究書を読む方には少し難しく感じるかもしれません。
巻末には索引があるためとても重宝しました。




アメリカの人間社会―社会学の眼
販売元: 新泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカの「繁栄」を問う (経済理論学会年報)
販売元: 青木書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカの反知性主義
販売元: みすず書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

恥ずかしながら、購入して、原著の発行年を見てたまげた。1963年!「何かの間違い?」ではなかった。それほど、年月を感じさせない著作である。ひとつは、現在のアメリカ・ブッシュ政権を支える「草の根保守主義」のルーツというか本質を、見事に描き出している点がある。レーガン政権や現ブッシュ政権を支える「草の根保守」というのは、公民権運動やフェミニズムなどのリベラル化への反発や、『アメリカン・マインドの終焉』あたりの感化と思っていたが、本書によって、それがある意味で建国以来の「反知性主義」と呼ぶべきものであることを学んだ。考えてみれば、アメリカ建国の理念のひとつは、ヨーロッパ的なヒエラルキー社会の否定であっただろうし、自由とともに平等の観念は、アメリカという国家の根幹なのである。そうした立場からすれば、知性だの、知識人だのは、うさんくさい存在ということになる。ところが、現実のアメリカは、そう単純ではない。一面的であることを承知でいえば、ノーベル賞受賞者数を考えても、この国が知性を敵視して凡庸をよしとしているとはとても思えない。現在のアメリカはかなりおかしいとは思うが、それでも、故サイードやチョムスキーをはじめとする、知性にまみれたような知識人も大勢いる。この複雑さがアメリカなのであり、本書は、その点を歴史的に描き出してくれている。すごい著作であると思うし、また、訳者の碩学を賞賛したい。




アメリカの悲劇―JOHN F.KENNEDY JR. & CAROLYN
販売元: 芳賀書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカのヒスパニック=ラティーノ社会を知るための55章 (エリア・スタディーズ)
販売元: 明石書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)


 人口でアフリカ系を抜いて米国最大のマイノリティとなったヒスパニック系の人々の政治・文化・歴史など55項目に渡って概観できる一冊。明石書店のエリア・スタディーズ叢書はスペイン編・フィリピン編・インド編・バングラデシュ編・ブラジル編・中米編などを読んできましたが、今回のアメリカのヒスパニック編は類書が全くといってよいほどない中で大いに期待をもって手にしました。その期待を裏切らない仕上がりに大いに満足しています。

 アメリカのヒスパニック社会を見るために必要な視点として、本書はスペイン植民地時代のラテンアメリカとアメリカ合衆国の過酷で理不尽な確執の歴史に15章を充てています。キューバ、プエルトリコ、ドミニカ、エルサルバドル、ニカラグアといった中米国と米国との関係史で浮かび上がるのは、アメリカの過大で恣意的な内政干渉の数々です。援助の名のもとに軍事力と経済力を各国に惜しげもなく注ぎ込み、親米である限りは独裁政権もやむを得ずという態度は、アメリカの中東政策でもなんら変わるところがありません。歴史から学ぶということはないのかと暗澹たる思いがします。

 米国内のヒスパニックが一枚岩ではないという指摘は興味深く読みました。概してメキシコ系は教育程度が低く、一方でキューバ系は経済・教育ともにレベルが高い人が多いとのこと。

 とはいえ本書は、今後とも人口だけでなく高学歴のヒスパニックが増えることを予想し、概して教育水準の高い者ほど投票率が高いというデータをあげて、今後ヒスパニック系がアメリカの政治を大きく左右することを予測しています。その点からも私たち日本人がヒスパニック系社会の動向に注目することは重要といえるでしょう。

 39章から50章までは映画という卑近なテーマを選び、銀幕に写るヒスパニック系の人と社会を見つめています。一般読者向けの書としてなかなか憎い演出だと感じました。




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ